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腰椎椎間板ヘルニアの原因と治療法について

腰椎椎間板への鍼灸治療とは?原因や症状について

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績はこちら

こちらのブログでは、腰椎椎間板ヘルニアについて原因や症状、オススメの治療法として鍼灸治療についてご紹介しております。

所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では、腰椎椎間板ヘルニアの症状を改善・解消する施術に力を入れております。

所沢・小手指周辺で腰椎椎間板ヘルニアの症状でお悩みの際には、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

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腰椎椎間板ヘルニアとは?

腰椎椎間板ヘルニアとは、腰の背骨の間にある椎間板が突出して起こる疾患のことです。

腰の背骨の骨と骨の間にある椎間板(クッションのような組織)が何らかの原因で内部の組織が外に漏れ出ることで、近くにある神経に直接触れて刺激するため痛みや痺れといった症状を引き起こします。

腰椎椎間板ヘルニアはなぜ起こる?原因とは?

腰椎椎間板ヘルニアが起こる主な原因は3つございます。環境的要因(姿勢や動作)による椎間板への負荷、遺伝的要因(体質や骨格)による椎間板の弱化、加齢による椎間板の劣化。以上が腰椎椎間板ヘルニアの主な原因です。

環境的要因による腰椎椎間板ヘルニアとは、お仕事や私生活での姿勢や動作による負荷が腰部にかかり続けることでで発症するケースです。

遺伝的要因による腰椎椎間板ヘルニアとは、生まれつき椎間板の強度や耐久性が弱く椎間板を損傷しやすい方が遺伝的な要因によって生じるケースです。

加齢による腰椎椎間板ヘルニアとは、歳を重ねることによる組織の乾燥での弱化が原因で椎間板が損傷しやすくなるケースが挙げられます。

下記では腰椎椎間板ヘルニアを起こす原因について詳細を詳しくご説明いたしております。
原因が改善されることで腰椎椎間板ヘルニアの辛い症状が改善・解消される可能性がございますので、ご参考にしていただけますと幸いです。

【環境的要因(姿勢や動作)による椎間板への負荷】

環境的要因による腰痛椎間板ヘルニアとは、主に姿勢や動作によって腰部の筋肉や椎間板への負荷がかかり続けることで椎間板が損傷し、神経を刺激してしまうことが考えられます。

腰椎椎間板ヘルニアの原因になりやすい姿勢とは、座位や立位での猫背や前屈みの姿勢をとることです。猫背や前屈みの姿勢は体の重心が崩れるためバランスを保とうと腰部の筋肉が過剰に緊張を起こします。腰部の筋肉の緊張状態が続くと徐々に筋肉が疲弊して、腰部の椎間板をサポートする働きが失われます。

筋肉のサポートが弱まるとバランスの悪い姿勢によって更なる腰部の椎間板へ負荷がかかるため椎間板が損傷して腰椎椎間板ヘルニアを発症してしまいます。

【遺伝的要因(体質や骨格)による椎間板の弱化】

遺伝的要因による腰椎椎間板ヘルニアとは、生まれつき椎間板の構造が遺伝により他の人より弱化していることが原因で椎間板が損傷しやすいケースがございます。そのため腰椎椎間板ヘルニアのリスクが高くなることが考えられます。

遺伝的要因が原因で腰椎椎間板ヘルニアを発症するかどうかは家族歴をご確認頂くと判明することがございます。ご自身の家族の中で、腰椎椎間板ヘルニアを発症している方がいらっしゃる場合は遺伝的要因による腰椎椎間板ヘルニアの可能性が高くなりますので注意が必要です。

家族歴で腰椎椎間板ヘルニアになる危険性が高い方は、腰への負担を極力減らしていくことで予防ができます。そのため普段の普段の姿勢や動作で負担を減らすように筋力をつけていくことや緊張している筋肉は緩和していき、日常的に体のケアを行うことが重要です。

【加齢による椎間板の劣化】

加齢による腰椎椎間板ヘルニアとは、椎間板の水分量が減少することや弾力性の減少によって劣化が起こり、椎間板が損傷しやすくなることが原因で生じるケースです。

年齢を重ねるとお肌の乾燥や体の柔軟性が低下してくる傾向にあるかと思いますが、椎間板も同じように年齢を重ねていくことで水分を保ちにくくなることや柔軟性が低下していきます。それらの状態で体を無理に動かしたり、バランスの悪い姿勢を続けることで腰椎椎間板ヘルニアを発症しやすくなります。

加齢による腰椎椎間板ヘルニアでもお身体のケアを行い、腰の筋肉や椎間板への負担を減らしていくことで発症を予防することができます。

腰椎椎間板ヘルニアの症状とは?

腰椎椎間板ヘルニアの症状は、損傷して突出した椎間板が腰の神経に触れて炎症を起こすことで痛みや痺れ、感覚が鈍くなる、力が入りづらくなるといった症状が引き起こります。

【腰椎椎間板のヘルニアの主な症状】

・腰の痛み
・臀部、下肢への痺れ
・下肢の筋力低下
・臀部から足先にかけて感覚が鈍くなる

※希に排尿・排便障害が起こります。

【特に前屈みや腰を丸めた姿勢、動作によって症状を誘発】

腰椎椎間板ヘルニアは、主に椎間板が腰の後方へと突出して神経を刺激しているため前屈みや腰を丸めた姿勢をとることで突出した椎間板がより神経へと刺激を強く与えてしまいます。そのため、より強く刺激を受けた神経は炎症を強く起こして痛みが起きたり、臀部から下肢にかけて痺れを誘発するなど日常生活に支障をきたす場合がございます。

さらに、椎間板の突出が大きくなることでじっとしていても痛みや痺れを感じるケースもございます。

希にですが腰椎椎間板ヘルニアで排尿・排便障害を引き起こす場合がございます。排尿・排便障害だけが生じるはほとんどございませんが上記の症状に加えて排尿・排便障害が見られる場合がすぐに病院へご相談していただくことをおすすめしております。

腰椎椎間板ヘルニアでの治療法とは?

腰椎椎間板ヘルニアを発症した場合、治療法として大きく分けて2つ【手術療法】と【保存療法】がございます。基本的には保存療法を行い、腰椎椎間板ヘルニアの症状を改善していくケースが多い傾向にございます。

【手術療法】

手術療法とは、突出した椎間板を手術によって切除する方法です。手術によって神経に接触する椎間板が無くすことで、神経への刺激が無くなり腰椎椎間板ヘルニアの症状を改善・解消していく治療法です。

手術療法は、保存療法で腰椎椎間板ヘルニアの症状が改善が見られない場合に早急な治療が必要と判断した場合など最終手段として医者から手術療法を提案されます。

手術療法は腰椎椎間板ヘルニアの原因となる椎間板を直接切除することができると良い点がある反面、感染症・後遺症のリスク・術後の合併症等のリスクもあるため、保存療法で治る可能性がある腰椎椎間板ヘルニアはまずは保存療法にて治療を進めていくことが多い傾向にございます。

【保存療法】

保存療法とは、腰椎椎間板ヘルニアの症状が続いている期間は腰へ負担をかけないように安静に過ごし、腰の治療に専念することで筋肉の緊張や神経の炎症を緩和していくことで自然治癒を目指す治療法です。

痛みや負荷が生じている箇所に対してマッサージ・鍼灸治療・薬物療法・理学療法・神経ブロック(注射)といった保存治療法を行うことで腰への負担を減らし症状の改善を図ります。

腰椎椎間板ヘルニアでの痺れや痛み等の症状の原因は、突出した椎間板が神経に触れることで神経が刺激されて、炎症を引き起こすことだと言われております。保存療法では腰の椎間板へ負荷を与えないように過ごすことで、突出した椎間板が血管へと吸収されて消失されることを目指して、腰椎椎間板ヘルニアを治癒していきます。

そのため、保存療法では突出した椎間板が血管へ自然と吸収されるまでは、腰に負担をかけないよう治療に専念することが重要となります。

保存療法は基本的には3ヶ月〜6ヶ月程度行い、経過観察をします。少しでも突出した椎間板が減少していれば保存療法で腰椎椎間板ヘルニアが改善することが見込めます。

保存療法で改善が見られた場合、完治にはおおよそ6ヶ月〜1年で腰椎椎間板ヘルニアが完治すると言われております。

腰椎椎間板ヘルニアのおすすめの治療法とは?

当院では腰椎椎間板ヘルニアの早期改善への保存療法での治療法として、鍼灸治療をおすすめしております。

鍼灸治療には、突出している椎間板付近に鍼やお灸を行うことで神経の炎症による痛みや痺れの緩和とともに椎間板の吸収を促進させる効果が見込めるため腰椎椎間板ヘルニアを早期改善する効果が見込めます。

さらに、腰周辺に鍼治療を行うことで腰椎の筋肉の緊張を緩和して、腰の椎間板への負荷を減少されることができます。

下記では腰椎椎間板ヘルニアに対して鍼灸治療をおすすめする理由を詳しくご説明させていただいております。ご参考になりますと幸いです。

【鍼治療による抗炎症作用によって神経の炎症を改善】

鍼治療には、抗炎症作用の効果がございます。椎間板の突出で刺激されている神経付近に鍼を刺すことで抗炎症作用が働き、椎間板の刺激による神経の炎症を抑える効果がございます。神経の炎症を抑えることで痛みや痺れといった腰椎椎間板ヘルニアの症状を緩和・改善することができます。

抗炎症作用とは炎症を起こしている組織の周辺に鍼による微細な傷を与えることで、体内の免疫反応が起こり炎症を抑制する効果が働くことです。

腰椎椎間板ヘルニアの場合は突出した椎間板が腰の神経に触れて、刺激を加え続けることにより神経に炎症が起こる傾向にございます。

神経が炎症を起こすことで臀部や下肢に痺れや下肢の筋力低下といった症状を引き起こすため炎症を改善することで腰椎椎間板ヘルニアの症状を緩和・改善することができます。

【鍼とお灸で血液循環を促進し、椎間板の吸収を促す】

鍼やお灸には患部に施術を行うことで血液循環を促進して、突出した椎間板を血管へと吸収させる効果を促すことができます。

鍼治療には患部に微細な傷を与えることで、体が傷を修復しようと酸素や栄養が多く含まれた血液が患部に集中して集まります。その結果、腰周辺の筋肉や椎間板に酸素と栄養を巡らせて組織が正常な働きを取り戻すように促すことができます。

お灸には温熱効果による血液循環の促進に加えて血管拡張作用で血液循環を改善し、疲労を解消することができます。

血管拡張作用とは血液が通る道(血管)を広げることで、血液の通りを良くすることです。血液の通り道が広がることで酸素や栄養が通りやすくなるだけでなく、日常生活での姿勢や動作で蓄積される疲労物質や老廃物を排出しやすくさせる効果がございます。

そのため鍼とお灸を併用して行うことで血液循環を改善して疲労を解消し、日常生活での椎間板にかかる負担を筋肉でサポートしやすい環境を作り出します。

【鍼治療で腰椎周辺の筋肉の緊張を緩和】

鍼治療には、腰椎周辺の筋肉やツボに対して鍼を刺すことで腰の筋緊張を緩和させて、腰椎椎間板ヘルニアでの腰への負担を軽減する効果が期待できます。

腰椎椎間板ヘルニアを早期改善するためには、腰椎椎間板ヘルニアが起こる原因である環境的要因・遺伝的要因・加齢のいずれも腰の椎間板にかかる負担を減らすことが最優先となります。

椎間板への負担を減らすには腰椎の周辺に位置する腰の筋肉が正常に働き、体を支えることで椎間板への負担を減らすことができます。

しかし、日常生活での姿勢や動作によって腰の筋肉が緊張していると筋肉は柔軟性を失い、疲労が取りづらくなるため体を支えることが難しくなっていきます。そのような状態は結果的に椎間板への負担が大きくなってしまい、腰椎椎間板ヘルニアを悪化させるリスクが高まります。

鍼灸治療では腰椎の周辺に位置する浅層から深層の腰の筋肉を鍼で直接刺激を与えることで、筋肉の緊張を緩和して体を支えることができるように改善することができるため腰椎椎間板ヘルニアの早期改善が見込めます。

鍼には患部に意図的に微細な傷を与えることで体が本来持っている回復機能を最大限高め、鍼による傷を修復するとともに筋肉の緊張を緩和する働きが行われます。

マッサージでも筋肉の緊張を緩和する効果がございますが、手技による施術では浅層の筋肉までのアプローチになってしまうことが多く、体を支えている腰椎の近くにある深層の筋肉の緊張まで緩和することが難しい傾向にございます。

そのため、腰椎椎間板ヘルニアには浅層から深層まで筋肉の緊張を緩和することができる鍼灸治療をおすすめしております。

セルフケアの方法とは?

腰椎椎間板ヘルニアのセルフケアとしてストレッチをおすすめしております。
上記の画像のように仰向けに寝ていただいて、両膝を立てます。立てた両膝を揃えたまま左右に倒して腰の筋肉のストレッチを行なっていきます。左右に倒す際に両肩は地面から離れないように注意して行なっていただくと効果的にストレッチができますので左右5回ずつ行なっていただくとストレッチの効果が現れてきます。
上記のストレッチを行なっていただき、腰の痛みや足の痺れが強くなる場合はストレッチの方法が合っていない可能性がございますので中止しましょう。

まとめ

ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【腰椎椎間板ヘルニアとは?原因や症状、治療法について】ご紹介させていただきました。

腰椎椎間板ヘルニアとは、腰の背骨の間にある椎間板が突出して起こる疾患のことです。骨と骨の間にある椎間板(クッションのような組織)が何らかの原因で内部の組織が外に漏れ出ることで、近くにある神経に触れて刺激するため痛みや痺れといった症状を引き起こします。

腰椎椎間板ヘルニアが起こる主な原因は3つあり、環境的要因(姿勢や動作)による椎間板への負荷、遺伝的要因(体質や骨格)による椎間板の弱化、加齢による椎間板の劣化。以上が腰椎椎間板ヘルニアの原因となります。

環境的要因による腰椎椎間板ヘルニアとは、日常生活での姿勢や動作による負荷が要部にかかり続けることで椎間板が損傷し、突出することで神経を刺激してしまうことが原因となります。

遺伝的要因による腰椎椎間板ヘルニアとは、生まれつき椎間板の強度や耐久性が弱く椎間板を損傷しやすく遺伝が原因となります。

加齢による椎間板ヘルニアとは、歳を重ねることでゲル状の組織でできている椎間板が乾燥することや乾燥に伴う弾力性の低下によって椎間板が損傷しやすいことが原因となります。

それぞれの原因について詳しくはブログ内でご紹介しておりますのでぜひご参考にまでにご覧いただけばと思います。

腰椎椎間板ヘルニアの症状は、損傷して突出した椎間板が腰の神経に触れて炎症を起こすことで痛みや痺れ、感覚が鈍くなる、力が入りづらくなるといった症状が引き起こります。

特に前屈みや腰を丸めた姿勢や動作によって症状が誘発されやすいので上記の症状がある方は腰椎椎間板ヘルニアの恐れがございます。

腰椎椎間板ヘルニアを発症した場合、治療法として大きく分けて2つ【保存療法】と【手術療法】がございます。

保存療法とは、腰椎椎間板ヘルニアの症状が続いている期間は腰への負担をかけないように安静に過ごしていただき、腰の治療に専念することで筋肉の緊張や神経の炎症を緩和して自然治癒していく治療法です。
腰の治療方法は様々ありますが、当鍼灸院では鍼灸治療をおすすめしております。

鍼灸治療をおすすめする理由として腰椎椎間板ヘルニアの症状の原因となる筋肉の緊張、神経の炎症、血液循環の悪化に対して効果を発揮するためです。

詳しくはブログ内をご参照いただけますと幸いです。

保存療法とは別に手術療法とは、腰部で突出した椎間板を切除することで神経に接触している椎間板が無くなるため、神経への刺激が無くなり腰椎椎間板ヘルニアの症状を改善・解消していく治療法です。
手術療法は基本的に保存療法で改善が見られない場合に最終手段として行われることが多いです。その理由としましては手術をすることで感染症や神経損傷のリスクがあるためです。
手術療法をご検討の方は担当の医者とよくご相談した上でご選択されることをおすすめいたします。

ブログの最後には腰椎椎間板ヘルニアにおすすめのセルフケアとしてストレッチをご紹介しております。
腰椎椎間板ヘルニアの予防にもなりますのでぜひご覧いただき、ストレッチを日常生活に取り入れてみていただけると嬉しいです。

その他に気になる点や不安な点がございます際にはお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】までご相談くださいませ。

【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷

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