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ぎっくり腰で動けない時のセルフケアと対処法

ぎっくり腰で動けない時のセルフケアと対処法

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴と実績について

こちらのブログでは急な腰痛・ぎっくり腰を起こして動けない時の対処法をご紹介しております。

もちろん、ぎっくり腰のような急性腰痛が起こった場合には治療院へのご相談がおすすめですが、場合によっては動けなくなってしまう方や歩けないほどの痛みを起こす方もいらっしゃいます。

そんな時に少しでもぎっくり腰の痛みを緩和・改善するための対処法のご参考になりますと幸いです。

所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院ではぎっくり腰をはじめとする急性腰痛への治療に力を入れております。所沢・小手指周辺でぎっくり腰にお悩みの際にはどうぞお気軽にご相談くださいませ。

→ぎっくり腰でのご相談はこちら

ぎっくり腰で動けないときはまず安静にして、無理に動かさないことが重要

ぎっくり腰で動けないほどの痛みを感じたときの最も大切なのは「安静にすること」「安静な姿勢をとること」「症状に合わせたケア」です。

無理に動かそうとすると症状が悪化する可能性がございますため、できるだけ早く適切な姿勢をとって体を休めることが必要となります。

ぎっくり腰は筋肉や関節に突然負担がかかり、炎症や筋繊維の損傷・神経への圧力が起こることで痛みが生じている状態です。適切な対処法を取ることでぎっくり腰の原因を改善して、動きがとれるように早期改善が見込めるようになります。

ぎっくり腰の痛みを悪化させないために必要な対処法とは?

ぎっくり腰での対処法の基本は、痛みを悪化させないための「動かさないこと」です。

なぜなら、痛みの原因は炎症や筋肉の過度な緊張・神経への圧力にあるためです。動いてしまうと、その炎症を広げてしまうことや筋肉をさらに緊張させてしまい、回復が遅れる原因となります。

動けないほどの痛みがある場合に取るべき安静な姿勢のポイント

ぎっくり腰で動けない時の最も効果的な姿勢のひとつは「仰向けになり、膝を軽く曲げる」ことです。

この姿勢は、腰への負担を最小限に抑えることができるため痛みを和らげる効果がございます。

具体的には、仰向けになって膝の下にクッションや丸めた毛布を置き、脚全体を少し持ち上げるようにします。こうすることで、腰椎(腰の骨)への圧力が緩和されて痛みが落ち着くことが期待できます。

また、横向きに寝るのも有効です。この際、膝の間にクッションを挟むと腰の捻じれが防げるため痛みの軽減につながります。体を安定させることで、無意識に痛みを感じて体を動かすリスクを減らすことができるので早期回復のサポートになります。

冷やすべき?温めるべき? ぎっくり腰の症状に合わせたケア方法

ぎっくり腰になった直後、まずは「冷やす」ことが推奨されております。

痛みの原因が炎症であることが多いため、冷却することで炎症を抑えて痛みを緩和する効果がございます。冷やす方法としては、氷嚢や冷却ジェルパッドをタオルで包み、痛みがある部分に10〜15分程度当てることが効果的です。冷やしすぎは逆効果になるため、一定の時間を守って行うようにしましょう。

一方、ぎっくり腰の痛みが落ち着いて炎症が収まった後は「温める」ことが回復を促進します。

これは、筋肉の血流を改善して柔軟性を取り戻すためです。ただし、初期段階で温めると炎症が悪化することがあるため、炎症が落ち着くまでは冷却を優先することが推奨されております。
温め始まる目安として、痛みが和らぎ始めて動けるようになった頃に温め始めるとがおすすめです。

温める際には、蒸しタオルや市販のホットパッド・カイロを使用して腰全体をゆっくりと温めていくのがポイントです。20分程度温めた後、休憩を取りながら繰り返すことでより効果的に血流を促して回復をサポートします。

ぎっくり腰を起こす原因とは

ぎっくり腰の主な原因は筋肉や関節に負担がかかることで、炎症や筋繊維の損傷・神経への圧力が発生することで引き起こされると考えられております。

ぎっくり腰はお客様によって原因や痛めている箇所は様々であり、現代の医学やレントゲン・MRI検査を行ってもはっきりとした原因を突き止めることは難しいです。

ここでご紹介するのはぎっくり腰が起こる原因の一部としてご参考にしていただければと思います。

筋肉や関節に与える負担がぎっくり腰を引き起こす理由

ぎっくり腰は、腰にかかる負荷が大きくなったときに発生することが多い傾向にございます。

重い物を持ち上げる、急に体をひねる、不自然な姿勢で長時間過ごすなど、腰に過剰な負担がかかると筋肉や関節に過度なストレスが生じます。このストレスが一気に解放されたときに筋肉や靭帯が損傷してぎっくり腰の痛みが発生すると考えられます。

例えば、長時間のデスクワークや立ちっぱなしの作業が続くと腰の筋肉や椎間板(背骨のクッション部分)に常に負担がかかり、疲労が蓄積します。

この状態で急な動作を行うと疲労がたまった筋肉や関節が対応しきれずに結果としてぎっくり腰が引き起こされることがございます。また、普段の体の使い方の癖や姿勢不良によって筋肉のバランスが崩れていると特定の部位に過剰な負荷が集中しやすく、くしゃみ筋トレで突然ぎっくり腰を誘発する要因となることもございます。

動かすことで症状が悪化するリスクとは?

ぎっくり腰を起こしてすぐに無理に動こうとすることは、症状を悪化させる場合がございます。

痛みの原因となっている炎症や筋繊維の損傷・神経への圧力が改善しないうちに動くとその部分にさらに負荷がかかり、炎症が広がることや筋肉が再び損傷する恐れがございます。

これが原因で痛みが強くなり、ぎっくり腰の回復に時間がかかることがございます。

ぎっくり腰を起こしたすぐは動かせる範囲だけで、無理をせずに体を休ませましょう。

安静後に少しでも動けるようになったら試したいぎっくり腰の対処法

ぎっくり腰で安静を保った後の少しずつ動けるようになった際は、無理のない範囲で体を動かして回復を促進することが重要となります。

特に、筋肉を柔らかく保って血流を改善するための適切なストレッチや日常のケアが重要になります。ここでは、痛みが軽減してから実践できる簡単なストレッチと痛みを予防するための習慣について詳しくご説明していきます。

痛みが軽減したら実践したい簡単なストレッチ

ストレッチは、腰回りの筋肉を柔らかくして血流を促進することで回復を早めます。

おすすめのストレッチの1つ目は「膝抱えストレッチ」です。

仰向けに寝て片膝を胸に引き寄せ、もう片方の脚はまっすぐに伸ばします。この姿勢を10〜15秒ほどキープして反対側の脚も同様に行います。このストレッチは、腰の筋肉をゆっくり伸ばして無理なく腰の筋肉の柔軟性を取り戻す効果がございます。

おすすめのストレッチの2つ目は「キャット・カウ(猫と牛のポーズ)」です。

四つん這いになり、背中を丸める(猫のポーズ)、そして反らす(牛のポーズ)を交互に行います。この動作をゆっくりと繰り返すことで、腰椎や周囲の筋肉に負担をかけずに柔軟性を向上させます。また、背中全体の緊張をほぐして腰痛の軽減にも役立ちます。

どちらのストレッチも痛みが再発しないように慎重に行い、無理な反動や勢いをつけないことが重要です。ゆっくりと深呼吸をしながら行うことで、筋肉をリラックスさせてぎっくり腰の回復を促進することができます。

ぎっくり腰になってしまったら、まずどう行動すれば良いか

ぎっくり腰に突然襲われたとき、痛みのあまり冷静な判断が難しいかもしれませんが適切な対応を取ることで、症状を悪化させずに早期の回復を目指すことができます。

ここでは、ぎっくり腰になってしまった際にまず行うべき行動についてご説明させていただきます。

応急処置とセルフケアを正しく行うためのガイドライン

ぎっくり腰は突然の激しい痛みによって動けなくなることがございます。

そのため、まずは応急処置として適切な対応を取ることが非常に重要となります。応急処置やご自身で行えるケア方法はこれまでご紹介した「安静にすること」「安静な姿勢をとること」「症状に合わせてケア」をまずは行ってみてください。

ご自身で行えるセルフケアの後に少しでも動けるようになった際にはできるだけお早めに整形外科や接骨院・鍼灸院へご相談いただくことをおすすめしております。

病院に行くべきタイミングと見極め方

ぎっくり腰はその痛みの激しさにもかかわらず、必ずしも病院や治療院へ行かずとも症状が良くなることがございます。

しかし、場合によっては専門医の診察を受けることが重要です。では、どのような状況で病院に行くべきか、適切な判断基準を知っておくことが大切です。

痛みが落ち着いてから以下の判断基準を参考に病院に行くべきかを考えていただければと思います。

痛みが非常に強い場合

まずは、ぎっくり腰の痛みが非常に強く応急処置をしてもなかなか痛みが改善しない場合には接骨院や鍼灸院など治療院へご相談いただくことをおすすめします。

通常のぎっくり腰では、時間の経過とともに徐々に痛みが軽減していくこと多いですが、あまりにも痛みが強くて動けないほどの場合はしっかりと治療を行う必要がございます。→ぎっくり腰の治し方について

治療を行うからといってすぐに痛みや症状が改善するわけではございませんが、しっかりと症状や原因に対して治療を受けることによってぎっくり腰の早期改善、再発防止に繋がります。

当鍼灸院でもぎっくり腰のご相談をよくいただきますが、お早めにご相談いただけることで施術した日に歩いて帰れるほどに回復する方もいらっしゃいます。当鍼灸院ではぎっくり腰への施術には鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療をおすすめしておりますのでお悩みの際にはぜひ一度ご相談くださいませ。
→ぎっくり腰への鍼灸治療実績

しびれや麻痺がある場合

ぎっくり腰の痛みに加えて、足やお尻にしびれが出る場合は神経への影響が考えられますのでまずは整形外科へのご相談をおすすめしております。

特に足が動かなくなったり、力が入らないなどの麻痺症状が見られる場合は、速やかに医師の診察を受けることが必要となります。

これらの症状は、椎間板ヘルニアや脊髄に関連する問題が潜んでいる可能性がございますので専門的な治療が必要になること可能性がございます。

排尿や排便に異常がある場合

ぎっくり腰が原因で、突然排尿や排便に異常が出た場合は緊急性が高いサインですのですぐに病院へご相談いただくことをおすすめします。

排尿・排便に異常をきたした場合は、脊髄や神経に深刻な障害が起きている可能性があり、すぐに医師の診察を受ける必要がございます。これらの症状を放置すると後遺症が残る可能性もあるため、迷わず病院へ向かいましょう。

まとめ

ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。

今回こちらのブログでは【ぎっくり腰で動けない時のセルフケアや対処法】についてご紹介させていただきました。

ぎっくり腰に突然襲われた場合、痛みや不安から焦ってしまうこともございますが、最も大切なのは無理をせずに適切な対処法を実践することです

ここまで説明してきたように、ぎっくり腰の回復には時間がかかることが多く、その間に自分でできるセルフケアや習慣の見直しが非常に重要です。痛みを悪化させずに、少しずつ体を動かしながら回復を目指しましょう。

ぎっくり腰は非常に痛みが強いため動けないことが多い傾向ですが、正しい対処を行えば痛みを和らげて回復を促進することができます。

最初に重要なのは、痛みがあるときに無理に動かず安静・姿勢・適切な処置を行うことです。腰に負担をかけない姿勢を保ち、腰回りを冷やすことで炎症を抑えて痛みを軽減することができます。

例えば、仰向けになって膝を曲げて腰に負担のかからない姿勢を保つ「膝を立てた仰向け姿勢」は、痛みを軽減しつつ、腰を安定させるために非常に効果的です。この姿勢をキープしながら、氷のうや冷却パックを使って患部を冷やすと炎症による腫れを和らげることができます。

また、痛みが強い場合は、市販の鎮痛剤を活用することで、痛みを和らげるのも有効な手段となります。

痛みが少し和らいだあとは、徐々に無理のない範囲で体を動かし始めることも大切です。

適度なストレッチや軽いウォーキングを取り入れることで、血流を促進して筋肉の柔軟性を取り戻すことができます。ただし、再発防止のために無理な動作や重い物を持つのは避けて少しずつ体を慣らしていくようにしましょう。

なかなかぎっくり腰の症状や痛みが改善しない場合には病院や治療へのご相談をおすすめします。ブログの最後には症状別でご相談場所をご紹介しておりますのでぜひご参考にしていただければと思います。

その他に気になる点やご不明点がございます際にはお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へお問い合わせくださいませ。

【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸

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