鍼治療後の頭痛の悪化について

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸師の熊谷です。→熊谷陸の経歴・実績はこちら

こちらの記事では、頭痛でお悩みの患者様が鍼灸(はりきゅう・しんきゅう)治療後により頭痛が悪化したというケースがございましたので、悪化した原因とその理由をご紹介していきます。

所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では頭痛でお悩みの患者様へ鍼灸治療での施術を行なっております。鍼灸治療を受ける際のご不安な点や気になる点が少しでも解消されますと幸いです。

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鍼灸治療後に頭痛が悪化？鍼灸治療による瞑眩・好転反応

鍼灸治療後に頭痛が悪化することや、体のだるさや発熱・かゆみ・吐き気などの症状が起きることがございます。実はこの症状は瞑眩(めんげん)・好転反応(こうてんはんのう)と呼ばれる、体がより良い状態に向かおうとしているサインなんです。

鍼灸(はりきゅう・しんきゅう)だけでなくマッサージでも起こりうることですが、施術を行うことで硬まっていた筋肉は柔らかくなり、体の血液循環が急に良くなることで新陳代謝(しんちんたいしゃ)が回復します。こうした急な変化に体がついていかず、さまざまな不快症状が現れることを瞑眩・好転反応と呼びます。

つまり、瞑眩・好転反応は体がより良い状態に向かおうとしているサインです。
実際こういった瞑眩(めんげん)・好転反応(こうてんはんのう)は変化に体が馴染めば落ち着いていくので、鍼灸治療後に頭痛が悪化は施術後大体2、3日で改善すると言われています。

好転反応が出たほうが、根本的に治ることが多い

好転反応は【リンパや血液の循環が活発になっている】【溜まった有害物質が排出される】【細胞が活性化されている証拠】です。そのため好転反応が出た方が根本的に治ることが多く、鍼灸治療が成功したという証拠でもあります。

頭痛の鍼灸治療では、締め付けられている神経や筋肉の圧迫を取り除く施術の際に鍼灸治療後に頭痛が悪化する好転反応が出やすいケースが多いです。深い鍼で根本的な治療ですので、1回の鍼灸治療でスッキリと治ってしまうことも多いです。

私も足が疲れているときに鍼灸治療を施しますが、治療後1～2時間程度は足がだるく感じることがございます。ただ、その後はスッキリして足の疲れが一切なくなります。これも好転反応の１つです。
好転反応のことで、ご不安な方はお気軽にご相談ください。

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好転反応による頭痛の症状の際には安静が一番！対処法は？

好転反応によって鍼灸治療後に頭痛が悪化する症状が出た際には、体が慣れるためにも水分をしっかりとって安静にすることが一番です。

激しい運動をしないようであれば、従来通りの生活を続けていただいて大丈夫です。
軽いストレッチを行うと血行を改善する働きを助けるので、好転反応による頭痛は早めに改善するかもしれません。

鍼灸治療後に気を付けること

・飲酒
・長風呂
・鎮痛剤(ちんつうざい)の服用
・激しい運動

好転反応が出ている際のアルコール摂取は内臓に負担をかけるため組織の回復が遅れるため、おすすめはできません。

長風呂は鍼灸治療によって血液循環が良くなっている上、お風呂の温かさで血液循環がさらに促進(そくしん)されるため、好転反応の症状がより強くなることがあります。

鎮痛剤(ちんつうざい)の服用をしますと神経の自然な働きが妨げられ、好転反応を長引かせることに繋がります。ご注意ください。

まとめ

ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。今回は【鍼灸治療後の頭痛の悪化】についてご紹介させていただきました。

鍼灸治療後に頭痛が悪化したと感じられることがございますが、瞑眩・好転反応という体が改善に向かっている症状の１つですのでご安心くださいませ。

鍼灸治療のメリットはマッサージでは届かない深部の治療を行うことです。今まで刺激が入ったことのない部位に鍼を刺すため、瞑眩(めんげん)・好転反応(こうてんはんのう)といわれる症状が出やすいことが特徴に挙げられます。

普段の頭痛でお悩みの方からすると頭痛が悪化した場合「鍼灸は効果がない」「鍼灸治療は頭痛が悪化する」などマイナスなイメージを持ってしまうかもしれませんが、頭痛の改善へと体が変化していっているためむしろプラスの働きが起きております。ぜひ、1度で終わらず継続して鍼灸治療を受けていくことをお勧めしております。好転反応が1～2週間続くようであればご相談ください。

頭痛をはじめとするお体のお悩みがございました際には、お気軽にお声かけくださいませ。

【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸師：熊谷