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血を出す(刺絡・瀉血)療法とは?

血を出す(刺絡・瀉血)療法とは?詳しく説明

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸師の熊谷です。→熊谷陸の経歴・実績はこちら

こちらのブログでは血を出す(刺絡・瀉血)療法についてご紹介しております。その他にも鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療で血を出す治療はどんな効果があるのか。意図的に血を出す治療法は痛くないのか。についてもご紹介しておりますのでご参考になりますと幸いです。

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鍼灸治療で意図的に血を出すってどんな治療法?

鍼灸治療で意図的に血を出すってどんな治療法?

鍼灸治療では、血が滞っている部位から血を体外へ排出することで血液循環を促進させるために意図的に血を出す治療方法があります。

意図的に血を出す治療法を瀉血(しゃけつ)・刺絡(しらく)と言い、肩こりや腰痛・体のだるさなど体の不調に対して幅広く対応ができる治療方法です。

瀉血・刺絡で血液を出すのは体のどの部位でもいいわけではなく、患者様の不調に合わせてツボや血液循環を阻害している血の部位に針をして不要な血液を取り出すことで患者様の不調を改善していくことができます。

また、血を出す瀉血・刺絡の治療法では吸い玉(カッピング)を併用して施術を行うことがございます。吸い玉(カッピング)を併用することで毛細血管を拡張し、血液循環を阻害している余分な血を出しやすくする効果があります。

血を出しすぎるのは心配という方には、吸い玉(カッピング)は併用しないで行うこともできますので治療を受ける前に鍼灸師にお伝えすると良いかと思います。

血を出す治療法【瀉血(しゃけつ)・刺絡(しらく)】の効果とは?

血を出す瀉血・刺絡で1番重要な効果として、血液循環を阻害している血を体外へと取り去ることで血液の滞り(うっ血)が改善されるため身体が楽になります。

うっ血が改善されることで全身の血液の巡りが良くなるため、体のあらゆる不調が改善されていきます。

血液を出す瀉血・刺絡には血液循環の改善だけでなく、その他にもたくさんの治療効果があります。

①体の痛みや炎症を鎮める 
②腫れを軽減 
③免疫力の向上
④足や体のむくみ改善
⑤体のかゆみを改善 
⑥自律神経の調整

血液を出す瀉血・刺絡には特に以下の症状がある方にはおすすめです。

・慢性的な肩こりや腰痛の痛みで悩んでいる方
・アトピーなど皮膚疾患でお悩みの方
・手足が冷えやすい方
・特に診断はされてないが体のだるさや疲れが抜けない方

1回の治療ですべて改善することは難しいですが、何回か鍼灸治療を行なっていただくことで徐々に症状の改善が見込めます。

毎回の治療で必ず血を出す瀉血・刺絡を行うわけではなく、その日の患者様の状態や調子をお伺いした上で治療を行いますのでご心配なく鍼灸院へご来院ください。

血を出す鍼灸治療は痛い?

血を出す鍼灸治療は痛い?

鍼灸治療による血を出す瀉血・刺絡の治療法は痛みを伴うんじゃないかと思われますが、痛みなく治療を終えられることがほとんどです。

通常血を出す目的以外の針とは違い、少し太めの針を使いますので一見痛そうに見えますが実際受けていただくと一瞬グッと圧を感じる程度です。

もしご心配の方は一度鍼灸院へご来院いただき、診ていただいてから瀉血・刺絡を受けていただくかご判断頂いても問題ありませんのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

血を出す治療法は昔からある治療法?

血を出す瀉血・刺絡という医療方法は昔から行われていた治療法で、現代でも世界で広く施術が行われています。

本来血を抜く行為は医者でなければ行うことのできない医療行為でしたが、鍼灸師は国家資格として医者の医療行為の一部を担うことができるため瀉血・刺絡といった方法でのみ血を出す医療行為が行われるようになりました。

鍼灸師が血を出す療法を行うことは実は禁止だった?

過去に鍼灸師が瀉血・刺絡療法を使って血を出す医療行為を行うことは禁止になっていました。

明治政府の政治背景から医療の中心は東洋医学から西洋医学に変わったことで鍼灸師が行える治療法に影響が及び、鍼灸師の禁止事項として瀉血・刺絡の治療法が加わりました。瀉血・刺絡などによる血を出す医療行為は、医療の分野では外科手術の範疇に入るのでないかという疑問から禁止されたことが理由だと言われています。

しかし、昭和に入ると鍼灸師の禁止事項から瀉血(刺絡)が削除されました。
これは外科手術のような大量の血がでないことや血を出すことが目的ではなく、血液循環を改善するために行う治療法として瀉血・刺絡が必要だということが認められたことが理由だと言われています。

鍼灸師の禁止事項から削除された今では、鍼灸師の資格を取るために通う専門学校や大学でも血を出す瀉血・刺絡を授業で学ぶようになりました。

まとめ

ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。こちらの記事では【鍼灸治療で血を出す施術(刺絡・瀉血)方法とは?】を紹介させていただきました。

鍼灸治療では、血が滞っている部位から血を体外へ排出することで血液循環を促進させるために意図的に血を出す治療方法があります。
意図的に血を出す治療法を瀉血(しゃけつ)・刺絡(しらく)と言い、肩こりや腰痛・体のだるさなど体の不調に対して幅広く対応ができる治療方法です。

瀉血・刺絡で血液を出すのは体のどの部位でもいいわけではなく、患者様の不調に合わせてツボや血液循環を阻害している血の部位に針をさして不要な血液を取り出すことで患者様の不調を改善していくことができます。

血を出す瀉血・刺絡で一番重要な効果としては、血液循環を阻害している血を体外へと取り去ることで血液の滞り(うっ血)が改善されるため身体が楽になります。うっ血が改善されることで全身の血液の巡りが良くなるため、体のあらゆる不調が改善されていきます。

血液を出す瀉血・刺絡は肩こりや腰痛など慢性症状・アトピーなどによる皮膚疾患・手足が冷えやすい方・特に診断はされないが体のだるさや疲れが抜けないなどといった症状がある方におすすめしております。
他にも効果については記事の中で詳しくご紹介しておりますのでご覧ください。

血液を出す瀉血・刺絡の治療は痛みもなく受けていただくことができます。もともと古くから治療法はあり、医療行為の一部として行われておりますのでご安心ください。
不安な方や気になることがございます際には、【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】にお気軽にお問合せくださいませ。

【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸師:熊谷

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