肩こり解消には温める・冷やすどっち?
こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸師マッサージ師の熊谷です。→熊谷陸の経歴・実績はこちら
今回こちらのブログでは「肩こりを解消するには温めるのと冷やすのどちらがいいですか?」「肩こりを解消するためにはどの箇所を温めるといいですか?」という疑問にお答えしております。
その他にも肩こりの解消に温める・冷やすとどんな効果があるのか、その他の肩こり解消法でおすすめの方法についてもご紹介しておりますのでご参考になりますと幸いです。
目次
肩こりを解消するには温める・冷やすどちらがおすすめ?
肩こりを解消したい方は”温める”ことをおすすめします。
肩こりの主な原因は首肩周りの筋肉が慢性的に凝り固まってしまい、血液循環や筋肉の柔軟性が低下することで症状を悪化させていきます。そのため首肩周りの筋肉を温めることで筋肉の凝りが緩和されて血行が促進されますので肩こりの辛い症状を緩和させることができます。
当院では慢性的な肩こりの患者様の施術としてお灸を使い、温熱効果で肩こりの改善・解消をしております。針の施術と共にお灸の温熱を併用することで肩こりの改善が大きく見込めます。
温めると肩こり解消に効果のある場所(ツボ)とは?
肩こりの解消に効果的な温める場所(ツボ)を3つご紹介させていただきます。肩こりで症状のある箇所の近くを温めると肩こりの解消・改善に効果的ですので使い分けてみてください。
①大椎(だいつい)
ツボの場所は頭を前に倒すと首の骨で一番出っ張ってくる箇所が大椎です。
大椎の周りを温めることで血液循環を良くしてくれますので、肩こりの緩和とともに頭痛を緩和してくれる効果があります。
②肩外兪(けんがいゆ)
ツボの場所は背中にございます。肩甲骨の内側の上側にあるのが肩外兪というツボです。
肩外兪の付近は肩甲骨から首の骨まで繋がる筋肉があるため、スマホやデスクワークで下を向く姿勢が多い方にはおすすめのツボになります。
肩外兪を温めることで筋肉の緊張を緩和してくれるため、肩こりの改善・解消効果と共に首や肩の可動域も広げてくれます。
③膏肓(こうこう)
ツボの場所は背中側にあります。肩甲骨の内側のちょうど中央部分にあるのが膏肓というツボです。
膏肓にある筋肉は菱形筋といい、肩甲骨を背骨に引き寄せる作用があります。デスクワークや料理の際に肩を前に出した姿勢が続くため、菱形筋が硬くなり肩甲骨の動きが悪化して肩こりを引き起こします。
膏肓を温めることで肩甲骨の動きを改善することができるため、肩こりを解消することができます。
温める・冷やすって患部にどんな効果があるの?
痛めた原因や症状によって患部を温める方がいいのか冷やす方がいいのか、またそれぞれの対応にはどのような効果があるのかをご紹介していきます。
慢性痛には患部を温めるがおすすめ
慢性痛の場合は基本的に患部を温めることをおすすめします。
慢性的な疾患の場合は筋肉や神経など組織の損傷が影響しているため、患部の修復を早めるために温めて血行を良くすることで痛みの原因を改善・解消することができます。
その他に温めると主に6つの効果があります。
・血行促進
・筋肉の緊張を緩和
・老廃物の排出
・免疫機能の向上
・自律神経の調整
・内臓機能の向上
症状や病態によっては温める痛いという方もいらっしゃいます。
温めてみて痛みが悪化するようであれば無理に続けずに、お早めに病院や治療院へご相談していただくことをおすすめします。
急性痛には患部を冷やすのがおすすめ
急性痛の場合は基本的に患部を冷やすことをおすすめします。
急性痛の場合は患部の組織が炎症を起こし痛みを誘発しているため、炎症を抑えるために患部を冷やしていきます。炎症は痛みが出てから3日間程度は続くと言われていますので、急性痛の場合は3日間は冷やしていただき、4日以降は慢性痛として温めていくことをおすすめします。
その他に冷やすことで4つの効果があります。
・炎症を抑える
・腫れを防ぐ
・怪我の悪化を防ぐ
・疲労回復
症状や病態によっては冷やすと痛みが増す方もいらっしゃいますので、冷やしてみて痛みが悪化するようであれば無理に続けず、病院や治療院へお早めにご相談ください。
温めるのにおすすめのグッズ
肩こりを解消するための温めるグッズとして当院ではカイロ・湿布・あずき・お灸をおすすめしております。
特にカイロは手軽に手に入りますし、貼っておくことで長時間温熱効果を維持できますのでおすすめです。熱しすぎないよう心地よい程度の温かさで続けてみてください。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【肩こりを解消するには温める・冷やすどちらがおすすめ?】についてご紹介させて頂きました。
当鍼灸院では肩こりを解消したい方には”温める”ことをおすすめしております。
肩こりの主な原因は筋肉の凝りと血液循環の悪化の2点です。温める効果には肩こりの原因となる筋肉の凝り・血液循環の悪化の2点を解消する効果がありますので、慢性的な肩こりでお悩みの方には特に温めることをおすすめします。
温めるポイントを3つブログ内でご紹介しております。肩こりの症状が気になっている近くのツボを温めると効果的ですのでお試しください。
冷やすことで得られる効果は炎症を抑える・腫れを防ぐ・怪我の悪化を防ぐなど、主に急性期の怪我や症状には冷やすことがおすすめです。
最後に、温めることに適しているおすすめのグッズをご紹介しております。皆さんがよく目にするグッズが多いかと思いますのでぜひ買ってお試しください。
その他に気になる点や不安な点がございます際にはお気軽に当院【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へご相談くださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷
この記事を書いた人
あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長