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看護師は腰痛になりやすい?原因とストレッチ方法について

看護師は腰痛になりやすい?原因とストレッチ方法について

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績について

こちらのブログでは【看護師は腰痛になりやすい?原因とストレッチ方法について】ご紹介しております。

所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では看護師が悩む腰痛の施術に力を入れております。所沢・小手指周辺で看護師の腰痛にお悩みの際にはお気軽にご相談くださいませ。

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看護師に多い腰痛の原因とは?厚生労働省データから見る実態

看護師にとって腰痛は非常に一般的な悩みです。

厚生労働省が発表したデータによると看護師が抱える職業病のトップは「腰痛」であり、多くの看護師が腰に痛みを感じているのが現状です。(参照:厚生労働省)

具体的には、約6割以上の看護師が何らかの形で腰痛を経験しているという報告がございます。

このように腰痛が多い理由の一つは、看護師の仕事内容にございます。

日常的に行う患者の移動や介助、長時間の立ち仕事、そして重い機器の持ち運びなど体に大きな負担がかかる作業が日常的に求められるため、腰にかかる負荷が他の職業と比べて非常に高いのです。

そのため、看護師が腰痛を避けることは難しく、予防や対策が重要になります。

実際、多くの看護師が腰痛を改善するためにセルフケアを取り入れていますがそのためにはまず、腰痛の原因を正しく理解することが大切です。

筋肉や関節、どこが痛んでいるのか

看護師の腰痛はさまざまな要因で引き起こされますが、主に筋肉や関節、椎間板といった部位が影響を受けやすい傾向にございます。

特に腰の筋肉は、立ったり座ったりする動作や重いものを持つ際に酷使されるため、過度な負荷がかかると筋肉が硬直して痛みを引き起こします。

筋肉の緊張が続くと血行が悪くなり、筋肉が十分に酸素を取り込めなくなるため慢性的な痛みやこわばりが生じやすくなります。

また、腰椎やその周辺の関節も看護師にとっては注意が必要です。

特に腰椎の椎間板にかかる負荷が大きくなると椎間板がすり減ったり、変形したりすることで痛みが発生します。

これに加えて、姿勢の悪化やストレスも腰痛の引き金となるため腰の筋肉と関節の健康状態を保つために、正しい姿勢や適度な運動が必要不可欠となります。

長時間の立ち仕事や重いものの持ち運びが腰に与える負担

看護師は長時間にわたる立ち仕事が避けられない職業です。

例えば、病棟でのラウンドや手術室でのサポート、さらには患者様の介助など1日中立ちっぱなしのことも珍しくありません。このような立ち仕事は、腰に直接的な負担をかける大きな要因となります。

立ち仕事を長時間続けると腰の筋肉が疲労しやすくなります。

特に姿勢が悪い状態で立ち続けると腰にかかる圧力が均等に分散されず、特定の筋肉や椎間板に負担が集中してしまいます。

これが原因で、筋肉の硬直や椎間板へのダメージが生じるため慢性的な腰痛が引き起こされることがございます。

さらに、看護師の業務では重い医療機器や患者の持ち運びなども頻繁に行われます。

重い物を持ち上げる際、正しいフォームで行わなければ腰に過剰な負担がかかり、筋肉や椎間板を痛めてしまうリスクが高まります。

特に腰を曲げたまま重いものを持ち上げることは、急性の腰痛や慢性の腰痛の原因になるため、持ち運びの際の正しい姿勢と力の使い方が重要です。

腰痛を予防・軽減するためのセルフケア

看護師が悩む腰痛の予防・対策方法としてストレッチが非常に効果的です。

特に、看護師のように腰に負担がかかる仕事をしている方には、筋肉をほぐすためのストレッチが不可欠です。

なぜなら、筋肉の緊張が腰痛の主な原因の一つであり、ストレッチを行うことで筋肉が柔軟になり、血行が改善されるためです。これにより、筋肉の張りが緩和されて痛みが軽減される効果が期待できます。

また、ストレッチには関節の可動域を広げ、柔軟性を高める効果もございます。腰痛が悪化すると、体の動きが制限されがちですが、ストレッチを続けることで可動域を維持して腰への負担を軽減することができます。

看護師の腰痛対策に適したストレッチとして、以下の3つが特に効果的です。

猫のポーズストレッチ

猫のポーズストレッチは、背骨を柔らかくして腰から背中にかけての筋肉を効果的に伸ばすことができます。

やり方は、両手と膝を床につけて肘は伸ばして、四つん這いの姿勢になります。

その姿勢のまま背中を丸めたり、反らせたりする動作を繰り返すことで、背骨の柔軟性を出しながら腰回りの緊張を解消します。

特に腰椎や背骨に負荷がかかりやすい看護師には、日常のケアとして取り入れるのにおすすめです。

ハムストリングスのストレッチ

ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)は、腰と繋がっているため、ここが硬くなると腰に負担がかかりやすくなります。

やり方は、まずは椅子に座り、片方の足のかかとを地面につけて膝をまっすぐに伸ばします。その後、伸ばした足先を掴むように伸ばしている足と同惻の手を伸ばしていきます。

そうするとハムストリングスが伸びるのを感じることができるかと思いますので、ハムストリングの筋緊張が緩和して腰痛が改善されます。

特に、長時間立ち仕事をした後に行うと腰の負担を軽減できます。

体側ストレッチ(サイドベンド)

体側のストレッチは、腰から体側にかけての筋肉を伸ばして側面の張りを和らげます。

立った状態で片手を上げながら反対側に体を倒していくことで、腰回りと脇腹を同時に伸ばすことができます。

看護師は頻繁に前屈みになりがちですが、体側を意識的に伸ばすことで、腰全体のバランスを整えて腰の痛みを防ぐことができます。

ストレッチの習慣化のポイント

ストレッチの効果を最大限に引き出すためには、習慣化が重要です。では、看護師の忙しいスケジュールの中で、どのようにストレッチを取り入れればいいのでしょうか?

1日の始まりと終わりにストレッチ

朝、仕事に行く前に軽くストレッチを行うことで、筋肉を温めて仕事中に発生しうる負担を軽減する準備ができます。

また、仕事終わりに行うことで、1日の疲れをリセットして筋肉の緊張をほぐす効果がございます。

特に長時間の立ち仕事や重労働の後には、積極的にストレッチを取り入れることをおすすめしております。

1回のストレッチは30秒から1分を目安に

ストレッチは、短時間でも効果があるため1回の動作につき30秒から1分程度を目安に行いましょう。

無理に長時間行う必要はなく、筋肉が心地よく伸びる範囲で行うことが大切です。

また、強い痛みを感じる場合は無理をせずに自分の体に合った範囲で行うことが重要です。

日常の隙間時間に取り入れる

仕事の合間や休憩時間にも、立ちながらでもできるストレッチを少しずつ取り入れると習慣化がしやすくなります。

例えば、トイレ休憩や患者さんの移動の合間に軽く背伸びをしたり、簡単な体側ストレッチを取り入れることで日常的に腰痛対策をすることができます。

ストレッチを継続することで、腰の痛みを予防することができるため筋肉の柔軟性を保つことができます。

習慣化するためには無理なく、自分のペースで行うことが大切です。

セルフケアでも解消しない腰痛はぜひ当鍼灸院へご相談くださいませ

当鍼灸院では、看護師の方が抱える腰痛に対して特に効果的な鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療を提供しております。

鍼灸治療が看護師の腰痛に効果的な理由は、体の深層にある筋肉や神経にアプローチできる点です。

日々の業務で重い患者さんを持ち上げたり、無理な姿勢での作業を繰り返すこと筋肉に慢性的な負担がかかりやすい看護師は、一般的なストレッチやマッサージだけでは十分な改善が見込めない場合がございます。

鍼灸治療は、こうした奥深い筋肉や神経を直接刺激することで血行促進や痛みの軽減をサポートして、自然治癒力を高める効果が期待できます。

例えば、腰痛の原因となる「仙腸関節炎」や「筋膜性腰痛」などは、体の奥深い部分にある組織の炎症や緊張が関与しているため、鍼治療で直接その部位にアプローチすることが有効です。

鍼灸治療では、患部に鍼を刺すことで血流を改善して筋肉の緊張を和らげたり、神経の働きを正常化します。

また、温熱療法(灸)を併用することで、さらに血行促進効果を高めることができるため腰痛だけでなく、冷え性や疲労回復にも効果を発揮します。

看護師の方で腰痛にお悩みの際にはお気軽に当鍼灸院へご相談くださいませ。

まとめ

ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。

今回こちらのブログでは【看護師は腰痛になりやすい?原因とストレッチ方法について】ご紹介させていただきました。

看護師は日常的に腰に負担がかかりやすい環境にあるため、日常のケアとしてセルフケアを取り入れることが必要不可欠です。

具体的な原因を把握して適切なケアを行うことで、症状の悪化を防ぎ、快適な毎日を目指すことができます。

腰痛の原因は一つではなく、筋肉や関節の問題、姿勢の悪さ、さらにはストレスなど複合的な要因が絡み合っています。

看護師の場合、患者さんの移動や介助などで無理な姿勢を取りがちなため、特定の筋肉や関節に負担が集中しやすい傾向にございます。

そのため普段からセルフケアなどを取り入れていただくことで、腰痛の予防・対策をすることできます。

例えば、背骨の柔軟性を高める「キャットカウ」や、腰部の筋肉をリラックスさせる「前屈ストレッチ」などが有効です。これらは、特に長時間の立ち仕事の後や、重い患者さんを持ち上げた後に実践することで、腰の緊張を和らげる効果がございます。

セルフケアを続けても改善しない腰痛の場合は、無理をせずに専門家に相談することをおすすめします。

看護師という職業は、常に身体に負担がかかるため痛みを我慢して働き続けることが、さらに大きな問題を引き起こすリスクがございます。

早期に専門家に相談して適切な治療を受けることで、健康を守りながら長期的に働ける環境を整えることができます。

当鍼灸院では、腰痛の原因に合わせた鍼灸治療を行っております。

鍼灸は、筋肉や神経に働きかけることで血流を改善し、痛みを軽減する効果が期待できる治療法です。

セルフケアでは届かない深い筋肉や関節の問題に対しても鍼灸治療は有効です。

看護師の方々が健康を保ちながら安心して働けるよう、当鍼灸院では一人ひとりに合わせた最適な治療プランを提供していきます。

ぜひ無理をして、ひどい腰痛になる前に当鍼灸院へご相談いただければと思います。

その他に気になる点やご不明点がございます際には、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸

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