野球肩への電気治療(低周波治療器)について

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷です。→熊谷陸の経歴・実績はこちら

こちらのブログでは野球肩への電気治療(低周波治療器)についてご紹介しております。その他にも電気治療の施術方法についてもご紹介しておりますのでご参考になりますと幸いです。

所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院では野球肩への治療に力を入れております。
所沢・小手指周辺で野球肩にお悩みの方はお気軽にご相談くださいませ。

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野球肩に電気治療(低周波治療器)の効果とは？

野球肩に電気治療(低周波治療器)を行うことで4つの効果が期待できます。

1、疼痛の軽減
2、筋肉の緊張を緩和
3、血行の促進
4、筋力の回復と強化

1、疼痛の軽減

電気刺激によって体の神経を刺激し、痛みの伝達をブロックすることができます。

野球肩の痛みを初めとする不快な症状は肩の神経から脳へ痛みの信号を伝達し続けてしまいます。脳への痛みの信号を送り続けることで脳が興奮してしまい、少しの肩への刺激でも痛みや症状を感じやすくなってしまいます。

そのため野球肩になると投球はもちろん、走ったり歩いたりする振動でも痛みを感じやすくなってしまうため症状が出ている箇所以外の運動も難しくなってしまい、野球の技術が低下してしまいます。

電気治療(低周波治療器)では肩から脳へと送られる痛みの信号をブロックする効果がございますので、野球肩の疼痛を軽減して早期改善を行うことができます。

2、筋肉の緊張を緩和

電気治療(低周波治療器)は体に流れている電気に近い電気を流すことができるため、筋肉に刺激をして筋肉の緊張を緩和することができます。

野球肩では肩周辺の筋肉や腱に緊張が生じることが多いため、緊張を和らげる効果のある電気治療が効果的です。

3、血行の促進

電気治療(低周波治療器)の刺激によって筋肉の収縮が起こるため筋肉のポンプ作用が働き、血行の促進を行うことができます。

普段の筋肉の役割は体を動かすことだけではなく、筋肉の伸び縮みする動きによって筋肉の周りにある血管をポンプのように送る作用があります。電気刺激にはそれと同じことを筋肉に行うことができますので血行の促進効果が期待できます。

十分な血液の循環は、損傷した組織の修復を助けるため、野球肩の回復を促進する役割を果たします。

4、筋力の回復と強化

野球肩の治療では、筋力の回復や強化が重要です。

電気治療(低周波治療器)には、筋肉の収縮を促し、謹直を改善する効果があります。

治療効果のある電気とはまた、質が変わるためすべての電気治療で筋力を強化うする効果が見込めるわけではありませんが、電気の治療器によっては筋力の強化を図ることができます。

野球肩の痛みでしばらく練習しないと肩周りの筋力は低下していきますので、リハビリや競技復帰するための電気治療としておすすめです。

電気治療の施術方法とは？

電気治療を使った施術方法はたくさんの種類がありますので、主に治療院や鍼灸院、接骨院で使われている電気治療の施術方法をご紹介させて頂きます。

簡単に特徴についてもご紹介しておりますのでぜひご参考になればと思います。

1、電気刺激療法(TENS療法)

低周波の電気刺激を使用して、疼痛を軽減するための神経を刺激します。

こちらの治療器は接骨院や病院で特に多くみられる治療器です。体の表面から電気刺激を与えて、筋肉や神経に作用して痛みや疲労を軽減する効果期待できます。

簡易的ではありますが家庭用の電気治療機にも使われています。

2、電気筋収縮療法(EMS)

高周波の電気刺激を利用して、筋肉を収縮させることにより、筋力の回復や筋肉の強化を促すことができます。

電気治療の効果でもご説明させて頂きましたが、筋肉は体の中に流れている電気信号によって動いているため外部から同じ電気を流すことで筋肉を動かすことができます。そのため治療の時に使うものより周波の高い電気を使うことで筋肉を強化することができます。

効果には個人差がありますが、野球の怪我で練習ができない方には筋力を低下しない方法の1つとしておすすめです。

3、電気針治療(鍼治療)

電気針治療は、鍼と電気刺激を組み合わせた治療法です。鍼を皮膚に刺入し、その鍼に微弱な電流を流すことで体の内部、筋肉の内側へ刺激を加えることができるため野球肩の根本の原因から改善・解消する効果が期待できます。

野球肩への鍼灸治療の効果に加えて、電気治療の効果も加わるためより効果的に野球肩の痛みや症状を改善・解消する効果が期待できます。

野球肩に対する鍼灸治療の効果は他のブログでご紹介しておりますのでぜひご覧いただけると嬉しいです。

当鍼灸院ではこちらの電気針治療(鍼治療)を行っておりますので小手指周辺で野球肩にお悩みの方はぜひ【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へご相談くださいませ。

→野球肩に対する鍼灸治療の効果を詳しく知りたい方はこちら

4、電気熱療法

電気熱療法は、高周波の電気エネルギーを使用して組織を加熱する治療法です。

野球肩で痛みが出ている箇所に対して加熱を加えることで、血行促進や組織の修復を促して、痛みの緩和や組織の修復をサポートします。

ただし、野球肩の痛みの治療に対してこちらの治療法には一点注意点がございます。野球肩を初めとするスポーツの怪我は炎症と呼ばれる症状によって痛みを誘発していることが多いです。

炎症が起こっている場合、炎症によって患部に熱が発生しているため電気熱療法でさらに熱を加えると痛みが悪化する恐れがあります。そのためこちらの電気熱療法は痛みが起きて１〜２ヶ月くらいの慢性症状にはおすすめです。

5、超音波治療

超音波治療は、超音波の音波エネルギーを使用して組織に振動を与えることや熱を発生させることができる治療法です。

超音波の音波エネルギーの強さをコントロールすることで症状に合わせた治療ができるため、音波エネルギーの振動によって炎症を軽減させる効果や音波エネルギーの熱で血行を促進する効果が期待できます。

患者様の症状に合わせて音波エネルギーをコントロールすることで野球肩の改善・解消が望めますがコントロールできる分、効果がどれか一つにかぎってしまう点がございますので施術者と相談して選択することが重要です。

まとめ

ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【野球肩に電気治療(低周波治療器)の効果とは？】についてご紹介させて頂きました。

野球肩に電気治療(低周波治療器）を行うことで主に４つの効果が期待できます。①疼痛の軽減。②筋肉の緊張を緩和。③血行の促進。④筋力の回復と強化。以上の4つです。野球肩の痛みや症状の原因は様々あるため症状に合わせて電気治療を行うと野球肩の改善・解消する効果が期待できます。

電気治療は使い方によっては疼痛を軽減して野球肩を治療することができますし、電気の質を変えて使用することで筋力の回復や筋肉の強化することで野球肩の予防をすることができます。

電気治療を使った施術方法はたくさんの種類があり、主に治療院や鍼灸院、接骨院で使用されている電気t陵の施術方法をご紹介しております。

①電気刺激療法(TENS療法)。②電気筋収縮療法(EMS)。③電気針治療(鍼治療)。④電気熱療法。⑤超音波治療。以上の5つが電気を利用して施術を行う方法です。

①電気刺激療法は接骨院や病院でも特に多くみられる治療で、野球肩のケアや治療に使用することができます。簡易的なものになりますが、家庭用の小型の電気治療機にも使われています。

②電気筋収縮療法(EMS)では筋肉を収縮させることで筋力の回復や筋肉の強化を促すことができます。最近は電化製品でも腹筋のトレーニングやお顔周りの筋肉をトレーニングするために使われていることがございます。効果に個人差はございますが、野球の怪我で練習ができない方には低下しない方法の1つとしておすすめです。

③電気針治療(鍼治療)では鍼と電気刺激を組み合わせた治療法です。患部に鍼を刺入し、その針に微弱な電流を流すことで体の内部、筋肉の内側へ刺激を加えることができるため野球肩の根本の原因から改善・解消する効果が期待できます。野球肩への鍼の効果と電気の効果でより効果的に治療を行うことができますので痛みや症状を改善・解消への期待がかなりできます。

④電気熱療法では高周波の電気エネルギーを使用して組織を加熱する治療法です。野球肩で痛みが発現している箇所に対して加熱を加えることで、血行促進や組織の修復を促して、痛みの緩和や組織の修復をサポートします。

注意点として野球肩を初めとするスポーツの怪我では炎症が患部に起こっている場合がございます。炎症が起こっている箇所へ熱を加えると炎症が悪化する恐れがありますのでご注意ください。

⑤超音波治療器では、超音波の音波エネルギーを使用して組織に振動を加えることや熱を発生させることができる治療法です。音波エネルギーをコントロールすることで炎症を抑えたり、血行を促進する効果が期待できます。ただし、音波エネルギーのコントロールができるため、症状に合わせて行うわないと悪化させる恐れもございますので担当の施術者としっかり相談した上で行っていただくことをおすすめいたします。

その他に気になる点や不安な点がございます際にはお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】までご相談くださいませ。

【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師：熊谷