デッドリフトでぎっくり腰、治す方法と原因は
こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷です。→熊谷陸の経歴・実績はこちら
こちらのブログではデッドリフトでピキッとなって起こってしまった、ぎっくり腰(急性腰痛)を起こす原因や治す方法についてご紹介しております。
所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では、デッドリフトでのぎっくり腰(急性腰痛)の痛みを改善・解消する施術に力を入れております。
所沢・小手指周辺でデッドリフトでのぎっくり腰(急性腰痛)でお悩みの際には、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
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目次
デッドリフトでぎっくり腰(急性腰痛)を引き起こす原因は?
デッドリフトでぎっくり腰(急性腰痛)が起こる主な原因は、トレーニング中の姿勢の誤り、重量の過剰、突然の動作、不十分なウォームアップとクールダウン、加齢の5つが考えられます。
以上の5つが原因によって、腰部の筋肉が緊張や損傷、筋肉・関節部での炎症が起こりぎっくり腰を引き起こします。
詳しい原因についてそれぞれ下記でご説明しておりますのでご参考になりますと幸いです。
【トレーニング中の姿勢の誤り】
デッドリフトは正しい姿勢で行わないと腰の筋肉や関節部に過剰な負担がかかりやすくなるため、腰部の筋肉が緊張を起こしてぎっくり腰(急性腰痛)を引き起こすことがございます。
デッドリフトは主に背面の腰部・臀部・下肢に負荷が加わるトレーニングです。正しい姿勢で行うことができれば、重量の負荷が均等に腰部・臀部・下肢へと分散されるためトレーニング効果が高く望めます。
しかし、背中を丸めたり重心がずれている中でデッドリフトを行うと腰部の筋肉や関節部に過剰な負荷が加わる動きとなるため、体が重さに対抗しようと筋肉が過緊張を起こしてしまい、ギックリ腰(急性腰痛)を引き起こしてしまいます。
【重量の過剰】
デッドリフトでは個人に合う重量以上の重さでトレーニングを行うと、姿勢が崩れたり負荷に耐えられずに筋肉や関節で炎症を起こしてぎっくり腰(急性腰痛)になることがございます。
デッドリフトはビック3とも呼ばれており、全身をバランス良く鍛えられるトレーニングの1つとして有名で初心者の方でもトレーニングを行うことが多い種目でございます。
しかしながら、正しい重量で行わないとぎっくり腰(急性腰痛)など怪我をする恐れがございますため、注意が必要です。
男性・女性ともにデッドリフトを行う上でおすすめされている平均重量がございます。男性の場合は60~70kg、女性の場合は30~40kgと言われております。
【突然の動作】
デッドリフトのような重量挙げのトレーニングは、瞬間的に筋肉の出力を最大限発揮する動作となります。
そのため日常生活で必要としない動きを突然行うことで腰の関節や靭帯に過度な圧力がかかり、炎症を引き起こすことでぎっくり腰(急性腰痛)が引き起こされます。
十分なウォームアップや適切な重量を準備して行なっていただくことをおすすめしております。
【不十分なウォームアップとクールダウン】
デッドリフトを行う前に適切なウォームアップを行わずに、急にデッドリフトなど高負荷なトレーニングを行うと筋肉が過緊張を起こしてしまいぎっくり腰が誘発されます。
また、トレーニング後にストレッチやクールダウンを怠ると、筋トレによる筋肉の損傷が悪化して炎症が引き起こされて腰の怪我やぎっくり腰(急性腰痛)を引き起こす可能性が高まります。
ウォームアップをしっかり行うことで体が温まり、体が温まることで筋肉や関節の柔軟性や力の出力が上がるため怪我の予防に加えて質の高いトレーニングを行うことができます。不十分なウォームアップのままデッドリフトを行うことで筋肉は緊張を起こしてぎっくり腰(急性腰痛)を誘発しやすくなります。
クールダウンは温まった体の熱を徐々に体外へと放出をして体温を下げながら、筋肉に溜まった疲労物質や老廃物を排出させる働きがございます。トレーニングや運動後にクールダウンを行うことで鍛えた筋肉から不要な物(疲労物質や老廃物)は排出し、筋肉の再生に必要な酸素や栄養が豊富に行き渡るためより質の高い体を構成することに繋がります。
【加齢】
年齢を重ねることで筋肉や靭帯の弾力性が低下し、腰部の安定性が低下するためデッドリフトで腰の筋肉が損傷をしてしまいぎっくり腰(急性腰痛)を引き起こすことがございます。
特にトレーニング・筋トレ初心者の方はトレーニングの方法がわからずにデッドリフトを行うと、よりギックリ腰や怪我を招く恐れが高まりますのでお気をつけてください。
デッドリフトでのぎっくり腰(急性腰痛)、特におすすめする治療法は?
当院では、デッドリフトでのぎっくり腰(急性腰痛)で特におすすめする治療法は鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療です。
デッドリフトでのぎっくり腰(急性腰痛)の主な原因は筋肉の緊張や損傷、筋肉や関節部での炎症であることが多い傾向にございます。
鍼灸治療には筋肉の緊張を緩和させる効果と自然治癒力を高めて筋肉の損傷を修復、さらに筋肉や関節部での炎症を抑える効果が期待できますので、デッドリフトでのぎっくり腰(急性腰痛)を改善・解消させることができます。
下記ではデッドリフトでのぎっくり腰(急性腰痛)に対して鍼灸治療はなぜおすすめなのか。詳しくご説明させていただいておりますのでご参考にご覧いただけますと嬉しいです。
【鍼治療で炎症を抑える】
鍼治療には、抗炎症作用の効果がございます。デッドリフトの負荷によって炎症を起こしている筋肉や関節部に鍼を刺すことで抗炎症作用が働き、ぎっくり腰の痛みの原因である炎症を抑える効果がございます。
抗炎症作用とは炎症を起こしている腰の筋肉や関節の周辺に鍼で微細な傷を与えることで、体内の免疫反応が起こり炎症を抑制する効果が働くことです。
ぎっくり腰といった急な腰の痛みの場合、筋肉や関節に炎症を引き起こしている傾向にございます。
炎症を引き起こした箇所にマッサージや整体といった手技による刺激では摩擦や刺激の強さによって悪化させてしまう恐れがございますが、鍼治療には抗炎症作用があるためぎっくり腰への治療も可能です。
その他の効果も含めて、デッドリフトによるぎっくり腰(急性腰痛)には大変効果的ですので鍼灸治療をおすすめしております。
【鍼治療とお灸で筋肉の損傷を修復】
鍼治療とお灸を併用することで、血液循環を促進してデッドリフトによる腰の筋肉の損傷を修復させる効果が期待できます。
人間は元から体の傷を回復する自然治癒能力を持っています。自然治癒能力とは体が傷や疾患に対して血液を集中させて自己修復を行い、健康を回復しようとする生理学的な能力のことです。
鍼治療にはデッドリフトで損傷した箇所に鍼を刺すことで筋緊張を緩和すると共に血液循環を促進させて筋肉の損傷を修復するための血液を患部に集中して送ることができます。血液が患部に送られることでデッドリフトで損傷した筋肉に自然治癒能力が働き、ぎっくり腰(急性腰痛)が早期改善する効果が期待できます。
お灸には、温熱効果によって血液循環の促進と血管拡張作用を働かせてデッドリフトによるぎっくり腰(急性腰痛)を改善・解消する効果が期待できます。
お灸の温熱効果には血液循環の促進に加えて、血管拡張作用がございます。
血管拡張作用とは血液の通り道である血管の幅を広げる作用のことです。血管拡張作用が働くことでデッドリフトによって損傷した部位への血液の通りが良くなるためより効果的に自然治癒能力が働きます。
また、血管拡張作用は自然治癒力を助けるだけでなく、トレーニング後に体に溜まる疲労物質や老廃物を体外へと排出しやすくする効果がございます。そのためデッドリフトをはじめとするトレーニングの疲労回復にも効果的です。
【鍼治療で筋肉の緊張を緩和】
鍼治療には筋肉やツボに対して鍼治療を行うことで腰部の筋肉の緊張を緩和させて、デッドリフトによるぎっくり腰(急性腰痛)を改善・解消する効果が期待できます。
鍼治療には腰部で緊張を起こしている箇所に対して鍼で意図的に微細な傷を与えます。微細な傷を与えることで、体が本来持っている回復機能が働き、鍼で意図的に傷をつけた箇所を修復すると共に筋肉の緊張も緩和する働きが生まれます。
その他のデッドリフトでのぎっくり腰(急性腰痛)の改善方法とは?
【整体・マッサージ】
整体・マッサージではリラクゼーション効果によって、デッドリフトで緊張を起こしている腰の筋肉の緊張をほぐす効果がございます。
手技による施術によって筋肉をほぐすことで、デッドリフトによるぎっくり腰の原因の1つである筋肉の緊張を緩和することができます。
注意点として、ぎっくり腰をはじめとする急性腰痛の場合は痛みの原因に組織の炎症が考えられます。炎症を起こしている場合、整体やマッサージによる手技での施術は摩擦や刺激の強さによって炎症を悪化させる恐れがございます。
【薬・湿布】
薬・湿布には、デッドリフトでのぎっくり腰の症状を一時的に抑える効果がございます。薬・湿布は痛み止めの薬やロキソニンテープといった市販で販売されている商品でも十分効果が見込めるため1番お試ししやすい改善方法かと思います。
薬・湿布の効果が持続している間はデッドリフトでのぎっくり腰の症状を抑えてくれますので、症状が強く出ている方や今日だけでも症状を抑えたい方には薬・湿布の改善方法がおすすめです。
注意点として、薬・湿布の場合は効果が持続している間のみ症状を抑えているだけですので、デッドリフトでのぎっくり腰の根本的な原因は改善・解消されておりません。
【セルフケア】
セルフケア方法として当鍼灸院ではアイシングすることをおすすめしております。
デッドリフトでのぎっくり腰ですと、患部の組織に炎症を引き起こしている可能性がございます。そのためまずは炎症を抑えるためにもアイシングを行い、患部を冷やすことで炎症を抑えてぎっくり腰による痛みを改善・緩和することが大事です。
アイシングはあくまでもご自身で行えるセルフケアですのでぎっくり腰の痛みが少し軽減した後は鍼灸院へ治療を受けていただくことおすすめします。
セルフケアの詳しい方法については下記でご説明させていただきます。
セルフケア方法とは?
セルフケアの方法として当鍼灸院ではアイシングをおすすめしております。
アイシングとは、炎症を起こしている組織に氷や保冷剤で冷やして患部の炎症を抑えることです。アイシングを行うことで、デッドリフトでのぎっくり腰の原因となる筋肉や関節での炎症を抑えることができます。ぎっくり腰を発症した直後、15〜20分程度患部を冷やすことで炎症の軽減や痛みの緩和の効果が期待できます。
しかし、あくまでアイシングはぎっくり腰を起こした際のセルフケア方法となります。アイシングで炎症を抑えて、痛みを緩和しているだけで、デッドリフトによるぎっくり腰の根本原因のすべてが改善・解消されているわけではございませんのでご注意くださいませ。
デッドリフトでぎっくり腰を起こした直後はご自身でアイシングを行なっていただき、痛みが少し落ち着いた後は鍼灸院へご相談いただくことをおすすめいたします。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【デッドリフトでぎっくり腰。急性腰痛の原因や治す方法とは?】についてご紹介させていただいております。
デッドリフトでぎっくり腰(急性腰痛)が起こる主な原因は、トレーニング中の姿勢の誤り、重量の過剰、突然の動作、不十分なウォームアップとクールダウン、加齢の5つが考えれます。
以上の5つの原因によって、腰部の筋肉が緊張や損傷、筋肉・関節部での炎症が起こりぎっくり腰を引き起こします。
デッドリフトはビック3とも呼ばれおり、全身をバランスよく鍛えられるトレーニングの1つとして有名です。そのため初心者の方でもトレーニングを行うことが多いため、正しい重量で行わないとぎっくり腰(急性腰痛)など怪我をする恐れがございます。
デッドリフトをはじめとするトレーニングを行う前のウォームアップ、トレーニング中の正しい姿勢や適切な重量、トレーニング後のクールダウンとぎっくり腰を引き起こす原因は様々ございますので、詳しくはブログ内をご参照いただければと思います。
当鍼灸院でおすすめするデッドリフトでのぎっくり腰(急性腰痛)の治療法は鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療です。
デッドリフトでのぎっくり腰(急性腰痛)の主な原因は、筋肉の緊張や損傷、筋肉や関節部での炎症があることが多い傾向にございます。
鍼灸治療には筋肉の緊張を緩和させる効果と自然治癒力を高めて筋肉の損傷を修復、さらに筋肉や関節部での炎症を抑える効果が期待できますので、デッドリフトでのぎっくり腰(急性腰痛)を改善・解消させることができます。
デッドリフトでのぎっくり腰に対して鍼灸治療がおすすめなのか。詳しくはブログ内でご紹介しておりますのでご覧いただけると嬉しいです。
その他にもデッドリフトでのぎっくり腰(急性腰痛)の改善方法について整体・マッサージ、薬・湿布、セルフケアの3つをご紹介しております。
それぞれの良い点と注意点を簡潔にまとめてご紹介しております。
ブログの最後にはセルフケア方法を詳しくご説明しております。セルフケアの方法として当鍼灸院ではアイシングをおすすめしております。
アイシングには、ぎっくり腰の痛みの原因となる炎症を抑える効果がございます。ぎっくり腰直後にご自身で行えるセルフケアとしておすすめですのでぜひお試しいただければと思います。
その他に気になる点や不安な点がございます際にはお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へご相談くださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷
この記事を書いた人
あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長