四十肩・五十肩で後ろに手が回らない方におすすめのストレッチ
こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績について
こちらのブログでは【四十肩・五十肩で後ろに手が回らない方におすすめのストレッチ】をご紹介しております。
所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では、四十肩・五十肩による肩の痛みへの施術に力を入れております。所沢市・狭山市周辺で四十肩・五十肩にお悩みの際には、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
目次
四十肩・五十肩で後ろに手が回らない方におすすめのストレッチ
四十肩・五十肩には様々な症状がございますが、後ろに手が回らない方におすすめのストレッチを3つご紹介させていただきます。
ストレッチの効果には個人差がございますので、痛みが生じる場合には症状が悪化する恐れもございますので中止するようにしてください。
肩の前面部ストレッチ
まずは、肩の前面部をストレッチしていき、手を後ろに回す際に伸びる肩関節前面の可動域を広げていきます。
ハンドタオルを用意していただき、体の後ろで両手に持ちます。
そのまま、胸を張るようにして肩甲骨を引き寄て、両手を体から離すように後ろに引いていきます。
少し痛みを感じる範囲まで後ろにストレッチしていき、肩の前面部が伸びているのを感じればしっかりとストレッチができております。
これを10回繰り返し行い、朝・昼・晩と行いましょう。
肩の内旋ストレッチ
次に、内旋ストレッチを行い肩甲骨と上腕部の可動域を広げていきます。
四十肩・五十肩を患っている側の手を反対の手で掴みます。この時、背中側から掴みましょう。
四十肩・五十肩を患っている手を掴みましたら、そのまま背中に手が行くように引っ張っていきます。
うまく引っ張ることができない場合は、背筋を伸ばして四十肩・五十肩側の腕の力を抜くことを意識してみてください。
10秒ほど引っ張っては緩めてを繰り返し行い、5セット行います。
肩の後方部ストレッチ
最後に、肩関節の後方部をストレッチして後ろに手を回した時に起こる肩関節のつまりを改善します。
四十肩・五十肩を患っている腕を右と仮定して説明します。
右腕を左に持っていき、左腕は右腕の肘の辺りでクロスします。そのまま、左腕を自分の体につけるように引き付けていき、右肩後方部のストレッチを行います。
10秒ほど引っ張っては緩めてを繰り返し行い、5セット行います。
右腕は上がる範囲で問題ございません。
四十肩・五十肩の原因と症状
四十肩・五十肩は、肩関節周囲に炎症が起きることで、肩の可動域が制限される状態となります。
40代や50代に多く見られるため、この名前がついています。
医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、加齢や使いすぎによる肩周辺の筋肉や腱、靭帯の柔軟性低下が主な原因です。
また、肩関節を動かす頻度が減ることで関節が硬くなり、痛みや可動域制限がさらに悪化することがございます。
具体的な症状としては、肩を上げたり回したりする動作が痛みで難しくなり、夜間に肩の痛みで眠りにくくなることがございます。
特に、日常生活で後ろのポケットに手を伸ばす、エプロンの紐を結ぶといった動作が困難になるケースが多い傾向にございます。
→四十肩・五十肩について詳しくはこちら
なぜ手が後ろに回らなくなるのか?
四十肩・五十肩で手が後ろに回らないのは、肩関節の炎症や筋肉・腱の硬直が原因です。
肩関節は「球関節」と呼ばれる構造で、非常に広い可動域を持っていますが、複雑な動きができる分、負担もかかりやすい特徴がございます。
炎症が起こると肩関節を包む関節包という部分が硬くなり、「凍結肩(frozen shoulder)」とも呼ばれる状態になることがございます。
この状態では、肩を後方に動かす筋肉や腱が引っ張られて痛みが生じる上、可動域が大幅に制限されます。
四十肩・五十肩の人が日常で気を付けるポイント
四十肩・五十肩の回復には、痛みを悪化させない範囲で肩を動かし続けることが重要です。
動かさない状態が続くと肩周りの筋肉や関節がさらに硬くなり、症状の悪化を招く可能性がございます。
しかし、無理に動かすと炎症がひどくなるため、適度な範囲での動きを維持することが大切です。
適切な運動は血流を促進して、治癒を早める効果がございます。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【四十肩・五十肩で後ろに手が回らない方におすすめのストレッチ】をご紹介させていただきました。
四十肩・五十肩で手が後ろに回らないという症状は、適切なストレッチと日常生活の工夫によって改善を目指せます。
四十肩・五十肩は肩周りの炎症や筋肉の硬化が原因で起こるため、動かさないままにしておくとさらに悪化する可能性がございます。
しかし、無理のない範囲でストレッチを習慣化して、日常生活で姿勢や動作に気をつけることで、肩の柔軟性を取り戻すことができます。
また、必要に応じて専門家に相談することで、回復がよりスムーズになります。
これまで紹介したポイントを振り返るとまずは簡単なストレッチを日常に取り入れることが基本です。
無理なくできる運動を毎日少しずつ行いましょう。
さらに、同じ姿勢を長時間続けないように意識して、痛みを悪化させない範囲で動かすことも重要です。
もし症状が改善しない場合は、鍼灸や整体などの専門的なケアを受けることで、肩の状態をより詳しく把握することができますので適切な治療を受けることができます。
その他に気になる点やご不明点などがございます際にはどうぞお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へご相談くださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸
この記事を書いた人
あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長