揺れる通勤電車でふらつくのは反り腰が原因?
こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績について
こちらのブログでは【揺れる通勤電車でふらつくのは反り腰が原因?】についてご紹介しております。
毎朝の通勤電車で、電車が揺れるたびに他の乗客に比べて大きくふらついてしまう。吊り革を掴んでいないと他の乗客の方にぶつかってしまう。といったお悩みはないでしょうか?
そのふらつきの原因は、実は腰にあるかもしれません。詳しい内容については下記でご紹介していきますのでぜひ最後までブログをご覧いただければと思います。
所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では、反り腰によるふらつきや辛い腰の痛みの改善に力を入れております。
所沢・入間市周辺で反り腰にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
目次
通勤電車でのふらつきは反り腰が原因かもしれません
通勤電車で揺れるたびにバランスを崩してしまうのは、意外にも「反り腰」が原因のひとつかもしれません。
反り腰は骨盤や背骨の歪みから生じるため、体の重心がズレてしまうのが特徴的です。
反り腰によって体の重心がズレた状態のまま電車の揺れを耐えようとしても、ただでさえ反り腰によってズレた重心がさらに大きくずらされるため、体が堪えきれずにふらついてしまいます。
毎日の通勤電車でふらついてしまい、隣の人にぶつかってしまう・他人の靴を踏んでしまう・立っているのが辛いというお悩みの方はぜひこちらのブログを参考に改善をしていきましょう。
反り腰とは?
反り腰とは、骨盤が前に傾いてしまうことで腰が過度に反った状態を言います。
上記の画像の左側が反り腰の姿勢を表しておりますが、腰の位置が中心線より大きく前に出てしまっているのがわかるかと思います。
これは骨盤が前に傾くことで腰が反ってしまうためお腹が前にポッコリ出たような姿勢となってしまいます。
この姿勢が長時間続くと腰や背中の筋肉・関節部に大きな負担がかかるため、腰痛やぎっくり腰など日常生活に様々な影響を及ぼしてしまいます。
反り腰になると体の重心がズレてしまう
反り腰になると体の重心が通常の位置から前方に大きくズレてしまう傾向にございます。
反り腰は骨盤が前傾(前に傾いた状態)しており、腰椎(腰の部分の背骨)が過剰に反ってしまうため、重心がかかと側ではなくつま先側に移動していきます。
その結果、つま先側に移動した重心をそれ以上前方に移動しないようにと足や腰の筋肉が堪えるような形で力が入ります。
そのような状態が続くと足や腰の筋肉に過剰な負担が常にかかるため、筋肉が疲弊してしまい電車の僅かな揺れでさえも体のバランスをキープできずにふらつきを起こしてします。
正しい重心位置を保っていられている場合は、筋肉に余計な負担がかかっていないため電車の揺れも素早く対応することができ、大きくふらつくことは少なくなります。
反り腰をチェック!簡単なセルフ診断方法
反り腰かどうかを確認するためには、壁を使った簡単なセルフチェックを試してみてください。
壁を使ったチェック方法は、背骨や骨盤の位置を目視しやすくするため、反り腰の傾向を自分で把握するには非常におすすめな方法となります。
まずは、壁の前に立ち、かかとを壁につけて直立をします。
お尻・背中・後頭部を壁につけるように意識します。
このときに、腰と壁の間に握り拳を作った状態で手を入れてみてください。
握り拳1個分の隙間が腰と壁の間にある場合は、反り腰の可能性がかなり高いと言えます。握り拳ではなく、手を開いて手のひらが入る程度の隙間であれば骨盤・腰椎が正しい位置に保たれていると判断できます。
また、反り腰の方は寝る時など仰向けの状態が辛い方が多い傾向にございます。
仰向けになるとつい膝を曲げてしまう、仰向けは辛くて横向きで膝を抱えるようにした状態で寝るのが楽だという方も反り腰の可能性が高いので注意が必要となります。
なぜ反り腰だと電車の揺れでふらつきやすくなるのか
反り腰があると通勤電車の揺れに対応するための体のバランスが取りづらくなり、ふらつきが起こりやすくなります。
その原因は、体幹の弱まりや重心のズレが影響しているためだと考えられます。
下記では、電車内でのバランスに必要な【体幹】の重要性と、重心のズレがどのようにふらつきに繋がるのかを詳しくご説明させていただきます。
電車でバランスを取るために重要な【体幹】の働きとは
体幹とは、胸から骨盤にかけての筋肉群を指しており、特に腹筋や背筋が大事な役割を担っております。
この部分は、体を支える柱のような存在で、外部からの力や揺れに対して重心を調整する働きを担っております。
しかし、反り腰になると背筋に過剰な負担がかかったり、体を支える柱のバランスが崩れるため体幹が上手く機能できずに電車の揺れに対応しにくくなります。
例えば電車がカーブを曲がったり、ブレーキをかけた時に、体幹がしっかりしている人は背筋や腹筋を使って自然に姿勢を保つように体の重心を修正することができます。
しかし、反り腰の人は腰が過剰に反った状態のため常に背筋が緊張しており、筋肉の働きに余裕がないことで体幹を安定する機能が上手く使えずにふらつきやすくなってしまいます。
重心のズレがふらつきやすくしてしまう理由とは
反り腰による重心のズレが、電車の揺れでバランスを崩しやすくする主な原因です。
正常な姿勢では、重心は骨盤の中心から真下に位置し、足の内くるぶしの下に重心が乗ります。
しかし、反り腰になると骨盤が前傾するため、重心位置が前方にいきやすくなりつま先に荷重がかかりやすくなります。
この状態で外的な力が加わると体が適切に対応しづらくなってしまいます。
研究でも、反り腰が進行すると体の安定性が低下することが確認されております。
このため、反り腰による重心のズレは、日常生活においても様々な影響を与えやすくなっております。
通勤電車でのふらつきを防ぐために今日からできること
通勤電車でのふらつきを防ぐには、反り腰の改善と正しい姿勢を意識することが大切です。
ここでは、反り腰を改善するためのストレッチやエクササイズ、そして通勤時に取り入れられる立ち方や姿勢のポイントをご紹介させていただきます。
腰の筋肉を伸ばすストレッチ
骨盤が前傾することで、腰の筋肉が縮んでしまっているためストレッチでしっかりと伸ばしていきましょう。
まずは仰向けに寝ていただき、両膝を抱えるようにして体を丸くします。
そのまま、深呼吸をしながら体を前後に少し揺らしながら30秒間キープしていきます。
こうすることで普段反り腰で縮んでしまっている腰の筋肉が引き伸ばされて、筋肉の緊張を緩和することができます。
骨盤を正しい位置に戻すエクササイズ
骨盤が前傾になることが反り腰の直接的な原因となるため、骨盤周辺の筋肉を調整することで、自然な姿勢を取り戻すことができます。
まずは仰向けに寝て、両膝を立てます。
その姿勢のまま、骨盤を前後にゆっくり転がすように動かしていきます。骨盤がうまく前後に動かせると腰が地面についたり、離れたりと動きが出てきます。
これを10回繰り返すことで、骨盤周辺の筋肉の活動が調整されて骨盤前傾が改善されていきます。
通勤時に意識したい立ち方と姿勢のポイント
通勤時の立ち方や姿勢を意識するだけでも、ふらつきを改善することができるかもしれません。
正しい立ち方を身につけることで、反り腰の予防にもなりますのでぜひ取り組んでみてください。
正しい立ち方と姿勢には4つのポイントがございます。
・頭の位置が前に倒れてこないように正面を向く
・かかと、親指、小指の3点で立つように意識する
・お腹が前に出ないように軽く引き締めて、背中は猫背にならないように背筋を伸ばす
・膝を軽く緩めて、ロックしないようにする
特に通勤時にスマートフォンを長時間見ると、頭が前に出てしまい姿勢が悪化してしまいます。スマートフォンを見る時間を減らすか、下を向かないように顔の前にスマートフォンを持ってくるようにしましょう。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【揺れる通勤電車でふらつくのは反り腰が原因?】についてご紹介させていただきました。
通勤電車でのふらつきを防ぐためには、まず反り腰の原因を理解して適切な対策を取ることが重要です。
反り腰を改善することで、揺れる電車でも安定して立てるようになり、通勤時間が快適になります。
反り腰とは、骨盤が前に傾いてしまうことで腰が過度に反った状態を言います。
この反り腰の姿勢が重心のズレを引き起こし、揺れる電車でのバランスを取りにくくしていると考えられます。
まずは、ご自身が反り腰になっているかチェックしてみましょう。
セルフチェックすることができますのでご確認いただき、反り腰の傾向が見られる場合には、ストレッチやエクササイズをぜひ試してみてください。
それだけでも電車の揺れによるふらつきがかなり軽減されるかと思います。
それでもなかなか改善しない、ふらつきが気になる方はぜひ一度当鍼灸院へご相談くださいませ。
体のバランスや筋肉の柔軟性・左右バランスのチェックをして、お客様のお身体の状態をしっかりとご説明と治療をさせていただきます。
お客様自身でも取り組めるセルフケアと共に反り腰の改善を行うことで通勤電車が快適になり、日常生活での腰や体の辛い症状が改善されることが期待できます。
その他に気になることやご不明点がございます際には、ぜひ当鍼灸院へお問い合わせくださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸
この記事を書いた人
あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長