産後2ヶ月、骨盤の歪みは自然に戻る?整える方法について

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績について
こちらのブログでは【産後2ヶ月、骨盤の歪みは自然に戻る?整える方法について】ご紹介しております。
大変な時期を乗り越えて、ようやく赤ちゃんとの生活にも少し慣れてきた頃かもしれませんね。
そんな中で「骨盤がグラグラする」「腰やお尻のあたりが痛い」「骨盤の歪みって自然に元に戻るの?」といったお悩みを抱えていらっしゃる方も少なくないかと思います。
出産から2ヶ月後は、多くの産後ママが骨盤の歪みや違和感に気づき始めるタイミングでもございます。
赤ちゃんを抱っこしたり、前かがみの姿勢が続いたり、気づかないうちに姿勢が崩れてしまうこともございます。
そんなお悩みの産後ママにこちらのブログを通して、
・産後2ヶ月の骨盤の状態はどうなっているのか
・自然に元に戻る可能性はあるのか
・歪みを整えるために今できること
といった疑問や不安にお答えしていきます。
毎日、赤ちゃんのお世話に追われながらも自分の体のことを気にかけている皆様はとても素敵です。
だからこそ、「いつから骨盤ケアを始めればいいの?」「放っておいても大丈夫?」といった声に寄り添い、少しでも安心してもらえるような情報をお届けできればと思っております。

目次
産後2ヶ月の骨盤の歪みは、自然には元に戻りきらないことが多いです

産後2ヶ月の時点では、骨盤はまだ本来の位置に戻りきっていないことがほとんどです。
自然な回復の力は働いていますが、それだけでは不十分な場合も多く、ゆがみが残ることがございます。
妊娠中、赤ちゃんが大きく育つにつれて、子宮を支えるために骨盤も広がり、関節や靭帯はゆるんでいきます。これはホルモンの影響によるもので、出産に備えて骨盤が開くための自然な変化です。
特に妊婦の時期は「リラキシン」というホルモンが分泌されており、骨盤の関節をゆるめ、赤ちゃんが産道を通りやすくする役割を果たしています。
この働きにより、妊娠中から出産直後にかけて骨盤の周囲はとても不安定な状態になります。
骨盤の歪みが自然に戻りきらない理由
出産が終わると体は少しずつ元の状態に戻ろうとする力を発揮します。
ホルモンの分泌も落ち着き始め、靭帯が徐々に引き締まり、骨盤も自然に閉じていく動きを見せます。
実際に、何も特別なケアをしなくても産後1〜2ヶ月で「何となく体が戻ってきた」と感じる方もいらっしゃいます。
こうした自然回復のプロセスはとても大切で、身体にとって必要な回復期でもございます。
しかしながら、自然に任せているだけでは、骨盤の歪みや広がりが完全には戻らないまま、定着してしまうケースもございます。
特に、姿勢のくせや育児での前かがみ、抱っこの負担などが重なると骨盤は元の形に戻るどころか、さらにゆがみを強めてしまう可能性もございます。
例えば「妊娠前に履いていたズボンが入らない」「腰が痛くなりやすくなった」「片足に体重をかけるクセが戻らない」といった変化に気づいた場合、それは骨盤がまだ整っていないサインかもしれません。
このため、産後2ヶ月のタイミングは、骨盤ケアを意識的に始めるのにちょうど良い時期と言えます。
今の段階で適切なケアを取り入れることで、歪みの予防や回復を促し、より快適な体づくりへとつながっていきます。
骨盤の歪みを放置すると起こるトラブルとは?
骨盤の歪みをそのままにしておくと「ちょっとした違和感」だったものが、やがて慢性的な不調や見た目の変化へとつながってしまうことがございます。
骨盤は体の土台ともいえる大切な部位です。そのバランスが崩れると、全身の筋肉や関節に余計な負担がかかるようになります。
例えば、骨盤の傾きによって腰への圧力が増し「腰痛」や「股関節の痛み」が起こりやすくなります。
また、骨盤と連動する背骨や肩まわりのバランスが崩れると「肩こり」や「頭痛」などの症状も出てくることがございます。
さらに、骨盤の開きが戻らないままだと内臓が下がりやすくなり、いわゆる「ぽっこりお腹」の原因にもなります。
頑張ってダイエットをしてもお腹だけが戻らない…という声には、こうした骨盤の影響が隠れていることもございます。
骨盤を整えるために、今できるセルフケア

産後2ヶ月の体は、まだ完全に回復したとはいえない時期です。
無理のない範囲でセルフケアを始めることで骨盤の安定や体調の回復につながります。
骨盤ケアストレッチ
寝転んだ状態で「息を吐きながら骨盤底を締める」だけの簡単なエクササイズがございます。
1、仰向けに寝て、膝を立てます。
2、息を鼻から吸って、お腹を膨らませます。
3、ゆっくり口から息を吐きながら、肛門周りをぎゅーっと軽く締めます。
4、息を吐き切ったら、力を抜き、再度息を吸って繰り返していきます。
これは「骨盤底筋群」と呼ばれる、骨盤の底を支えるインナーマッスルに働きかける動きです。
この筋肉は、妊娠・出産を経てゆるみやすくなっており、放っておくと尿もれや内臓下垂などにもつながりやすい部分です。
少しずつ意識して動かすだけで骨盤の内側から支える力が高まり、骨盤の歪みが解消されて安定しやすくなります。
テレビを見ながら、寝る前の数分だけ…という気軽な取り組みからでも十分効果がございますので、ぜひご自身のペースで続けてみてください。
自然に戻らないと感じたら、専門家に相談するのもおすすめ
セルフケアを続けても「なんだか違和感が残る」「腰や股関節に痛みが出る」と感じたときには、無理をせず専門家のサポートを受けるのも大切な選択肢です。
自分では気づかない骨盤の歪みや姿勢のクセもプロの目線で確認することでより的確な対策ができます。
産後2ヶ月というのは骨盤がまだ不安定で、かつ回復の余地が大きい時期です。
だからこそ、このタイミングで相談・ケアを始めるとよりスムーズに整いやすくなります。
「こんなことで相談してもいいのかな」と迷う必要はございません。
違和感や不安を感じたときこそが“今の自分の体と向き合うチャンス”です。
信頼できる専門家の力を借りながら、これからの育児を心地よく過ごすための土台を整えていきましょう。
当鍼灸院でも【産後の骨盤矯正】施術を行っております。
もし、ご相談するところがなく悩んでいる方はぜひ一度当鍼灸院へご相談くださいませ。

まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【産後2ヶ月、骨盤の歪みは自然に戻る?整える方法について】ご紹介させていただきました。
たくさんのご苦労の末に迎えた出産から2ヶ月、多くの産後ママが骨盤の歪みや違和感に気づき始めるタイミングになります。
赤ちゃんを抱っこしたり、前かがみの姿勢が続いたり、気づかないうちに姿勢が崩れてしまうことも多いかと思います。
基本的には、出産によって崩れた骨盤は徐々に元の状態へと戻っていきます。
しかし、自然な回復力では不十分な場合も多く、骨盤の歪みが残ることがございます。
骨盤の歪みが生じていると「腰や股関節が痛い」「下腹部がぽっこり出てしまう」「骨盤がグラグラする」などの症状が現れます。
この状態が続くと出産前に履いてたズボンが履けない、慢性腰痛、体の疲れが取れないなど多くの不症状へとつながります。
産後2ヶ月は、まだ完全に体が回復した状態とは言えませんが、無理のない範囲で骨盤の安定性を取り戻すためのケアを始めていくことがおすすめです。
まずは、ご自身でも行えるセルフケアをブログ内でご紹介しておりますのでぜひお試しいただけばと思います。
セルフケアでもなかなか改善しない場合には、ぜひ治療のプロである我々におまかせください。
産後2ヶ月というのは骨盤がまだ不安定で、かつ回復の余地が大きい時期です。
適切な施術で骨盤の位置を調整することで、ご自身で回復するよりも早く楽に骨盤の安定性を取り戻すことが可能です。
当鍼灸院でも、マッサージと骨盤矯正、時には鍼灸治療も組み合わせることで安全に産後の骨盤を治療することができます。
もし、相談する場所にお悩みの際には初回割引きでご対応もしておりますのでお気軽にご相談いただければと思います。
その他にも気になる点やご不明点がございます際には【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】までご相談くださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸
この記事を書いた人

あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長