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サッカー選手の腰痛の原因について鍼灸師が解説

サッカー選手での腰痛の原因とは

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷です。→熊谷陸の経歴・実績についてはこちら

こちらのブログではサッカー選手の腰痛の原因についてご紹介しております。

所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院ではサッカー選手に起こる腰痛の施術に力を入れております。所沢・小手指周辺でサッカー選手に起こる腰痛にお悩みの方はお気軽にご相談くださいませ。

→サッカーでの腰痛にお悩みはこちら

サッカー選手が腰痛を起こす原因とは

サッカー選手が腰痛を起こす原因は、サッカーの動きの中で腰をひねる・曲げる・反る・固める等の動作が多く腰への負担が非常にかかりやすいことが原因と考えられます。

サッカーの場合、ドリブルやジャンプ・シュートなど下半身の激しい運動に加えて対人との接触や競り合いなど、体幹を必要とする動きが多く腰椎への負担が大きく腰に負担がかかります。その結果、腰椎周辺の筋肉・関節部で緊張や炎症を起こしたり、腰椎が骨折を起こすことで腰の痛みの症状が現れることが多い傾向にございます。

サッカー選手に発症しやすい3つの腰痛

サッカー選手に起こりやすい腰痛には①筋・筋膜性腰痛 ②腰椎分離症 ③腰椎椎間板ヘルニアの3つがございます。

腰痛の原因によっては絶対安静が必要な症状もございます。原因をよく知っていただき、治療やケアに繋げていただけますと幸いです。

①筋・筋膜性腰痛

筋・筋膜性腰痛とは、サッカーなどの激しい運動によって起こる腰の筋膜や筋肉が損傷・炎症によって引き起こされる腰の痛みのことを言います。

サッカーで起こる腰痛の中でも最も多い症例が筋・筋膜性腰痛と言われており、サッカー以外のスポーツ全般においても多く見られる疾患となります。

筋・筋膜性腰痛は、サッカーでのプレイ中に無理な体勢で動作(無理にひねってシュートを打つ・相手に当たりながらパスをするなど)をすることで腰の筋肉に過剰な負担がかかることで筋肉が損傷・炎症を起こして腰痛を発症します。

筋・筋膜性腰痛は主に腰の痛みを引き起こしますが、治療をせずにサッカーを続けることでその他の腰痛の原因である②腰椎分離症や③腰椎椎間板ヘルニアを引き起こす恐れがございます。

スポーツ選手には起こりやすい疾患ですが、腰の痛みを我慢することで骨折やヘルニアなど治療する期間が長くなったり、サッカーのプレーができなくなる恐れがございますのでお早めにご相談いただくことをお勧めしております。

②腰椎分離症

腰椎分離症とは、腰椎の疲労骨折のことを言います。絶対安静が必要な症状の1つです。

サッカーでの過度な練習やケア不足によって腰椎が酷使されることで腰の骨が折れたり、ヒビが入ってしまうことで腰痛を引き起こします。

腰椎分離症は中学生・高校生など体が成長途中の育成年代に発症することが多く、体が成長途中で骨が柔らかい状態においてサッカーで体を酷使することで骨が折れてしまうことがございます。

骨折と聞くと重度の腰痛症状が生じると思われますが、サッカー選手によっては軽い腰痛程度にしか感じない場合もございます。気付かずに骨折をしていて、検査や治療をせずにサッカーを続けてしまうことで骨折の悪化はもちろん、日常生活にも影響を及ぼす場合もございます。

サッカー選手をはじめとするスポーツでの腰痛がなかなか治らない際には、腰椎分離症の疑いがあるのですぐに整形外科や病院にて専門的な検査を行うことをおすすめしております。

③腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアとは、腰の骨と骨の間にある椎間板が突出することで近くにある神経を直接触れて刺激し、腰の痛みや痺れといった症状を引き起こす疾患のことを言います。

椎間板とは、骨と骨の間にあるゼリー状でクッションの役割を持つ組織のことを言います。椎間板があることで腰をひねる・曲げる・反ることができ、サッカーでの動作でも非常に重要な役割を担っております。

しかし、サッカーでの練習のしすぎやケアの不足によって椎間板へ過剰な負荷がかかると椎間板が破れたり損傷してしまい、中のゼリー状の組織が外へ突出してしまうことで神経を刺激します。

腰椎椎間板ヘルニアの場合は、腰の痛みだけでなく臀部や足の痺れといった症状も現れる傾向にございますので腰の痛み以外の症状が現れた際には注意が必要です。

一度整形外科や病院など専門的な検査を受けていただくのもよいですが、体のケアをしていくことも大事ですので接骨院や鍼灸院にもご相談いただくことをおすすめしております。

サッカー選手で腰痛を起こさない対策法について

サッカー選手で腰痛を起こさないための対策法として、腰椎・胸椎・股関節のストレッチをお勧めしております。

サッカーでの腰痛を引き起こす原因として、腰への負担のかかりすぎや疲労の蓄積が考えられます。腰痛を起こさないようにするには、腰の疲労・負担を軽減することが特に重要です。

腰の疲労を取る方法は腰のストレッチやマッサージ、鍼灸治療など様々ございますが、腰の負担を軽減するためには腰の柔軟性やトレーニング、隣接する胸椎・股関節の柔軟性も必要となります。

胸椎・股関節の柔軟性が高まることで腰にかかる負担を胸椎・股関節へと逃すことができるため怪我の予防に繋がります。その上、胸椎・股関節の柔軟性が高まることで可動域も広がり、シュートやパスなどの蹴る動作もスムーズになるためパフォーマンスアップにも繋がります。

下記ではそれぞれの柔軟性を高めるためのストレッチをご紹介しておりますのでご参考になりますと幸いです。

腰椎のストレッチ

腰椎のストレッチ方法として、仰向けに寝て左足を曲げます。そのまま左足を右側に倒し、左足が床に着いたところで右手で左足が浮かないように抑えます。

左足を右側に倒した時に左肩が床から離れてしまうとストレッチの効果が薄れますので、左手を真っ直ぐ伸ばして左肩が浮かないように行いましょう。左肩が浮いてしまう方はお顔も左側に向けると左肩が浮きづらくなるのでおすすめです。

上記の画像のような状態ができましたら、深呼吸をしながら15〜20秒キープしていただき、反対も同様に行いましょう。

胸椎のストレッチ

胸椎のストレッチ方法として床に四つん這いになり、手は肩の下に、足は膝・股関節が90°の姿勢で行います。

まずは、上記の画像の上のように顔は前を向き、肩甲骨を寄せるように胸を床方向に突き出します。

次に、上記の画像の下のように顔は下に向けて、両手は床を押すように胸をできる限り床から遠ざけていきます。限界まで胸を床から遠ざけることができましたら、もう一度胸を床に近づけていただき最初と同じ姿勢をとります。

これを繰り返し10回程度行っていただくと胸椎のストレッチ効果が十分に期待できますのでぜひお試しください。

注意点として、このストレッチは胸椎のストレッチであることを意識してください。ついついストレッチの中で胸椎ではなく腰の動きが過剰に出てしまう方がいらっしゃいますので胸をしっかり動かす意識で行うと胸椎のストレッチが行えます。

股関節のストレッチ

股関節のストレッチ方法として、膝を立てた状態で床に座り、立てた膝を右・左と交互に倒して行います。

一見、簡単なストレッチと思われますが左右の膝を倒す際に床に着くくらいしっかり動かしていただくと意外と股関節周りのつまりや硬さを感じるかと思います。

最初は硬いですが、1日左右10回ずつ倒すように続けていくことで徐々に股関節の柔軟性も高まっていきます。

ストレッチでも改善がみられない場合はお気軽にご相談ください

サッカー選手の腰痛はあらゆる原因から起こるため、どこの筋肉を痛めているのか・骨折はしているのか・神経に影響は出ていないか、などしっかり検査をすることが重要です。

特に骨折やヘルニアを起こしてしまうとサッカー選手として選手生命を縮める可能性がございます。早期治療・改善が必要となりますのでサッカー選手での腰痛にお悩みの際はお気軽にご相談くださいませ。

サッカー選手での腰痛に治療法については下記のブログでご紹介しております。

→サッカーでの腰痛の治療法

サッカーでの腰痛の治し方とは?

まとめ

ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。

今回こちらのブログでは【サッカー選手の腰痛の原因について】ご紹介させていただきました。

サッカー選手が腰痛を起こす原因は、サッカーの動きの中で腰をひねる・曲げる・反る・固めるといった動作が多いため腰への負担が非常にかかりやすいことが原因と考えられます。

サッカー選手が腰痛を起こす中でもいくつか原因があり、主に①筋・筋膜性腰痛 ②腰椎分離症 ③腰椎椎間板ヘルニアの3つの疾患に分類されます。

特に②腰椎分離症の場合は、腰の疲労骨折ですのでしばらく絶対安静が必要となることがございますので注意が必要です。

ご自身の腰痛の原因をしっかりと知り、適切な処置をしていただくためのご参考になりますと幸いです。詳しくはブログ内でご紹介しておりますのでご覧いただければと思います。

サッカー選手で腰痛を起こさない対策法として、腰椎・胸椎・股関節のストレッチをおすすめしております。

サッカー選手で腰痛を起こさないようにするには、腰の疲労・負担を軽減することが重要なため、腰のストレッチだけでなく胸椎・股関節の柔軟性を高める必要がございます。

胸椎・股関節の柔軟性を高めることで腰にかかる負担を胸椎・股関節へと逃すことができるため怪我の予防に繋がります。その上、胸椎・股関節の柔軟性が高まることで可動域も広がり、サッカーのパフォーマンスアップにも繋がります。

ストレッチの方法については、ブログ内で画像をつけてご紹介しておりますのでぜひご参考にご覧いただければと思います。

その他に気になる点や不安な点がございます際にはお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へご相談くださいませ。

【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷





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