帯状疱疹での神経痛への鍼灸治療について
こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷です。→熊谷陸の経歴・実績についてはこちら
こちらのブログでは帯状疱疹での神経痛への鍼灸治療についてご紹介しております。
所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では帯状疱疹による神経痛の施術に力を入れております。所沢・小手指周辺で帯状疱疹の辛い症状にお悩みの方はお気軽にご相談くださいませ。
→帯状疱疹での神経痛の治療法についてご相談はこちら
目次
帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは
帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは、水痘ウイルス(幼少期にかかりやすい水ぼうそう)に感染した後に発症するウイルス性の疾患です。
水痘ウイルスは、一度水ぼうそうを発症した方が体内に保有しているウイルスで、水ぼうそうを完治した後も水痘ウイルスが体内に潜伏している状態が続きます。
水痘ウイルスが体内に潜伏していることで、仕事の疲れや睡眠不足などによって体の免疫力が下がることで水痘ウイルスが一時的に増殖し、帯状疱疹となって体に症状が現れます。
帯状疱疹の症状とは
帯状疱疹の主な症状は体の左右どちらかに神経痛の痛み、かゆみ、発疹、水ぶくれ(水疱)、発熱が見られます。
帯状疱疹は神経に沿って症状が起こり、神経には大きい・小さい箇所がございますので帯状疱疹を発症する箇所によっては広範囲に症状が現れることがございます。その症状の多くは上半身に現れ、顔に帯状疱疹を患うこともございます。
帯状疱疹の症状の強さは患者様によって様々です。患者様によっては日常生活を過ごすのも辛いほど帯状疱疹の症状が強く現れる方もおり、重症化すると入院をするケースもございます。
場合によっては帯状疱疹が治った後も、帯状疱疹後神経痛となって痛みやかゆみだけ残ることもございますのでお早めに治療院へご相談いただくことをおすすめします。
→帯状疱疹後神経痛とは?
帯状疱疹による神経痛の原因は
帯状疱疹によって神経痛が起こる主な原因は水痘ウイルスが神経組織で再活性化することで神経が傷ついてしまい、神経の過剰な興奮や痛みを抑制する経路の障害が起こるため神経痛が起こります。
水痘ウイルスは水ぼうそう(水痘)に関した際に体内に侵入し、免疫系によってウイルスの動きが制御されます。しかし、ウイルスは完全には消失せずに感染が抑えられた状態で神経組織に潜伏します。
年を重ねたり、体の疲れやストレスなどによって免疫機能が低下すると潜伏していた水痘ウイルスが再活性化(ウイルスが増殖しやすい状態)しやすくなります。ウイルスが再活性化することで神経組織が傷つけられ、神経が炎症を起こしたり過剰反応を起こしてしまうことで神経痛が引き起こされます。
つまり、帯状疱疹を発症しないためには日常生活での疲れやストレスを溜めないように免疫力を高めておくことが重要です。
帯状疱疹による神経痛への鍼灸治療の効果とは
帯状疱疹による神経痛への鍼灸治療の効果には抗炎症作用・鎮痛作用・自然治癒力の向上・免疫力の向上の4つの効果が期待できます。
帯状疱疹によって神経痛が起こる原因は、神経の炎症・興奮、神経の損傷、免疫力の低下がございますので原因に対して効果のある鍼灸治療は大変おすすめな治療法となります。
詳しい鍼灸治療の効果については下記でご紹介させていただきます。
【抗炎症作用】
鍼灸治療の鍼治療には、抗炎症作用と呼ばれる帯状疱疹のウイルスによって起こる神経の炎症を改善・解消する効果が見込めます。
鍼治療では、水痘ウイルスによって炎症を起こしている神経の周辺に鍼を刺します。鍼を刺すと鍼によって傷ついた組織を治すための体の免疫反応が起こり、鍼の傷と共に神経の炎症を抑える抗炎症作用を働かせることができます。
その結果、鍼の傷を治癒と共に神経の炎症が改善されて神経痛の症状が改善・解消することができます。
【鎮痛作用】
鍼灸治療には、患部周辺に鍼を刺すことで体に備わっている鎮痛作用が働き、神経痛による痛みの緩和を図ることができます。
帯状疱疹による神経痛がある箇所に鍼で直接刺激を加えることで鍼の刺激が脳へと伝わり、痛みや神経の興奮を抑える働きを持つ鎮痛物質(モルヒネ様物質と呼ばれるホルモンの一種)を活性化させることができます。
鍼治療によって活性化される鎮痛物質は帯状疱疹による神経痛に対しても効果が十分見込めるためおすすめをしております。
まずは、帯状疱疹による神経痛の症状を抑えることで生活習慣が整い、精神的なストレスや疲れも緩和されますのでご相談くださいませ。
【自然治癒力の向上】
鍼灸治療には鍼とお灸を患部へ使用することで自然治癒力を向上させる効果が期待できます。自然治癒力が向上することで水痘ウイルスによって傷ついた神経を修復させる効果が期待できるため帯状疱疹による神経痛の早期改善・解消効果が期待できます。
自然治癒力とは体が病気や傷などに対して自らの力で回復しようとする生態の本来の能力のことです。
鍼には傷ついた神経の周辺に施術を行うことで、神経の周辺組織に微細な傷を与えます。神経の周辺組織に微細な傷を与えることで体が持つ自然治癒力が鍼による微細な傷を治そうと集中して働くため、鍼の傷と共に神経を修復する効果が期待できます。
加えて、鍼周辺にお灸を行うことで温熱効果が働き、血液循環の促進と血管拡張作用が働きます。血液循環の促進と血管拡張作用によって神経を修復するために必要な酸素と栄養を多く含んだ血液が送られやすくなります。その結果、自然治癒力の効果をさらに促進させることがお灸にはできるため大変おすすめの治療法となります。
【免疫力の向上】
鍼灸治療には、血液循環を促進する効果によって免疫力を向上させることができます。
鍼とお灸によって血液循環を促進すると全身に血液が行き届きやすくなり、血液中の免疫細胞である白血球の働きが活発になるため体の免疫力を向上することができます。
帯状疱疹の発症原因は免疫力の低下が関係していると言われています。そのため低下してしまっている免疫力を向上させることで帯状疱疹の改善・解消に導く効果が期待できます。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【神経痛(帯状疱疹)への鍼灸治療は効果ある?】についてご紹介させていただきました。
そもそも帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは、水痘ウイルスに感染した後に発症するウイルス性の疾患です。
水痘ウイルスは、一度水ぼうそうを発症した方が体内に保有しているウイルスのことで、水ぼうそうを完治した後も水痘ウイルスが体内に潜伏している状態が続きます。
水痘ウイルスが体内に潜伏していることで仕事の疲れやストレスによって体の免疫力が低下することで水痘ウイルスが一時的に増殖し、帯状疱疹となって体に症状が現れます。
帯状疱疹の主な症状は、体の左右どちらかに神経痛の痛み・かゆみ・発疹・水ぶくれ(水疱)・発熱が見られます。
患者様によって帯状疱疹の重症度は変わりますが、日常生活に支障をきたすほどの症状にお悩みの方もいらっしゃいます。
帯状疱疹による神経痛の主な原因は、水痘ウイルスが神経組織で再活性化することで神経が傷つけられてしまい、神経の過剰な興奮や痛みを抑制する経路の障害が起こるため神経痛が起こります。
水痘ウイルスが体内に潜伏しているため免疫力が低下しないように予防していくことが重要です。
帯状疱疹による神経痛への鍼灸治療の主な効果は、抗炎症作用・鎮痛作用・自然治癒力の向上・免疫力の向上の4つの効果が期待できます。
帯状疱疹によって神経痛が起こる原因は、神経の炎症・興奮、神経の損傷、免疫力の低下がございますので原因に対して効果のある鍼灸治療は大変おすすめな治療法となります。
詳しい効果についてはブログ内でご紹介しておりますのでぜひご覧いただけますと幸いです。
その他に気になる点や不安な点がございます際にはお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へご相談くださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷
この記事を書いた人
あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長