坐骨神経痛への鍼灸治療について

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸師の熊谷です。→熊谷陸の経歴・実績はこちら

こちらのブログでは坐骨神経痛への鍼灸治療についてご紹介しております。

所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では坐骨神経痛への鍼灸治療に力を入れております。所沢・小手指周辺で坐骨神経痛による神経痛でお悩みの方はお気軽にご相談くださいませ。

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鍼灸治療で坐骨神経痛を改善できるのか

鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療には様々な効果があり、坐骨神経痛の症状に対しても改善・解消する効果が見込めます。

坐骨神経痛の主な原因は腰椎椎間板ヘルニアや梨状筋症候群といった骨や関節、筋肉の影響によって神経が圧迫・炎症をきたすことで症状が現れる傾向にございます。

鍼灸治療では坐骨神経痛の原因となる神経の圧迫や炎症に対して、炎症を抑える抗炎症作用や神経を圧迫している筋肉の緊張を緩和する効果があるため坐骨神経痛の改善・解消が見込めます。

その他にも鍼灸治療には様々な効果があり、坐骨神経痛を改善する上で大変おすすめな治療法となります。

鍼灸治療による坐骨神経痛への効果について詳しくは下記でご紹介させていただきます。

坐骨神経痛に対する鍼灸治療の効果

坐骨神経痛に対する鍼灸治療の効果は主に、抗炎症作用・深部の筋緊張の緩和・鎮痛作用の3つがございます。

3つの効果は、坐骨神経の原因となる神経の炎症や梨状筋症候群といった筋肉の圧迫によって起こる坐骨神経痛の症状に対して根本の原因から改善することができます。

抗炎症作用

鍼灸治療には、坐骨神経付近に鍼とお灸を行うことで坐骨神経痛の原因の1つである神経の炎症を抑えることができます。

坐骨神経痛を初めとする痛みの原因の1つに炎症と呼ばれる体の反応がございます。組織の炎症が起こることで痛みが誘発されて、神経痛や痺れといった症状が現れます。

鍼灸治療には組織に起こる炎症を抑える抗炎症作用という働きがございます。鍼によって微細な傷を患部に与えることで体の免疫反応が働き、炎症を抑えることができます。

炎症は坐骨神経痛の原因の1つとなるため鍼灸治療によって炎症を抑えることで神経痛や痺れといった症状を改善・解消する効果が期待できます。

深部の筋緊張を緩和

鍼灸治療で深部の筋緊張の緩和をし、神経の圧迫を取り除くことで坐骨神経痛の痛みやしびれの症状を改善・解消する効果が期待できます。

坐骨神経痛の原因の1つとして、坐骨神経を筋肉が圧迫してしまっていることが考えられます。

坐骨神経は腰から臀部を通り、下肢まで通っている人体の中でも特に長い神経です。そのため坐骨神経は腰・臀部・下肢を通る中のどこかで筋肉や関節といった別の組織から影響を受ける箇所が多くございます。
特に臀部には梨状筋(りじょうきん)と呼ばれる筋肉があり、梨状筋の位置関係によって坐骨神経を非常に圧迫しやすい深部の筋肉が存在します。

日常生活での姿勢やお仕事による影響などによって梨状筋が緊張を起こし、坐骨神経を圧迫してしまうと坐骨神経痛が起こるため症状の改善には梨状筋への施術も非常に重要となります。

梨状筋は臀部の中でも特に深部の筋肉に分類され、整体やマッサージによる手技療法では表層のからのアプローチとなるため梨状筋への施術が非常に難しい筋肉となります。

しかし、鍼灸治療の場合は鍼を使用するため深部の筋肉に対しても直接アプローチすることができるため梨状筋の緊張を緩和して坐骨神経痛の症状を改善する効果が期待できます。

鎮痛作用

鍼灸治療で行う鍼治療には、鍼を坐骨周辺に指すことで鍼の刺激が脳へと伝わり、体の反応によって自然な鎮痛物質(モルヒネ様物質)を活性化させる効果がございます。

自然な鎮痛物質(モルヒネ様物質)とは、体に備わっている痛みや神経の興奮を抑える働きのあるホルモンの一種のことです。

坐骨神経痛があることで体は防御反応が働くため筋肉が収縮してしまい、筋肉が緊張を起こしたり神経が過剰に反応しやすくなってしまいます。まずは痛みやしびれの症状を抑えることが重要ですので、鍼灸治療の鎮痛効果は坐骨神経痛を改善・解消するためにとても重要な効果となります。

鍼灸治療が坐骨神経痛に効果が出るまで何回かかるのか

当鍼灸治療院の回答は【患者様の坐骨神経痛の原因や症状によって効果が出るまでの回数は異なる】です。

当鍼灸院でご来院いただいた患者様の中には坐骨神経痛の症状が2回の治療で改善したという方もいれば、1週間に1回の治療で３ヶ月かかって痛みやしびれが改善したという患者様もいらっしゃいます。

多くの患者様は1回目の治療で坐骨神経痛の痛みやしびれの症状が減少したと実感していただいておりますが、坐骨神経痛には原因が様々ありますので、患者様の状態に合わせて施術をさせていただきます。

所沢・小手指周辺で坐骨神経痛による痛みでお悩みの方はぜひ【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へご相談くださいませ。

坐骨神経痛の原因について

坐骨神経痛を引き起こす原因は様々ありますが、主に梨状筋症候群・腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症の3つが考えられます。

梨状筋症候群・腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症はそれぞれ腰椎や臀部に異常が起こることで坐骨神経を圧迫したり、ダメージを与えしまうことで痛みや痺れといった症状を引き起こします。

3つの原因はそれぞれ疾患の状態は違くとも坐骨神経に影響を及ぼす可能性が高く、神経の炎症・圧迫によって坐骨神経痛の症状を引き起こします。

坐骨神経痛の原因を特定するためにもテスト法をしたり、患者様がどんな時に痛みや症状が感じられるのか問診をしっかり行っていくことで根本原因から改善・解消していくことが重要です。

詳しい原因についてはこちらのブログでご紹介しております。

→坐骨神経痛の原因・症状・治療法について

坐骨神経痛の症状とは

坐骨神経痛の主な症状は、臀部から下肢にかけての神経痛や痺れ、下肢の可動域制限、筋力の弱化といった症状が見られます。

坐骨神経痛は神経症状特有の”ピリピリ”とした痛みや”チクチク”といった刺すような痛みなどの症状が臀部から下肢へと広範囲に現れます。

また、坐骨神経が圧迫されていると神経が伸ばされる動きは症状を悪化させるため足の挙上や股関節の屈曲といった動きが難しくなり、可動域を制限されるなど痛み以外の症状も引き起こされます。

症状が生じる部位や症状の度合いは坐骨神経痛の原因や患者様によって異なりますので上記の症状や下肢への違和感を感じた際にはお早めに病院や整形外科へご相談いただくことをおすすめします。

ご自宅でできる坐骨神経痛に効果のあるツボとは

○殷門(いんもん)

坐骨神経痛に効果のあるツボとして殷門というツボがございます。
ツボの場所は太もも裏のほぼ中央に位置しております。押し方は椅子に座って頂いて、太もも裏の中央に指で圧を加えていきます。圧の強さは痛気持ちいい程度の力で行なっていただき、圧を加えたまま足の膝を曲げ伸ばししてストレッチするような形で行っていただくと効果が期待できます。

左右15秒ほど行っていただければ十分効果が見込めますのでぜひお試しいただければと思います。もし、行ってみて痛みが増幅する場合は坐骨神経痛が重症の可能性がございますのでツボ押しを中止していただき、病院や整形外科へご相談いただくことをおすすめします。

まとめ

ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【坐骨神経痛と鍼灸治療について】ご紹介させていただきました。

鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療には様々な効果があり、坐骨神経痛の症状に対しても改善・解消する効果が見込めます。

坐骨神経痛の主な原因は腰椎椎間板ヘルニアや梨状筋症候群といった骨や関節、筋肉の影響によって神経が圧迫・炎症をきたすことで症状が現れる傾向にございます。

鍼灸治療では坐骨神経痛の原因となる神経の圧迫や炎症に対して、炎症を抑える抗炎症作用や神経を圧迫している筋肉の緊張を緩和する効果があるため坐骨神経痛の改善・解消が見込めます。

その他にも鍼灸治療には様々な効果がありますので詳しくはブログ内をご参照いただければと思います。

鍼灸治療で坐骨神経痛を改善する効果が出るまでは患者様の症状や病態によって治療の期間や回数が変動いたします。多くの患者様が1回の治療で坐骨神経痛による痛みやしびれといった症状が減少したと実感していただいておりますが、坐骨神経痛には原因が様々ありますので患者様の状態に合わせて施術をさせていただきます。

坐骨神経痛の主な原因は、梨状筋症候群・腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症の3つが考えられます。

3つの原因によって坐骨神経が圧迫や炎症を起こすことで神経痛や痺れといった辛い症状を引き起こします。

神経痛の症状の他にも下肢の可動域制限や筋力の弱化などがみられることもございますが、主な症状として神経症状特有の”ピリピリ””チクチク”とした症状が臀部から下肢の広範囲に現れます。

ブログの最後には坐骨神経痛に効果のあるツボをご紹介しております。セルフケアとしてもツボ押しとしておすすめですのでぜひお試しいただければと思います。

その他にも気になる点や不安な点がございます際には【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へご相談くださいませ。

【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】 鍼灸師：熊谷