所沢市小手指町にお住まいの20代男性の患者様からご相談いただきました。
社会人野球チームにて投手として活躍されている患者様で、野球肩にお悩みでご来院頂きました。
過去に野球肩になったことがあるとのことで、日頃はご自宅近くの整形外科でのリハビリと接骨院での電気治療を週に2度、通院してコンディショニングを整えていたそうです。

これまではリハビリと電気治療のみで肩の痛みは無くプレーができていたそうですが、都市対抗野球の予選での連戦が続いたことで野球肩を再発してしまったそうです。
野球肩の症状では投球が難しく、早くなんとかしたいとのことで同じチームで野球をプレイしているチームメイトの方から鍼灸治療をおすすめされて、当マッサージ鍼灸院へご来院頂きました。誠にありがとうございます。

当マッサージ鍼灸院ではまず、問診と検査を行い野球肩の根本的な原因を特定していたしました。
今回の患者様は投手での連日の投球によって肩に大きな負担がかかっておりました。また、疲れがかなり残っておりましたので疲労物質や老廃物が蓄積された中での投球となってしまい、肩の関節で炎症が生じて野球肩が発症しておりました。野球の投手で野球肩を発症する原因として、とても多いケースであります。

当マッサージ鍼灸院では今回の強い炎症が生じた野球肩の症状の場合、鍼灸治療を特におすすめしております。
鍼灸治療で用いる鍼には、炎症が起こっている患部に直接アプローチすることで抗炎症作用と鎮痛作用が働きます。
これらの効果は野球肩の原因である炎症に対して早期改善・解消する効果が大いに期待できます。

また、鍼治療にお灸を組み合わせて治療を行うことで血液循環の促進と血管拡張作用によって肩に蓄積された疲労物質や老廃物が排出されます。回復機能を持つ血液が患部に大量に行き渡るため、疲労回復に繋がります。
手技や電気治療での施術は今回のような野球肩の原因となる炎症に対して摩擦や刺激によって、症状を悪化させる恐れがありますのでおすすめできません。

当マッサージ鍼灸院では今回ご相談頂きました野球肩の痛みでお悩みの患者様に野球肩の患部に対して手技による施術は一切行わず、鍼灸治療でご対応させていただきました。
施術後には「肩の痛み、疲労が無くなりました。動きもスムーズで肩回しやすくなりました！」と効果を実感して頂くことができました。

今では2週間に1度コンディショニング調整・メンテナンスとして当マッサージ鍼灸院に通っていただいております。
治療を続けていただくことで今では野球肩の痛みはなく、試合の次の日に疲労が残りづらくなったおかげで連日の試合でもパフォーマンスが落ちることがなくプレーができていると嬉しいご報告を頂いております。