坐骨神経痛で痛み止めや湿布が効かない理由とは?

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績についてはこちら
坐骨神経痛で「痛み止めを飲んでも効かない」「湿布を貼っても楽にならない」とお悩みではございませんか?
日常生活に支障をきたしてしまうこの症状は、多くの方が経験されるものですが、薬や湿布だけでは思うように改善しないケースがよく見られます。
こちらのブログでは、「なぜ痛み止めや湿布が効かないのか?」という疑問を解説し、その理由と改善のための考え方をご紹介いたします。
「どうして効かないのか知りたい」「このまま薬に頼り続けていいのか不安」と感じている方に向けて、分かりやすくお伝えしてまいります。
所沢市・小手指周辺でお悩みの方は、ぜひ所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院までご相談くださいませ。

目次
坐骨神経痛で痛み止めや湿布が効かない理由とは?

坐骨神経痛に痛み止めや湿布が効かないのは、それらが「根本原因にアプローチできていない」からです。
改善のためには、原因そのものにアプローチする方法を考えることが大切になります。
坐骨神経痛は、腰やお尻の筋肉のこわばりや椎間板の変性などによって坐骨神経が圧迫されることで起こります。
ところが、痛み止めの薬は神経の興奮を一時的に抑える作用しかなく、湿布は表面的な炎症や血流改善にとどまります。
そのため、症状の「感じ方」を和らげることはできても、神経を圧迫している原因そのものを取り除くことはできません。
これは薬や湿布の効果が一時的にしか働かず、深部にある神経圧迫や筋肉の硬さには直接アプローチできていないために起こる現象です。
痛み止めや湿布で改善しない坐骨神経痛の特徴
痛み止めや湿布を使っても思うように改善しない坐骨神経痛には、いくつか共通する特徴がございます。
ここでは、特に多く見られる3つのパターンについて解説いたします。
慢性的に続く痛みや痺れ
痛み止めや湿布が効かない場合、症状が慢性的に続いていることが多いです。
坐骨神経痛が一時的な炎症や筋肉の疲労であれば、湿布や痛み止めで軽減することもございます。
しかし、数週間から数か月以上続いている慢性的な痛みやしびれは、神経を圧迫している根本的な原因が残っている可能性が高いため、表面的なケアでは改善しにくくなります。
夜間や安静時にも悪化するケース
夜間や安静時にも痛みやしびれが悪化する坐骨神経痛は、痛み止めや湿布では十分に対処できません。
通常の筋肉疲労や軽度の炎症であれば、安静にすることで症状が和らぎます。
しかし、夜布団に入ると痛みが強くなる、じっとしていてもしびれが悪化する場合は、神経の圧迫や自律神経の乱れが関わっている可能性が高いです。
薬や湿布はこの深部の神経トラブルや自律神経の不調を解決できないため、症状が続いてしまいます。
同じ動作で繰り返す症状
同じ動作や姿勢で繰り返し痛みやしびれが出る場合も、薬や湿布では根本的な改善は難しいです。
坐骨神経痛は、姿勢のクセや日常の動作によって特定の筋肉や神経に負担がかかることで悪化することがございます。
薬や湿布はその場の痛みを和らげるだけで、負担をかけ続けている生活習慣を変えない限り、同じ痛みが何度も繰り返されてしまいます。
繰り返す症状は生活習慣や体の使い方に根本原因があるため、痛み止めや湿布では十分な効果を得にくいことがございます。
坐骨神経痛で痛み止めや湿布が効かないときの改善アプローチ

痛み止めや湿布が思うように効かない場合は、原因そのものに目を向けた改善アプローチが必要です。
ここでは「セルフケア」「鍼灸治療」「生活習慣の見直し」という3つの観点からご紹介いたします。
姿勢改善やストレッチなどのセルフケア
坐骨神経痛を和らげるためには、姿勢を整えたりストレッチを取り入れるセルフケアが有効です。
坐骨神経痛は、長時間の同じ姿勢や体のゆがみによって神経が圧迫されて起こります。
姿勢を改善することで神経への負担を減らし、ストレッチで硬くなった筋肉をほぐすことで、痛みの軽減につながります。
日常生活に取り入れられる小さな工夫こそ、坐骨神経痛を悪化させないための第一歩になります。
深部の筋肉や神経に直接働きかける鍼灸治療
セルフケアで改善が難しい場合は、鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療による深部へのアプローチがおすすめです。
坐骨神経痛の原因は、表面的な筋肉ではなく奥深い筋肉がこわばって神経を圧迫していることが多いです。
ストレッチやマッサージでは届きにくい深部の筋肉に対して、鍼はダイレクトに刺激を与えることができ、血流を改善し緊張を和らげます。
さらに鍼灸には自律神経を整える作用もあり、痛みを感じにくい体づくりをサポートします。
鍼灸は深部の筋肉や神経にまで届くため、坐骨神経痛で薬や湿布が効かない方にとって有力な選択肢となります。
坐骨神経痛に対する鍼灸治療の効果について詳しくはこちら。
生活習慣(冷え・運動不足・睡眠)の見直し
坐骨神経痛の改善には、日常生活の習慣を見直すことも欠かせません。
冷えは血流を悪化させ、筋肉のこわばりを強めてしまいます。
また、運動不足は筋力低下を招き、神経への負担を増やす原因となります。
さらに、睡眠不足は自律神経を乱し、痛みを感じやすくすることがございます。
例えば「冬場に腰や足が冷えるとしびれが強まる」「休日に体を動かさないと翌週は痛みが悪化する」といったケースはよくございます。
逆に、就寝前に入浴で体を温め、軽いウォーキングやストレッチを習慣にし、十分な睡眠を取ることで、症状がやわらぐ方も多くいらっしゃいます。
冷え対策・運動・睡眠という基本的な生活習慣の改善は、坐骨神経痛を和らげるための土台となります。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【坐骨神経痛で痛み止めや湿布が効かない理由とは?】についてご紹介させていただきました。
坐骨神経痛は、お尻や太もも裏、ふくらはぎ、足裏と痺れや痛みを引き起こす疾患です。
日常生活に支障をきたしてしまうこの症状は、多くの方が炯々されるもので、薬や湿布では思うように改善しないケースがよく見られます。
痛み止めや湿布が坐骨神経痛の症状に効かないのは、根本原因にアプローチできていないためです。
坐骨神経痛の原因は、筋肉のこわばりや血流の悪さで坐骨神経を刺激してしまうためです。
痛み止めの薬は神経の興奮を一時的に抑える作用しかなく、湿布でも表面的な炎症や血流の改善に効果がとどまります。
そのため症状を感じづらくすることはできても、根本的な原因から改善は難しいです。
特に、慢性的に続く痛みや痺れ・夜間や安静時にも悪化するケース・同じ動作で繰り返す症状でお悩みの方は薬や湿布では改善が難しくなります。
当鍼灸院では、そんな辛い坐骨神経痛に対して鍼灸治療をおすすめしております。
詳しい効果や施術については別のブログでもご紹介しておりますのでぜひご参照いただければと思います。
その他に気になる点やご不明点がございます際には、どうぞお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】までご相談くださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸
この記事を書いた人

あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長