野球肩に鍼灸治療は効果がある?期待できる3つの作用を解説

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷です。→熊谷陸の経歴・実績はこちら
野球肩による痛みが続き、
「鍼治療を受けると楽になるのか」
「マッサージや電気治療と何が違うのか」
と疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
鍼灸治療は、投球によって負担がかかった肩周りの筋肉や、手では刺激しにくい深部の筋肉へアプローチできる施術方法の一つです。
この記事では、野球肩に対する鍼灸治療で期待できる作用や、当院で施術を行う際に大切にしていることについて分かりやすくご紹介します。
なお、野球肩は痛みの場所や原因によって必要な対応が異なります。鍼灸治療だけですべての野球肩が改善するわけではないため、肩の状態を確認したうえで施術を選択することが重要です。
所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では、野球肩をはじめとしたスポーツによる肩の痛みに対応しております。
所沢・小手指周辺で野球肩にお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
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目次
野球肩に鍼灸治療が用いられる理由

投球動作では、肩関節を支える筋肉や腱、関節周辺の組織に繰り返し負担がかかります。
特に速いボールや遠投では、腕を振る力だけでなく、その動きを減速させるためにも肩周りの筋肉が働きます。
この負担が積み重なると、筋肉の緊張や動かしにくさ、投球時の痛みにつながることがあります。
鍼灸治療では、肩周りの筋肉や圧痛がある部分を確認し、細い鍼を用いて刺激します。
手による施術では刺激しにくい深部の筋肉にもアプローチできるため、肩周りの筋緊張や痛みを軽減するための施術方法として取り入れられています。
肩の痛みに対する鍼治療については、痛みや肩の機能を短期的に改善する可能性が報告されています。
ただし、原因や症状によって効果には個人差があり、運動療法や負担の調整などと組み合わせることが大切です。
野球肩に対する鍼灸治療で期待できる3つの作用
1.深部の筋肉へアプローチできる
肩関節は可動域が広く、複数の筋肉や腱によって支えられています。
投球動作では、身体の表面にある大きな筋肉だけでなく、肩関節を安定させる深部の筋肉にも負担がかかります。
鍼治療は、身体の表面から細い鍼を刺入することで、手では直接刺激しにくい深さにある筋肉へアプローチできることが特徴です。
当院では、痛みが出ている部分だけに鍼をするのではなく、肩の動きや筋肉の緊張を確認しながら施術する場所を判断します。
ただし、深い場所へ鍼を刺せば高い効果が得られるというわけではありません。
痛みが出ている組織や肩の状態に合わせて、鍼をする位置や深さ、刺激量を調整することが重要です。
2.筋肉の緊張や痛みの軽減をサポートする
野球肩では、痛みがある部分を守ろうとして肩周りの筋肉が過度に緊張することがあります。
筋肉の緊張が続くと、肩関節や肩甲骨が動かしにくくなり、投球時の負担がさらに増える可能性があります。
鍼による刺激には、痛みの感じ方に関係する神経系へ作用し、痛みを和らげる可能性が報告されています。また、局所の筋緊張を緩和する目的でも用いられています。
ただし、鍼によって一時的に痛みが軽くなっても、すぐに全力投球へ戻れるとは限りません。
痛みが軽減したことと、傷めた組織が十分に回復したことは同じではないため、投球の再開や練習量は慎重に判断する必要があります。
3.肩周りが回復しやすい状態を整える
鍼灸治療では、筋肉の緊張を和らげ、局所の血流を促すことを目的として施術を行うことがあります。
血液は筋肉や腱などの組織へ酸素や栄養を届ける役割があるため、肩周りの循環を整えることは、疲労した組織が回復しやすい環境づくりにつながります。
当院では、肩周りの冷えや筋緊張がみられる場合に、状態に合わせてお灸を併用することがあります。
お灸による温熱刺激で肩周りを温めながら、鍼と組み合わせて身体の状態を整えていきます。
ただし、肩が腫れている場合や熱を持っている場合には、温めることが適さない可能性もあります。
鍼やお灸はすべての方に同じ方法で行うのではなく、その日の症状や炎症の状態を確認して使い分けることが大切です。
野球肩は肩だけに鍼をすればよいわけではありません
野球肩の痛みは、肩だけに原因があるとは限りません。
投球動作は、下半身で生み出した力を体幹、肩甲骨、肩、肘、手へと伝える全身運動です。
そのため、
・肩甲骨の動きが悪い
・胸や背中の柔軟性が低下している
・股関節をうまく使えていない
・体幹が早く開いてしまう
・練習量に対して休養が不足している
といった問題が重なり、肩への負担が増している場合があります。
肩の痛い場所だけに鍼をして一時的に楽になっても、身体の使い方や練習量が変わらなければ、再び痛みが出る可能性があります。
そのため当院では、肩の痛みだけでなく、肩甲骨や背中、体幹、股関節の動きも確認しながら施術を行っています。
野球肩に鍼灸治療だけでは足りない場合
野球肩を改善するためには、鍼灸治療だけでなく、肩にかかる負担を減らすことも必要です。
症状に応じて、
・投球を一時的に休む
・投球数や練習量を調整する
・肩や胸郭の柔軟性を高める
・肩甲骨や体幹のトレーニングを行う
・投球フォームを見直す
といった対応を組み合わせます。
特に投球時に強い痛みが出る場合は、鍼灸治療を受けながら投げ続けるのではなく、まずは痛みを引き起こしている負担を減らすことが大切です。
鍼灸治療は、痛みを和らげて投げ続けるためのものではありません。
肩が回復しやすい状態を整え、必要な運動や競技復帰へつなげるための選択肢の一つとして考えることが重要です。
このような症状がある場合は医療機関へ
次のような症状がある場合は、鍼灸院だけで判断せず、整形外科などの医療機関で検査を受けることをおすすめします。
・転倒や衝突後から強い痛みがある
・肩が腫れている
・夜間や安静時にも強く痛む
・腕がほとんど上がらない
・肩が抜けるような不安定感がある
・しびれや力の入りにくさがある
・成長期の選手に強い肩の痛みがある
野球肩には、筋肉の疲労だけでなく、腱や関節唇、骨などの損傷が関係している場合があります。
痛みを我慢して投球を続けず、必要に応じて画像検査などで状態を確認することが大切です。
鍼灸治療後に起こることがある反応
鍼灸治療を受けたあと、一時的に次のような反応が出ることがあります。
・施術した部分の重だるさ
・筋肉痛のような感覚
・眠気や身体のだるさ
・鍼を刺した部分の軽い痛み
・まれに内出血
刺激に対する身体の反応には個人差があります。
多くは一時的なものですが、強い痛みや腫れ、体調不良が続く場合は、施術を受けた鍼灸院へご相談ください。
自宅でできるセルフケアについて
野球肩の症状が軽く、肩に熱感や強い痛みがない場合は、肩周りのツボ押しをセルフケアとして取り入れる方法もあります。
代表的なツボの一つが、肩の先端付近にある「肩髃(けんぐう)」です。
ただし、ツボの位置や押し方、刺激するタイミングには注意が必要です。
野球肩におすすめのツボや正しい押し方については、別の記事で詳しくご紹介しています。
まとめ
鍼灸治療は、野球肩によって負担がかかった肩周りの筋肉にアプローチし、筋緊張や痛みの軽減をサポートする施術方法の一つです。
野球肩に対する鍼灸治療では、主に次のような作用が期待できます。
・手では刺激しにくい深部の筋肉へアプローチできる
・筋肉の緊張や痛みの軽減をサポートする
・肩周りが回復しやすい状態を整える
ただし、鍼灸治療だけですべての野球肩が改善するわけではありません。
野球肩は、肩甲骨や体幹、股関節の動き、投球フォーム、練習量など、複数の要因が重なって起こることがあります。
痛みのある肩だけを施術するのではなく、なぜ肩に負担がかかっているのかを確認し、必要に応じて休養や運動、投球量の調整を組み合わせることが重要です。
所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では、肩の状態だけでなく、肩甲骨や体幹、股関節の動きも確認しながら、野球肩の原因に合わせた施術をご提案しております。
所沢・小手指周辺で野球肩にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】
鍼灸マッサージ師 熊谷 陸
この記事を書いた人
あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長