顎関節症への鍼灸治療実績
こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸師の熊谷です。→熊谷陸の経歴・実績はこちら
こちらのブログでは顎関節症への鍼灸治療実績についてご紹介しております。その他にも顎関節症の原因や症状、ご自身でできるツボ押しをご紹介しておりますのでご参考になりますと幸いです。
所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では顎関節症の鍼灸治療に力を入れております。
所沢・小手指周辺で顎関節症でお悩みの方はお気軽にご相談くださいませ。
目次
鍼灸治療で顎関節症は改善できるのか
鍼灸治療によって顎関節症を改善する効果が見込めます。
鍼灸治療には顎関節症の原因となる【筋緊張の緩和】と【自律神経を整える効果】によって顎関節症の痛みや音・開口障害を改善することができます。
顎関節症(がくかんせつしょう)とは、顎関節や関節を動かしている筋肉に痛みや動きの制限が生じる疾患を言います。(参照:日本歯科医師会)
原因は様々考えられますが、主に顎関節を動かす筋緊張・歯ぎしり・心理的負担(ストレス)によって顎関節症を発症すると言われています。
そのため鍼灸治療では顎関節を動かす筋肉の緊張を緩和し、ツボを刺激することで自律神経を整え、ストレスを軽減することで顎関節症の症状を緩和することができます。
顎関節症が悪化すると口を開けるのが困難になり、日常生活でも支障をきたすことになりますのでお早めにご相談いただくことをおすすめしております。
鍼灸治療が顎関節症にもたらす効果の詳細は下記URLにてご紹介いたしております。ご参考になりますと幸いです。
顎関節症の原因とは
顎関節症の原因に考えられる主な要因は以下の7つです。
・歯ぎしり
・精神的要因(仕事や人間関係によるストレスなど)
・頬杖をつく
・片方の歯で噛む
・猫背
・うつ伏せで寝る
・特定のスポーツや職業
etc…
以上の通り、顎関節症は日常生活の習慣が原因で発症すると考えられています。(参照:公益社団法人日本口腔外科学会)
日常生活から顎関節に負担をかけることで、顎関節に関わる筋肉の障害・顎関節内の関節円板の障害・靭帯などの顎関節周囲の障害を引き起こすことに繋がります。
顎関節症の症状について
顎関節症を発症すると下記の5つの症状が見られる傾向にございます。
・口を大きく開けられない(指3本分が縦に入らない)
・口を大きく開けた時に、耳元で「カコ」「ゴリ」などの音がする
・顎の関節部に痛み(特に口を開けた際に痛い)
・口を大きく開けようとするとロッキングしてしまう(口の動きが固まる)
・硬い食べ物を噛んだ時に顎に痛みを感じる
上記の通り顎関節症の症状では主に顎関節痛(咀嚼筋痛)・開口障害・関節雑音の3つの症状が現れます。(一般社団法人日本顎関節学会)
必ずしもすべての症状が発現するわけではなく、1つの症状だけ発現することがあるため症状によっては大したことないと思いそのまま放っておく患者様もいらっしゃいます。
しかし、顎関節症を放っておくと副次的な症状として頭痛や肩こりなど別の箇所に痛みや障害を起こしますのでお早めにご相談いただくことをおすすめしております。
【狭山ヶ丘地域 20代 女性】顎関節症でお悩みのお客様の鍼灸治療実績
先日、狭山ヶ丘地域にお住まいの20代女性、顎関節症でご来院頂きました。誠にありがとうございます。
お客様は、仕事をはじめてから無意識に歯ぎしりをするようになり、気づくと口を開けた時に右顎に痛みが生じるようになったとのことでした。
ご来院頂いた際は、口を開けた時の右顎の痛み、口を閉じた状態でも右顎に違和感を感じている状態でした。
当鍼灸院では、まずは顎関節症の原因となっている箇所を特定するために問診と検査を行っております。
お客様の状態は、顎関節を形成する筋肉の1つである【咬筋(こうきん)】が過剰に緊張を起こし、硬くなっていたため開口時に痛みが誘発されている可能性が高いと判断をして施術を行いました。
まずはマッサージにて顎関節に関わる頭部・頚部等をほぐして、特に緊張が強い咬筋に対しては鍼と電気鍼(パルス)を使用して顎関節症の改善を図りました。
治療後は、口を開いた時の痛みはかなり軽減され、口を閉じている際の違和感は無くなったとお客様に効果を実感していただきました。
1回目は施術とご自身で行えるセルフケアをお伝えして終了し、2回目は1週間後にもう一度様子を伺わせていただくようにご案内致しました。
1週間後の2回目の治療では、痛みはなく口を開いた際に右顎に違和感を感じるとのことでしたので1回目と同様に施術を行うと違和感も無くなり、お客様からお喜びの声を頂戴することができました。
この度は当鍼灸院へご相談いただきまして、誠にありがとうございます。
【所沢市 50代 男性】顎関節症でお悩みのお客様の鍼灸治療実績
先日、所沢市にお住まいの50代男性、首こり・顎関節症でご来院頂きました。誠にありがとうございます。
お客様は、はじめに首こりの治療でご相談を頂いたのですが、施術をする中で「最近は顎が痛くて、顎にも鍼灸治療はできますか?」と尋ねて頂いたため顎関節症の施術も行いました。
顎の痛みはご飯を食べている際に、顎が「カコカコ」鳴ることに気がつき、その際は特に痛みがなかったため放っておくと1週間前くらいから痛みも出始めて悩んでいたそうです。
ご来院頂いた際は、口を開くと「カコッ」と小さな音が鳴るのと、口を開けて閉じてを繰り返していると時々顎に痛みが生じる状態でした。
当鍼灸院では、顎関節症の原因を特定するため問診と検査を行うと、顎関節を構成する【内側翼突筋(ないそくよくとつきん)】によって痛みが誘発されていると判断して施術を行いました。
内側翼突筋は顎を閉じる時に使う筋肉ですが、内側翼突筋が硬くなると口を開く動きを阻害するため顎関節がずれてカコッと音や痛みを誘発していたと考えられます。
まずは顎関節を形成する頭部・頚部の筋肉をほぐして、内側翼突筋には鍼治療にて硬さを改善することで顎関節症の治療を行いました。
1回目の治療で口を開く時の痛みはかなり改善されてお客様にも改善したことを実感していただくことができました。
ただし、1回の治療では口を開いた時の音は消失しなかったため1週間後再度治療を行い、顎関節への負担を減らしていくように施術を行いました。
合計4回ほど施術を行うと口を開く時の「カコッ」という小さな音も消失し、口を動かしても顎の違和感を感じることが無くなりました。
この度は当鍼灸院へご相談いただきまして、誠にありがとうございます。
顎関節症に効果のあるツボ
鍼灸治療では顎関節症の施術をする際に筋肉へのアプローチだけでなく、ツボを使って顎関節症の改善を行います。
ツボを使うことで顎の痛みの改善とともに自律神経を整え、顎関節症の原因である心理的ストレスを軽減させる効果があります。こちらのブログご紹介するツボは、ご自身でもできる手で刺激するだけで効果があるツボですのでぜひお試しください。
下関(げかん)
ツボの場所は耳の穴前にあるへこみ部分です。
頬骨のすぐ下で口を開けると盛り上がるところを痛気持ちいいくらいの強さで指圧していきます。
少し耳側へ押し込むとより効果的で、痛みに耐えれる方は押したまま口を開けたり閉じたりと動かしていくと筋肉が緩みやすいですのでぜひ、一度お試しください。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
こちらのブログでは【顎関節症への鍼灸治療実績】を紹介させていただきました。
顎関節症は、鍼灸治療による筋緊張の緩和と自律神経を整える効果によって顎関節症の痛みや音・開口障害を改善していくことができます。
顎関節症とは顎関節や関節を動かしている筋肉に痛みや動きの制限が生じる病気です。原因は様々ありますが、鍼灸治療では原因に合わせて筋肉やツボへとアプローチすることで顎関節症の痛みや症状を改善していきます。
顎関節症の原因は歯ぎしりや精神的ストレス・猫背など、日常生活の習慣によって発症すると考えらています。日常生活から顎への負担を減らすことで症状の改善は可能ですので、鍼灸治療とともに痛みの改善と根本的な原因を改善することが重要です。
また、顎関節症の症状とは疼痛・開口障害・関節雑音の3つの症状が現れます。必ずしもすべての症状が発現するわけではなく、1つの症状だけ発言することがあるため症状によっては大したことないと思いそのまま放っておく患者様がいらっしゃいます。しかし、そのまま放っておくことで顎の痛みだけでなく頭痛や肩こりなど副次的な症状が現れますのでお早めに当鍼灸治療院へご相談ください。
顎関節症への鍼灸治療で使用するツボは指で刺激を加えるだけでも効果がありますのでこちらで紹介するツボをセルフケアでお試しください。
その他に不安な点や気になることがございます際には、お気軽にお問い合わせくださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸師:熊谷
この記事を書いた人
あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長