鍼で感染症が起こるのか。安全性について
こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴や実績について
こちらのブログでは鍼で起こる感染症のリスクについてご紹介しております。
→感染症のリスクについてご相談はこちら
目次
鍼で感染症は起こるのか
鍼は直接体内に刺入するため、感染症を起こす可能性はゼロではございません。
しかし、現代の鍼治療では感染症対策がしっかりと行われているため、感染症を引き起こすことほとんどございませんのでご安心くださいませ。
なぜ鍼治療で感染症を起こす可能性があるのか
鍼の施術によって感染症を起こす要因となるのは【菌やウイルスが付着している鍼を体内へ刺入すること】【鍼の使い回しによって感染症を持つ患者様から別の患者様に移してしまうこと】の2点が考えられます。
特に昔の鍼治療では、滅菌を行う技術がないことや鍼の使い回しによって患者様から別の患者様へ消毒などをせずに鍼を使用していたため、鍼治療が感染症を広げる要因なっていたと考えられます。
現在では鍼が作られるところから患者様に鍼を刺入するまで、滅菌・消毒が徹底されるようになっております。
現代の鍼治療で感染症のリスクが低い理由について
現代の鍼治療では【滅菌された鍼】を【1人の患者様のみ】使用することが主流となっておりますので、感染症のリスクはかなり低下しております。
現代の鍼治療では感染症対策として【滅菌処理された鍼を使い、手指・施術箇所を消毒して鍼治療を行うこと】【使い捨ての鍼を使用し、別の患者様への使い回しをしないこと】が主流となって鍼灸師は施術を行っております。
使用する鍼は作成されてから鍼灸師の手に届くまで無菌状態でパッキングされており、清潔な状態で鍼を使用することができるのも感染症のリスクの低下に大きな要因の1つです。
また、施術者に関しましても手指洗浄・消毒が徹底されております。
上記の要因から現代の針治療では感染症のリスクの低い徹底された環境下で治療を行うため、感染症のリスクは低いと考えられております。
使用後の鍼の処理方法について
使用後の鍼の処理方法は【使い捨て鍼】と【再利用が可能な鍼】とで異なります。
【使い捨て鍼】の場合は、自治体や専門の業者によって感染性廃棄物(鋭利物)として処理されております。使用後の針が他の鍼灸院や患者様に再利用されることはございませんのでご安心くださいませ。
一方で【再利用が可能な鍼】の場合は、高圧蒸気滅菌装置などで滅菌処理をした後、別の患者様に鍼を使用しております。
【使い捨て鍼】と【再利用が可能な鍼】の安全性について、詳しくは別のブログでご紹介しておりますのでご参照いただけますと幸いです。
→鍼灸の鍼は使い回し?使い捨て?
当鍼灸院で行っている感染症の対策方法について
当鍼灸院では感染症の対策としてすべての鍼治療で【使い捨て鍼】のみを使用しております。滅菌処理をして鍼を使い回すことは一切ございません。
また、手の洗浄や手指消毒・患者様の皮膚面の消毒等に関してはWHOのガイドラインに沿った方法で行っております。
全ての患者様が安心して施術を受けて頂けるよう、細心の注意を払った施術を心がけておりますのでお任せくださいませ。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【鍼で感染症が起こるのか。安全性について】ご紹介しております。
鍼の施術で感染症を起こす可能性はゼロではございません。
鍼は直接体内に刺入するため感染症を起こすリスクはございますが、現代の鍼治療では感染症対策がしっかり行われているため鍼によって感染症を引き起こすことはほとんどございません。
鍼治療で感染症を引き起こす要因として、①菌やウイルスが付着している鍼を体内へ刺入すること。②鍼の使い回しによって感染症を持つ患者様から別の患者様に移してしまうこと。以上の2点から感染症を引き起こすリスクが考えられます。
しかし、現代の鍼治療では【滅菌された鍼】を【1人の患者様のみ】使用しておりますため感染症のリスクがかなり低くなっております。
鍼を作成する工場から施術者まで滅菌・消毒を徹底しているため感染症のリスクが低下するようになりました。
特に、現代で使用される鍼は【使い捨て】が多く使用されております。患者様に使い回しがなく、処理方法についても専門の業者によって処理されておりますので安心して受けていただくことができるようになりました。
当鍼灸院でもすべての治療において【使い捨ての鍼】を使用しており、使い回しを行うことはございません。
鍼治療を安全に受けたい方や初めて鍼灸治療を体験してみたい方、その他にも気になる点やご不明点がございます際にはお気軽にご相談くださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸
この記事を書いた人
あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長