出産直後は何をしたら良い?骨盤の歪みの改善方法

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績について
出産を終えたばかりのママにとって、骨盤の歪みは治るのか?そのままにしておいて大丈夫なのか?と不安な気持ちがあるかもしれません。
産後の骨盤の歪みは、自然と元の位置に戻るとされております。
しかし、実際には骨盤の歪みが自然に戻らず、辛い症状に悩まれている産後ママも多くいらっしゃいます。
こちらのブログが、出産直後の骨盤ケアに悩まれている産後ママの皆さまにとって、少しでもお力になれましたら幸いです。

目次
出産直後におすすめ!自宅でできる骨盤ケア

出産後、「骨盤の開きが気になる」「立ち上がるときに腰が痛む」といったお悩みを抱えていらっしゃるママが多いかと思います。
しかし、出産直後で小さな赤ちゃんがいるとなかなか外に出て施術を受ける時間をつくるのも難しいです。
そこで今回は、自宅でできるやさしい骨盤ケアを4つに分けてご紹介いたします。
どれも継続しやすい内容ですので、ぜひ日常に取り入れてみてください。
骨盤ベルト|正しく使えば骨盤の安定に役立ちます
出産後の骨盤は、ホルモンの影響により関節や靭帯が緩んだ状態になります。
そうした不安定な骨盤を優しく支えるのが、骨盤ベルトの役割です。
骨盤ベルトを着用することで骨盤周囲の筋肉や関節への負担を軽減し、痛みや不快感の予防にもつながるといわれております。
例えば、赤ちゃんを抱っこしているときや家事の最中など、動作が多い時間帯にベルトを巻くことで、骨盤がぐらつかず、安定して動けるようになります。
結果として骨盤へのダメージが減り、回復もスムーズに進みやすくなります。
ただし骨盤ベルトには注意点もあり、締めすぎや長時間の着用は避けるようにしましょう。
骨盤ベルトは骨盤のぐらつきを安定させてくれる一方で、血流を妨げたり、筋力低下を招く可能性もあるため、「動くときにだけ着ける」ことを基本に休むときは外すことがおすすめです。
骨盤ベルトは、あくまでも体の回復を助けてくれる補助アイテムです。
毎日つけるというよりも、「必要なときだけ、正しい位置に、適度な力で」使うことが、産後の回復には理想的となります。
ストレッチ|硬くなった筋肉をゆるめて、骨盤の動きをなめらかに
骨盤まわりの筋肉が硬くなると骨盤の動きや回復が妨げられてしまいます。そこでおすすめなのが、骨盤ゆらしストレッチです。
ストレッチの方法は、仰向けに寝た状態で両膝を立て、左右にゆっくり倒すだけのシンプルな動きです。
シンプルなストレッチですが、腰まわりをリラックスさせるのに最適です。痛みがない範囲で10回、ゆったりした呼吸とともに行いましょう。
産後は、育児による抱っこや授乳で、どうしても同じ姿勢を取りがちです。
その結果、腰・お尻・太ももなどの筋肉が緊張しやすくなり、骨盤の歪みや疲労を助長してしまいます。
ストレッチを取り入れることで、緊張をゆるめ、骨盤まわりの血流や柔軟性が高まり、自然な回復を助けてくれます。
大切なのはやりすぎないことです。1回数分でも、毎日コツコツ続けることが、骨盤ケアの近道になります。
インナーマッスル|お腹の奥の筋肉を鍛えて骨盤を内側から支える
産後の骨盤ケアにおいて、とても大切なのが【インナーマッスル】です。
インナーマッスルとは、体の深部にある筋肉で、特に腹横筋や骨盤底筋は骨盤の安定に直結する筋肉です。
妊娠・出産によってこれらの筋肉がゆるむと骨盤が支えられず、不安定さや尿もれなどのトラブルにもつながりやすくなります。
そこでおすすめなのが「腹式呼吸」と「骨盤底筋トレーニング」です。
● 腹式呼吸のやり方
仰向けに寝て、ゆっくり息を吸いながらお腹をふくらませ、吐くときにお腹をへこませる。この動きだけで、インナーマッスルがやさしく刺激されます。
● 骨盤底筋トレーニング
座った姿勢で、おしっこを止める感覚で下腹部を締め、5秒キープ→5秒リラックス。これを10回程度。
どちらも体に負担が少なく、家事や育児の合間に短時間でできるのが魅力です。インナーマッスルを意識して整えることで、骨盤全体が内側から安定し、回復がスムーズになります。
日常でできる姿勢ケア|「整える」より「崩さない」ことが大切です
日常生活のちょっとした姿勢が、骨盤の回復スピードを大きく左右します。
実は、ストレッチやベルト以上に影響力があるのが、普段の座り方・立ち方・抱っこの仕方など、何気ない日常動作の「クセ」です。
これらを見直すだけでも、骨盤にかかる負担がぐっと軽くなり、結果的に歪みの予防や改善につながります。
例えば、下記のポイントを意識して日常生活を過ごしてみてください。
・横座り・足組みを避ける
・ソファに浅く座らず、背筋を伸ばして座る
・赤ちゃんの抱っこは左右交互に行う
・重いものを持つときは、腰からではなく股関節を使う
これらはすべて、「骨盤に偏った力がかからないようにする工夫」です。
特に産後は関節がゆるみやすいため、無意識の姿勢のクセが歪みを固定してしまう原因にもなりかねません。
意識するだけでも変わるものですので、「整える」よりも「崩さない」を大切にしてみてください。
治療院で骨盤の歪みを治すなら、出産後2〜6ヶ月がおすすめ

もし、治療院にて産後の骨盤ケアを考えている場合には、出産後2〜6ヶ月の間に治療院へ行くのがおすすめです。
まず出産直後は、焦らずに体をしっかり休ませることが最も大切です。出産は交通事故と同様のダメージが体に生じると言われております。
その状態で無理に治療家の力を借りて骨盤を整えようとしても、かえって体に大きな負担をかけてしまうこともございます。
出産から回復が進む産後2〜6ヶ月の時期は、骨盤ケアを始めるのに最適なタイミングといわれております。
この時期は、骨盤まわりの筋肉や靭帯がまだ柔らかく、関節も動きやすいため、矯正によって骨盤を正しい位置へ戻しやすいのが特徴です。
さらに、骨盤の状態が安定していく過程で、正しい位置へと定着しやすくなるため、将来的な歪みの予防にもつながります。
このため、まだ骨盤が柔らかいうちにケアを始めることがとても効果的になるのです。
出産直後の骨盤の歪みでお悩みの際は、ぜひ当鍼灸院へご相談くださいませ
当鍼灸院でも、出産後の骨盤ケアを行っております。
産後の骨盤は、出産のダメージやホルモンの影響で不安定な状態にあり、そのままにしておくと歪みが定着し、腰痛や肩こり、ぽっこりお腹などの原因になることもございます。
そこで当院では、以下のような特徴を活かした施術をご提供しております。
・国家資格者(鍼灸マッサージ師)による、安心・安全な施術
・バキバキしない、優しい骨盤調整
・骨盤だけでなく、腰・股関節・肩・骨盤底筋など全体を診るケア
・育児中でも取り入れやすいセルフケアのアドバイスや姿勢指導
・一貫して同じ施術者が対応するため、体調の変化にも細やかに対応
施術中も「今、どんな状態か」「なぜこの施術を行うのか」をしっかりご説明しながら進めていきますので、初めての方でも安心してお受けいただけます。
「このまま様子を見ていいのかな?」「骨盤が戻らない気がするけど、どこに相談したらいいのかわからない…」そんなお気持ちが少しでもございましたら、ぜひ一度当鍼灸院へご相談くださいませ。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【出産直後は何をしたら良い?骨盤の歪みの改善方法】についてご紹介いたしました。
出産によって歪む骨盤、産後ママにとってどう対処したら良いのか悩む方も少なくないかと思います。
そこで、まずは自分で行える出産直後におすすめの骨盤ケアを4つご紹介させていただいております。
【骨盤ベルト】【ストレッチ】【インナーマッスル】【日常でできる姿勢ケア】以上の4つです。
これらの骨盤ケアは自宅でもできますし、継続しやすい内容となっておりますのでぜひ日常生活で取り入れてみてください。
また、治療院で骨盤矯正などの治療を考えている方は、出産後2~6ヶ月で治療を受けることをおすすめします。
出産後2~6ヶ月はまだ骨盤周りの筋肉や靭帯が柔らかい状態のため、正しい位置へと戻すことができます。
さらに、骨盤の状態が安定していく過程で、正しい位置へと定着しやすくなるため、将来的な歪みの予防にもつながります。
そのため、産後2ヶ月から骨盤ケアを始めることが出産の影響で歪んだ骨盤を整えるのに大変効果的です。
もし、骨盤ケアを受ける治療院に困っている場合には当鍼灸院へ一度ご相談くださいませ。
当鍼灸院では、国家資格を保有した施術者が必ず対応するため安心・安全に治療を受けていただくことができます。
無理にバキバキと衝撃を加えたりせずに、全身のバランスを整えることで骨盤ケアを行っていきます。
その他にも気になる点やご不明点がございます際には、どうぞお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】までお問い合わせくださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸
この記事を書いた人

あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長