マスク肩こり・マスク頭痛の原因とは?対処法について
こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴と実績についてはこちら
こちらのブログではマスク生活によって起こる肩こりや頭痛の原因と対処法についてご紹介しております。
所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院ではマスク肩こり・マスク頭痛への施術に力を入れております。所沢・小手指周辺でマスク肩こり・マスク頭痛にお悩みの際にはどうぞお気軽にご相談くださいませ。
目次
マスク肩こり・マスク頭痛の原因とは
マスク肩こり・マスク頭痛の主な原因は、マスク自体が肩や首に直接的な影響を与えるわけではございませんが、間接的に姿勢や呼吸に影響を与えることで肩こりや頭痛の要因となります。
新型コロナの蔓延からマスクをして生活することが増えた昨今、肩こりや頭痛に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
特に「マスク肩こり」や「マスク頭痛」といった言葉が注目されるように、マスクを長時間着用することで体に不調を感じる方が増えています。
マスク肩こり・マスク頭痛が起こる原因について詳しく説明していきます。
マスクで呼吸が浅くなり、肩や首に負担がかかる
マスクをしていると無意識のうちに呼吸が浅くなり、肩や首に余計な負担がかかります。これが肩こりの原因の一つです。
浅い呼吸は、首や肩周りの筋肉を過度に緊張させる原因となります。
特に、日本人は胸式呼吸が多いため肩や胸の筋肉が常に動いてしまう傾向にあり、筋肉の疲労が蓄積されます。
さらに、浅い呼吸で酸素の供給量が減少するため筋肉の回復力が低下して肩こりを悪化させてしまいます。
例えば、通勤電車の中で長時間マスクをつけていると呼吸が浅くなり、肩や首が重く感じることがございます。
これは、胸式呼吸が中心になることで首や肩に負担がかかっているためです。この状態が続くと肩や首の緊張が慢性的になり、頭痛を引き起こすこともございます。
マスクによる姿勢の悪化
マスクを長時間つけていると呼吸が浅くなり、肺が十分に広がらないため自然と胸の開きが小さくなることで猫背姿勢となってしまいます。
猫背姿勢になると頭が前に倒れてしまうため、頭を支えている首・肩へ過剰な負担がかかりやすくなります。
猫背姿勢が続くと肩や首の筋肉が緊張して血行が悪くなるため、肩こりが発生しやすくなります。また、猫背姿勢になると背中の筋肉にも負担がかかり、全身のバランスが崩れることにもつながります。
例えば、デスクワークをしている際にマスクをつけていると無意識のうちに肩が上がり、首を前に突き出す姿勢になってしまいます。この状態が長時間続くことで、肩や首の筋肉が硬直して肩こりや首の痛みを引き起こします。
浅い呼吸で交感神経が優位に働く
マスクをつけての浅い呼吸は体がリラックスしづらいため、交感神経が優位になりやすく頭痛を引き起こすことがございます。特に「緊張型頭痛」と呼ばれるタイプが多くなります。
呼吸が浅くなると体が「ストレス状態」と判断するため、交感神経が活性化されます。
交感神経が優位になると筋肉が緊張しやすくなり、特に肩や首、頭の周辺の筋肉が硬直します。この結果として、肩こりや緊張型頭痛が発生しやすくなります。
マスクをしていると無意識に呼吸が浅くなりがちですが、この状態が続くと交感神経が過度に刺激されて慢性的な肩こりや頭痛を引き起こす原因となります。
マスク肩こり・マスク頭痛を改善するための対処法
マスク肩こりやマスク頭痛を感じている方は、その原因を理解した上で日常的に取り入れられる対処法を実践することが大切です。
ここでは、姿勢を整えるための簡単なストレッチや呼吸法について具体的にご紹介させていただきます。
これらを取り入れることで肩こりや頭痛を予防して症状の改善が期待できます。
肩や首の緊張をほぐすストレッチ
肩や首の筋肉を伸ばして血行を促進することで、肩こりや緊張を緩和します。
【首の側面ストレッチ】
まずは両手をクロスして両側の鎖骨辺りを手のひらで抑えます。
頭を右に回旋して、そのまま後ろに倒します。そうすると左側の首筋が伸びるのを感じると思います。
20秒ほどキープしたら、反対側も同様に行います。1時間に1回など、小休憩を挟んで行うとおすすめです。
【肩回し】
両手を肩の上に置き、肘で大きく円を描くように回します。前回し10回、後ろ回し10回行います。
肩回しを行うと肩甲骨周りの筋肉がほぐれて肩こりが軽減されます。
特にデスクワーク中や電車の中でも簡単にできるため、こまめに行うことが効果的です。
【肩甲骨のストレッチ】
両手を背中で組み、肩甲骨を寄せるように肩を後ろに引きます。
この動きは、肩の緊張を和らげると同時に、背中の筋肉をリラックスさせるのに役立ちます。
こちらも座りながらでもできますので、こまめに行うことが効果的です。
深呼吸でリラックスする方法
深呼吸を取り入れることで、身体全体をリラックスさせて肩や首への負担を軽減します。
【腹式呼吸】
まずは背筋を伸ばして、目を閉じると体がリラックスして腹式呼吸が行いやすくなります。
次にお腹に手を当て、ゆっくりと鼻から息を吸い込みます。このとき、息をお腹にためるようなイメージで行います。
息を吐く際は口からゆっくりと吐き出します。
この腹式呼吸を繰り返すことで、肩や首の緊張が和らぎます。
【4-7-8呼吸法】
4秒間息を吸い、7秒間息を止め、8秒かけてゆっくりと息を吐き出します。
この呼吸法は、緊張をほぐして副交感神経を活発にするため、リラックス効果が高く見込めます。仕事のストレスや精神的な疲れが溜まっている方はこちらの呼吸法を意識するとよいかもしれません。
マスク肩こり・マスク頭痛がひどい時は鍼灸治療がおすすめ
マスク生活が続く中、肩こりや頭痛に悩む方にとって日常的な対処法だけでは改善が難しい場合もございます。
そういったときには、当鍼灸院では鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療を取り入れることをおすすめしております。
鍼灸治療は、マスク肩こり・マスク頭痛の根本的な原因にアプローチすることできるため肩こりや頭痛の改善に効果的です。
例えば、肩や首に対する鍼治療では硬くなった筋肉に鍼で直接アプローチして、首肩周りの緊張を解消します。
鍼が筋肉に微細な刺激を与えることで、血管が拡張して血流が促進されるため首・肩周りに酸素や栄養が十分に行き渡るようになります。これにより、筋肉が柔らかくなるためコリや痛みが軽減されるのです。
また、頭痛に対してはツボや神経に対してアプローチすることで緊張型頭痛の原因となる交感神経の興奮を抑えることでマスク頭痛を改善することができます。
ご自身で行えるセルフケアでもなかなか改善しないマスク肩こり・マスク頭痛にはぜひ鍼灸治療を取り入れてみてください。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【マスク肩こり・マスク頭痛の原因とは?対処法について】ご紹介させていただきました。
マスク肩こりやマスク頭痛は、現代の生活スタイルの中で避けられないものですが、正しい対処法を実践すれば症状を和らげて快適な日常生活を送ることができます。
マスクを長時間着用することで無意識に猫背姿勢になり、首や肩に負担がかかります。これが肩こりや頭痛の大きな原因となります。
正しい姿勢を保ち、首や肩の緊張を解消することが症状を予防する第一歩として定期的に簡単なストレッチを行い、肩や首を動かす習慣をつけることをおすすめします。
例えば、首を左右にゆっくり回したり、肩を上下に動かすストレッチを日常に取り入れることで筋肉がリラックスして、血行が改善されます。
また、マスク着用時、呼吸が浅くなることで体が緊張しやすくなります。
浅い呼吸は交感神経を優位に働かせて肩や首の緊張を悪化させるだけでなく、頭痛を引き起こす要因にもなります。
深い呼吸を意識することで、リラックス効果が得られて肩や首の緊張がほぐれます。
リラックスした状態でゆっくりと息を吸い込み、しっかりと吐き出す深呼吸を行うことで副交感神経が活性化されて、体全体がリラックスします。
特に、仕事や家事の合間に数分間の深呼吸を取り入れることで、肩こりや頭痛の予防に役立ちます。
マスク肩こりや頭痛の対策として、深い呼吸を意識してリラックスすることが大切です。
肩こりや頭痛が慢性化している場合は鍼灸治療がおすすめです。
鍼灸は、肩や首の筋肉に直接アプローチして深い筋層の緊張をほぐすことができます。
これにより、肩こりや頭痛が緩和されて体のエネルギーの流れが整い、症状の改善が期待できます。
セルフケアでもなかなか改善しないマスク肩こり・マスク頭痛では根本的な改善を目指すために、鍼灸治療を取り入れることもぜひお試しくださいませ。
その他に気になる点やご不明点がございます際にはどうぞお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へご相談くださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸
この記事を書いた人
あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長