スマホ肘への鍼灸治療について
こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷です。→熊谷陸の経歴・実績はこちら
こちらのブログではスマホ肘による肘の痛みの原因や効果のあるツボや鍼灸治療についてご紹介しております。
所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では、スマホ肘による肘の痛みを改善する施術に力を入れております。所沢・小手指周辺でスマホ肘でお悩みの際には、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
→スマホ肘による肘の痛みについてご相談はこちら
目次
スマホ肘とは?
スマホ肘とは、長時間のスマホの使用によって肘の内側・外側に痛みや違和感が起こる肘の障害・症状のことです。
スマホの普及によって、長時間のスマホが原因で肘を痛める人が増えたことから『スマホ肘』と呼ばれるようになったと言われています。
スマホ肘の正式名称は内側に痛みがある場合【上腕骨内側上顆炎】、外側に痛みがある場合は【上腕骨外側上顆炎】と分類されます。
これはスポーツでも起こる疾患ですが、日常生活で長時間のスマホの使用することでも起こることがございます。
スマホ肘の原因とは?
スマホ肘の原因は、長時間スマホを使用することによる筋肉の緊張と炎症が考えられます。長時間のスマホの使用によって指や手首を動かす筋肉に負担がかかり続けることで筋肉が過緊張したり炎症を引き起こすことがございます。
なぜスマホを使用して肘を痛めるの?と思われるかもしれませんが、指や手首を動かす筋肉のほとんどが肘の骨に付着しています。
そのため手・手首の使いすぎや腕の筋肉の緊張状態が続くことで、骨と筋肉が付着している肘の関節部分に過剰な負担がかかり、筋肉や骨に炎症を引き起こしてスマホ肘の症状が引き起こされます。
スマホ肘の症状とは?
スマホ肘の主な症状は、肘の痛み・しびれ・指先や手首の症状(指のしびれや手首の痛み)がございます。
スマホを持つことで指や手首を働かせるための筋肉が緊張が起こり肘に負担がかかるため筋肉の炎症や神経の圧迫によって上記のような症状が引き起こされます。
スマホ肘は肘の内側・外側どちらも発症する可能性がございますが、肘の内側でも外側でも発症原因は変わらないため症状も同じ症状が起こります。
スマホ肘におすすめのツボマッサージをご紹介!
スマホ肘の症状を軽減・緩和するためにおすすめのツボをご紹介させていただきます。
スマホ肘で内側・外側どちらに痛みが生じているかによっておすすめのツボが変わります。それぞれ分けてご紹介いたしますのでご参考になりますと幸いです。
ご自身でも簡単にできるツボマッサージですのでぜひお試しいただければと思います。
内側のスマホ肘ツボ①:少海(しょうかい)
【効果】少海のツボを刺激することで指から肘に繋がる筋肉の緊張を緩和することができます。肘の内側に痛みやしびれがある方にはおすすめのツボとなります。
【位置】肘の内側で、手のひらを上にして肘を曲げた際にできるしわの先端部分がツボの位置になります。
【マッサージのやり方】少海のマッサージ方法は、肘の痛みやしびれがある手とは反対の手の親指でツボを捉えます。ツボを捉えることができましたら、痛気持ちいい程度の力で圧を加えていきます。圧を加えたまま、5秒間圧をキープして手を離します。これを5回ほど繰り返していただくと少海のツボの効果が発揮されます。
症状によってはマッサージが逆効果となり悪化する恐れがございますので痛みが増した。しびれ強くなった。といったことがあればツボマッサージは控えてください。
内側のスマホ肘ツボ②:郄門(げきもん)
【効果】郄門のツボの位置にはスマホを持つ際に力が入る筋肉(橈側手根屈筋)があるためツボをマッサージすると筋肉の緊張を緩和することができます。加えて、精神的ストレスの軽減効果がございますので、動悸や仕事のイライラの改善にもおすすめのツボになります。
【位置】前腕の内側で、手首と肘のちょうど真ん中がツボの位置になります。
【マッサージのやり方】郄門のマッサージ方法は、症状のある腕とは反対の手の親指でツボを捉えます。痛気持ちいい程度の力で圧を加えていただくことができましたら、圧を加えたまま症状のある腕の手首を前・後ろと前後に動かしてください。
そうすることで筋肉の緊張をより効果的に緩和することができます。
外側のスマホ肘ツボ①:曲池(きょくち)
【効果】曲池のツボの位置には手首を固定する筋肉(長橈側手根伸筋・短橈側手根伸筋)があるためマッサージをすることで筋肉の緊張を緩和することができます。
【位置】肘の外側、手のひらを上にして肘を曲げた際にできるしわの先端部分が曲池というツボになります。
【マッサージのやり方】曲池のマッサージ方法は、症状のある腕とは反対の手の親指で痛気持ちいい程度の力で圧を加えていきます。圧を加えたまま、5秒間キープして手を離します。これを5回ほど繰り返していただくと曲池のツボの効果が発揮されます。
スマホ肘の症状によってはマッサージが逆効果となる恐れがあります。痛みやしびれが増した際にはツボマッサージは控えてください。
外側のスマホ肘ツボ②:手三里(てさんり)
【効果】手三里のツボを刺激することで手の疲れが手や腕全体の血行が良くなり、手の疲れや疲労を改善・解消する効果がございます。また、肩こりにも効果があり非常に万能なツボですので大変おすすめのツボとなります。
【位置】肘の外側、手のひらを上にして肘を曲げた際にできるしわから指3本分手首側に手三里というツボになります。
【マッサージのやり方】手三里のマッサージ方法は、症状のある腕とは反対の手の親指で手三里のツボをマッサージしていきます。痛気持ちいい程度の圧でマッサージを行い、5秒間圧を加えて手を離す。これを5回ほど繰り返していただくと手三里のツボの効果が発揮されます。
マッサージでは治らないスマホ肘の治療法とは?
マッサージでは治らないスマホ肘の治療法として当院では鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療をおすすめしております。
スマホ肘の主な原因は筋肉や関節部での炎症、筋肉の緊張であることが多い傾向にございます。
鍼灸治療には炎症を抑える効果と筋肉の緊張を緩和させる効果が期待できるため、スマホ肘の痛みやしびれ、違和感といった症状を改善・解消させることができます。
下記ではスマホ肘に対して鍼灸治療はなぜおすすめなのか。詳しくご説明させていただいておりますのでご参考までにご覧いただけますと幸いです。
【鍼治療で炎症を抑える】
鍼治療には、抗炎症作用の効果がございます。スマホ肘による痛みやしびれといった症状が起こっている箇所に針を刺すことで抗炎症作用が働き、スマホ肘の症状の原因である炎症を抑える効果がこざいます。
抗炎症作用とは、炎症を起こしている肘の筋肉や関節の周辺に鍼で微細な傷を与えることで、体内の免疫反応が起こり炎症を抑制する効果が働くことです。
スマホ肘は長時間のスマホ使用によって負担のかかる筋肉や関節が炎症を起こしている傾向にございます。
炎症を引き起こした箇所にマッサージや整体といった手技療法による施術では摩擦や刺激の強さによって悪化させてしまう恐れがございますが、鍼治療には抗炎症作用があるため炎症を起こしているスマホ肘にも治療が可能です。
炎症をそのままにしておくと運動制限や関節の損傷を招く恐れがございますのでお早めにご相談くださいませ。
【鍼治療とお灸で筋緊張の緩和】
鍼治療とお灸にはツボに対して施術を行うことで手や手首を動かす筋肉の緊張を緩和させて、スマホ肘による痛みやしびれを改善・解消する効果が期待できます。
鍼治療には長時間のスマホ使用によって緊張を起こしてる筋肉やツボに対して鍼で意図的に微細な傷を与えます。微細な傷を与えることで、体が本来持っている回復機能が働き、鍼によって意図的に傷をつけた箇所を修復するとともに筋肉の緊張も緩和する効果がございます。
お灸にはツボに行うことで温熱効果によるリラックス効果で筋肉の緊張を緩和することができます。
心地よい温度を患部に伝えることで体はリラックスし、筋肉の緊張が緩和されて血液の通りが良くなります。お灸の温熱効果は筋緊張を緩和するだけでなく、血液の通りもよくすることで疲労物質や老廃物を体外へと排出しやすくなりますので肘の違和感にも非常に効果的です。
その他にも鍼灸治療には様々な効果がございますが、スマホ肘の原因に対してしっかりアプローチすることができます。ツボに対してもツボマッサージよりも高い効果が望めますのでスマホ肘でお悩みの方はぜひ一度ご相談くださいませ。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【スマホ肘とは?ツボマッサージをご紹介】について書かせていただきました。
スマホ肘とは、長時間のスマホ使用によって肘の内側・外側に痛みや違和感が起こる肘の障害・症状のことです。
スマホの普及によって、長時間スマホを使用する人が増え、それによって肘を痛める人がいることから『スマホ肘』と呼ばれるようになっったと言われています。
スマホ肘の正式名称は内側に痛みがある場合は【上腕骨内側上顆炎】、外側に痛みがある場合は【上腕骨外側上顆炎】と分類されます。
スマホ肘の原因は、長時間スマホを使用することによる筋肉の緊張と炎症が考えられます。長時間のスマホの使用によって指や手首を動かす筋肉に負荷がかかり続けることで筋肉が過緊張したり炎症を引き起こすことがございます。
スマホ肘の症状は肘の痛み・しびれ・指先や手首の症状(指のしびれや手首の痛み)がございます。
スマホを持つことで筋肉だけでなく神経にも影響を及ぼすためしびれといった症状も引き起こされます。
スマホ肘の症状を軽減・緩和するためのツボをご紹介させていただきます。
内側に症状があるスマホ肘の場合は少海(しょうかい)・郄門(げきもん)というツボマッサージがおすすめです。
2つのツボにはスマホ肘の原因の1つである腕の内側の筋肉の緊張を緩和する効果がございます。筋肉の緊張が緩和されることでスマホ肘の症状が改善されることが期待できます。
外側に症状があるスマホ肘の場合は曲池(きょくち)・手三里(てさんり)というツボマッサージがおすすめです。
こちらのツボにはスマホ肘の原因となる筋肉の緊張を緩和する効果に加えて腕全体の疲れや疲労を改善する効果がございます。
ツボマッサージや整体でもスマホ肘が治らない方には鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療がおすすめです。
鍼灸治療にはスマホ肘の原因となる肘の炎症と筋緊張を緩和する効果がございます。鍼やお灸を使用することでツボの効果もより働かせることができるため非常におすすめの治療法となります。詳しい効果についてはブログ内でご紹介しておりますのでぜひご参照いただければと思います。
その他にも気になる点や不安な点がございます際にはお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へご相談くださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷
この記事を書いた人
あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長