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肉離れ後に残るしこりの原因とは?後遺症の改善

肉離れ後に残るしこりの原因とは?後遺症の改善

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績について

「肉離れの痛みは落ち着いてきたのに、なぜかまだしこりのような違和感が残っている…」「このままずっと治らないのでは…?」そんなふうに感じていませんか?

肉離れのあとに“しこり”が残ることは、決して珍しいことではございません。

しっかりとケアをしていくことで肉離れの後遺症によるしこりを改善することができます。

こちらのブログでは主に下記の内容についてご紹介しております。

・肉離れの後にしこりが残る原因
・自然に治るものとそうでないものの違い
・治るまでの目安となる期間
・しこりに対して効果的な治療法

今の状態が“後遺症”なのか、それとも“回復の途中”なのか、ご自身の身体と向き合うきっかけになれば幸いです。

→肉離れ後の後遺症についてご相談はこちら

肉離れ後にしこりが残る主な2つの理由

肉離れを起こした後に、肉離れの箇所にコブやしこりが生じてしまうことがございます。

このコブやしこりの原因としては【瘢痕組織(はんこんそしき)】【骨化性筋炎(こっかせいきんえん)】の2つが考えられます。

詳細は下記でご紹介させていただきます。

瘢痕組織(はんこんそしき)が筋肉に硬さを残してしまう

肉離れのあとにしこりが残る一番の原因は、瘢痕組織(はんこんそしき)です。

瘢痕組織とは、いわば“かさぶた”のようなもので、傷ついた筋肉が修復される過程で一時的に作られるものです。

この瘢痕はもともと身体を守るための自然な反応なのですが、うまく吸収されないと筋肉の中に硬い組織として残ってしまい、それが「しこり」として感じられることがございます。

例えば、太ももの裏側を肉離れしたあとに、しばらく経っても押すとコリッとした感触がある場合は、この瘢痕が原因になっていることが多くございます。

そのままにしておくと周囲の筋肉の柔軟性が失われたり、動かすときに引っかかりを感じたりすることがございますので注意が必要となります。

骨化性筋炎など、筋肉が骨のように硬くなるケース

まれではございますが、「骨化性筋炎(こっかせいきんえん)」という状態になることもございます。

これは、強い衝撃や重度の肉離れのあとに、筋肉の中に石灰や骨のようなものができてしまう状態を指します。

このような場合、外から触るとゴリッとした硬い感触があり、可動域の制限や慢性的な痛みにつながることもございます。

骨化性筋炎は整形外科などでレントゲンを撮ることで確認できますので、「しこりが明らかに固く、押すと痛みが続く」場合には、専門機関で一度診断を受けることをおすすめいたします。

肉離れ後のしこりは自然に治る?治らない?

しこりの状態や原因によっては、数週間〜数ヶ月の間に自然と柔らかくなっていくこともございます。

これは、瘢痕組織が少しずつ回復して筋肉が本来の柔軟性を取り戻していく過程です。

実際に、軽度の肉離れや小さな損傷であれば、2〜3ヶ月ほどで違和感が消える方も多くいらっしゃいます。

ただし、自然に任せるだけでは吸収が不十分となる場合もございますので、経過を見ながら専門家のアドバイスを受けることをおすすめいたします。

一方で、損傷の度合いが大きかったり、無理をして動かしてしまった場合、瘢痕が厚くなりやすく、しこりが長期間残ってしまうことがございます。

この場合、数年単位で改善に時間がかかることもあり、日常生活やスポーツに支障をきたすこともございます。

“自然に治る”と考えて放置してしまうよりも、早めにケアを始めたほうが回復のスピードや快適さは格段に違ってまいります。

肉離れ後のしこりに対する主な治療法

肉離れ後のしこりを治療する方法としていくつかございますのでそれぞれご紹介させていただきます。

鍼灸治療で瘢痕組織に直接アプローチ

鍼灸治療では、硬くなった筋肉や瘢痕組織にピンポイントで刺激を加えることができます。

血流を促進し、組織の修復力を高める効果が期待できるため、“筋肉の奥に生じるしこり”に対しても効果的なアプローチが可能でございます。

マッサージでは届きにくい深層の筋肉や瘢痕部分には、鍼治療が有効とされており、多くの臨床例で報告されています。

当鍼灸院でも、肉離れ後のしこりに対する治療として鍼灸治療を行っております。

当鍼灸院で行う鍼治療では、あえてごく微細な傷を組織に与えることで、身体の自然な修復反応を引き起こすという仕組みを活用しております。

この刺激により、すでに一度治癒を終えた瘢痕組織にも“再び治す”というスイッチが入り、血流が集まるため細胞が活性化することができ、再生が促されると考えております。

超音波やストレッチで柔軟性と血流を改善

物理療法(超音波治療)やストレッチはしこりの改善に有効でございます。

組織に微細な振動や温熱刺激を与えることで、血行を促進し、瘢痕の吸収を助ける効果が期待できます。

また、ストレッチを行うことで瘢痕組織以外の筋肉の柔軟性を向上させることができるため、動きの中で生じる痛みや違和感を軽減させることができます。

骨化性筋炎の可能性がある場合は整形外科へ

万が一、しこりが骨のように硬く、痛みが強い場合は、医療機関での検査も重要です。

レントゲンやMRIによって、骨化性筋炎などの診断が可能であり、治療方針も明確になります。

特に、しこりが長期間変化しない、腫れている、強く痛むなどの症状がある場合は、早めに整形外科での診察を受けることをおすすめいたします。

まとめ

ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。

今回こちらのブログでは【肉離れ後に残るしこりの原因とは?後遺症の改善】についてご紹介させていただきました。

肉離れ後にしこりが残る主な原因として【瘢痕組織(はんこんそしき)】【骨化性筋炎(こっかせいきんえん)】の2つがございます。

しこりの原因として最も多いのが【瘢痕組織】です。

瘢痕組織とは、簡単に言うと筋肉内にできる”かさぶた”のようなものです。

肉離れで損傷した筋肉が修復される過程で一時的に作られるものとなります。

通常であれば、そのまま2〜3ヶ月ほど経過を見ていくと徐々に改善されていきますが、損傷度合いによってはそれ以上に長くかかる場合もございます。

また、稀ではございますがしこりの原因として【骨化性筋炎】が考えられます。

これは、肉離れの損傷が回復される過程で石灰や骨のようなものが形成されてしまう状態を言います。

この状態に進行してしまうと、自然な経過観察だけでは改善が難しく、場合によっては手術によって除去することがございます。

そうなる前に、一度整形外科で診察してもらうか、肉離れ後の治療をしっかりと行いましょう。

肉離れ後の治療法として、当鍼灸院では鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療をおすすめしております。

鍼灸治療をおすすめする理由として、組織の修復力を高める効果と手技ではアプローチが難しい深部の筋肉に対しても直接アプローチができるためです。

これは、他の治療法にはない効果のため、コブやしこりが気になる方はぜひ一度ご相談くださいませ。

その他に気になる点やご不明点がございます際には【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】までお問い合わせください。

【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸

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