坐骨神経痛の座り方とは?デスクワークの方におすすめ

こんにちは!【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績について
こちらのブログでは【坐骨神経痛の座り方とは?デスクワークの方におすすめ】についてご紹介しております。
長時間のデスクワーク中に、お尻から足にかけてズーンと広がるような痛みやしびれを感じていませんか?
その症状、もしかすると「坐骨神経痛」かもしれません。
特にお仕事でパソコン作業が多い方や座っている時間が長い方にとって、坐骨神経痛は日々の生活の質に大きな影響を及ぼすものです。
こちらのブログでは、坐骨神経痛でお悩みの方が少しでも快適に過ごせるように、座り方の工夫や自宅でできるセルフケア方法をご紹介していきます。

目次
坐骨神経痛の方におすすめの「座り方」

坐骨神経痛の症状を和らげるためには、まずは「正しい座り方」を身につけることが大切です。
特にデスクワークをされている方におきましては、お仕事の間座り続けるため座る姿勢によって体に大きな負担を与えている可能性がございます。
何気なく座っている座り方が、実は坐骨神経を圧迫して坐骨神経痛の症状を悪化させている可能性が少なくありません。
椅子に座る時は、以下のポイントを意識することで坐骨神経痛を和らげることが期待できます。
骨盤を立てて座る
坐骨神経痛の軽減には、骨盤を立てた姿勢で座ることが最も効果的です。
骨盤が後ろに倒れた状態で座ると背骨のバランスが崩れて、お尻の奥にある「梨状筋(りじょうきん)」という筋肉が緊張します。
この筋肉のすぐ近くを坐骨神経が通っているため、梨状筋が緊張すると坐骨神経への圧迫が生じてしまい、痛みや痺れといった症状を引き起こす原因となります。
椅子に深く腰を掛け、背もたれに寄りかかるよりも軽く背筋を伸ばした姿勢を意識すると腰やお尻への負担が和らぎます。
膝の角度を90度に保つ
膝の角度を90度に保つように意識して座ると、腰への負担が減るため坐骨神経痛の予防・改善を図ることができます。
膝の角度を意識すると、自然と股関節や骨盤への負担の少ない姿勢が作れるため坐骨神経への影響も減らすことができます。
クッションの活用も効果的
正しい座り方を長時間意識することは、最初は難しいかと思います。
そのため座り方に工夫を加えるために、クッションを使って姿勢をサポートするのもおすすめです。
おすすめのクッションとして「ドーナッツ型のクッション」「低反発クッション」です。
坐骨部分に穴が空いているタイプのクッションは、坐骨神経への直接的な圧迫を減らす効果があり、「座ると痛かったけれど、これを使ってから少し楽になった」というお声も多くいただいております。
また、椅子が硬い素材でできている場合には低反発クッションでお尻への圧を和らげるのもおすすめです。
つらい症状を少しでもやわらげるために、ぜひご自身に合ったクッションを探してみてください。
なぜ坐骨神経痛は座ると辛いのか?その原因を解説

坐骨神経痛とは、腰からお尻・太もも裏・足先へと続く坐骨神経を何らかの要因で圧迫をしたり炎症を起こすことで、腰からに足にかけて痛みや痺れが生じるようになります。
椅子や床に座ると体重によって坐骨神経が圧迫されやすくなるため、症状が悪化しやすくなります。その結果、長時間座ること自体がつらく感じるようになるのです。
さらにデスクワークの多くの方は、長時間椅子に座っていることで徐々に姿勢が崩れて、猫背や骨盤が後ろに傾いた状態で座っていることが多くなるかと思います。
坐骨神経は少しの圧迫には耐えられますが、長時間強く圧迫されたり繰り返し同じ部位に負担がかかったりすると痛みが生じやすくなります。
なぜ全員が坐骨神経痛になるわけではないのか
デスクワークでも坐骨神経痛を起こす方と起こらない方がいらっしゃいます。
この差は【神経への負担のかかり方】と【体の回復力】に個人差があるためです。
同じデスクワークでも、こまめに立ち上がる方や姿勢に気をつけている人は神経への負担が少ないので坐骨神経痛になりにくいです。
また、運動習慣がある方は筋肉量や柔軟性があるため、坐骨神経の圧迫を防ぐ”クッション”が効いているので症状が出にくいことがございます。
一方、疲れてくると足を組んだり、背もたれにダラっともたれる癖がある方は、坐骨神経に徐々にストレスが加わっていきます。
また、運動習慣がないことで下半身の血流が悪くなり、坐骨神経が過敏になりやすくなります。
血流が悪くなると神経や筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなるため、日頃の疲労が取れずに坐骨神経へのストレスが蓄積されて痛みを引き起こしやすくさせてしまいます。
坐骨神経痛を改善!セルフケアの方法
坐骨神経痛を和らげたい方にとって、座り方だけでなく「体を動かすこと」もとても大切です。
特に、簡単なストレッチやちょっとしたセルフケアを組み合わせることで、痛みの原因にしっかりアプローチできます。
お尻の筋肉をゆるめるストレッチ
お尻まわりの筋肉(特に梨状筋)が硬くなると坐骨神経を圧迫しやすくなりますので、ストレッチでやわらげていきましょう。
椅子に座ったままで行えるストレッチですので、ぜひ仕事の合間に取り入れてみてください。
①椅子に浅く腰掛けます。
②片足を反対のひざの上に乗せ、数字の「4」のような形を作ります。
③背筋を伸ばしながら、息を吐きつつゆっくりとお辞儀していきます。
④お尻の奥が伸びているのを感じたら、そのまま20秒キープ。左右1〜2セットずつ行いましょう。
こまめに立つ習慣を取り入れましょう
座りっぱなしは坐骨神経の大敵です。こまめに立つことや動くことで、悪化を防ぐことができます。
長時間同じ姿勢でいると筋肉が硬くなり、坐骨神経が圧迫されやすくなってしまいます。
また、血流も滞りやすくなるため、痛みが強まりやすくなります。
60分に一度、スマホのタイマーを使って「立ち上がる」習慣をつけましょう。数分間、歩いたり、軽くストレッチをしたりするだけでも神経への負担は大きく軽減されます。
「集中しているとつい忘れてしまう」という方もタイマーを活用することで、自然と行動に取り入れやすくなりますのでおすすめです。
根本的な改善を目指す方へ当鍼灸院におまかせください
当鍼灸院では、坐骨神経痛にお悩みの方へマッサージや鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療を用いることで改善することができます。
特に坐骨神経痛には鍼灸治療がおすすめです。
鍼灸治療には、筋肉の深層部にある緊張をやわらげ、神経への圧迫を軽減させる効果がございます。
坐骨神経痛の原因となる梨状筋はお尻の筋肉の中でもかなり深い場所に位置しております。
そのため、マッサージでは難しい場合でも鍼灸治療であれば鍼で的確にアプローチすることが可能です。
また、坐骨神経付近に鍼灸治療を行うことで血流を促し、神経や組織の回復力を高める手助けにもなります。
実際に当鍼灸院では、「座るだけでお尻が痛くなる」「足のしびれがつらい」といったお悩みで来院される方が多く、定期的な鍼灸ケアで痛みが改善した方もたくさんいらっしゃいます。
市販薬やマッサージで効果を感じにくい方こそ、ぜひ一度当鍼灸院へご相談くださいませ。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【坐骨神経痛の座り方とは?デスクワークの方におすすめ】についてご紹介しております。
坐骨神経痛になると、座っているのが苦痛になることはございませんか?
坐骨神経痛になると、お尻や太もも裏・足先に痺れや痛みを感じるかと思います。
特にデスクワークで長時間座っていることが多い方は、坐骨神経が圧迫されやすくなるため痛みや痺れを引き起こしやすくなります。
しかし、坐骨神経痛でも座り方を意識することで痛みや痺れを和らげることができます。
座る際に意識していただきたいポイントが2つ【骨盤を立てて座る】【膝の角度を90度に保つ】です。
また、クッションを活用するのもおすすめとなります。
神経痛は強いストレスが加わることで痛みを引き起こしますので、姿勢を意識したりクッションを用いることでストレスを減らして、坐骨神経痛を予防することができます。
また、こまめに立つ習慣や運動習慣を取り入れることも改善の一歩となります。
坐骨神経痛はあくまで病気や疾患ではなく、症状名ですので日常生活を改善するだけでも十分治せる可能性が高いです。
もし、座り方や生活習慣を見直しても改善しない場合には、当鍼灸院にぜひ一度ご相談くださいませ。
当鍼灸院では、マッサージや鍼灸治療を行うことで坐骨神経痛の根本原因から改善を図ることができます。
なにかご不明点や気になる点がございます際には、どうぞお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】までお問い合わせくださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸
この記事を書いた人

あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長