お仕事中に重たい荷物を持ち上げた際に腰を痛めてしまった、30代の男性のお客様のケースをご紹介いたします。
初回のご来院時には強い痛みで動けず、日常生活に大きな支障が出ているとのことでしたが、鍼灸治療による初期対応と原因に合わせた施術により、痛みが軽減して動けるまでに改善しました。
お客様からは「ひとまず痛みが緩和されればと思っておりましたが、痛みが少なくなって歩けるまでに回復しました!」とお喜びと驚きの声を頂戴しました。
現在は月に1度の頻度でご来院いただき、マッサージやストレッチ、ぎっくり腰の再発防止を目的としたセルフケアや姿勢改善を行っております。
ぎっくり腰は早く治したい。と思うほど辛い症状ですが、状態に合わせた的確な施術を行うことで短期間での改善が可能です。
以下では、実際の施術の流れや改善の経過について、詳しくご紹介していきます。
■来院時の状態
初めてご来院いただいた際は、歩くたびに腰に響く強い痛みがございました。
座る・横になる等の姿勢の変化でも激痛が生じるため、日常生活に支障が出ている状態でした。
■原因の特定と施術方針
ぎっくり腰には人それぞれ異なる原因があるため、しっかりと問診や検査を行います。
今回のケースでは、骨盤の後ろにある「仙腸関節」の炎症と過緊張が原因と判断致しました。
仙腸関節とは上半身の体重を支える重要な関節です。
中腰で重い荷物を持ち上げようとした際、体の重心がずれて関節に大きな負担がかかり、炎症が起こったと考えられます。
■鍼灸治療での初期対応
ご来院された際には、強い炎症反応が見られたため、マッサージは行わず鍼とお灸を中心とした施術で痛みの軽減を図りました。
痛みの強い初期段階では鍼灸治療で患部の炎症を抑えることで、ぎっくり腰での強い痛みを軽減することができます。
1回目の施術後には痛みが減少したことを実感していただくことができました。
■2回目以降の施術と経過
2日後にご来院いただき、炎症が落ち着いていたため鍼灸とマッサージを組み合わせた施術を行いました。
鍼灸治療には仙腸関節の周りに位置する深部の筋肉に直接アプローチをすることで、炎症を抑える効果や筋肉の緊張を和らげる働きがございます。
一方のマッサージには筋肉の柔軟性を高めることや仙腸関節の安定性を改善する働きがございます。
状態の回復にあわせた鍼灸治療とマッサージを組み合わせることで、痛みの改善だけではなく、ぎっくり腰の悪化・再発予防まで行うことができます。
■再発防止に向けたケア
60%と再発率の高いぎっくり腰を繰り返さないために、当鍼灸院では痛みの改善に加えて再発予防のケアや姿勢改善にも力を入れております。
腰部や股関節周辺の可動域を広げる施術に加えて、ご自宅でのストレッチ方法や姿勢の注意点などもお伝えしております。
ご自身で行えるセルフケアを取り入れていただくことで、腰周りの筋肉の柔軟性が保たれて、仙腸関節への負担がかかりにくい状態を維持することができます。
再発防止のために月に1回のペースでご来院いただき、メンテナンスの治療を継続していただいております。





