介護職はなぜ坐骨神経痛になりやすい?原因と改善方法を鍼灸師が解説

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績についてこちら
介護のお仕事を続けている中で、
「腰から足にかけて痛みやしびれが出てきた」
「利用者様の移乗介助のあとに腰やお尻がつらい」
「湿布や痛み止めを使ってもなかなか良くならない」
このようなお悩みはございませんか?
介護職の方に坐骨神経痛が起こりやすいのは、決して偶然ではございません。
日々の業務の中で、中腰姿勢・移乗介助・立ち仕事・精神的な緊張が重なり、腰やお尻に大きな負担がかかりやすいためです。
こちらのブログでは、
・介護職の方が坐骨神経痛になりやすい理由
・仕事中に負担を減らす考え方
・ご自宅や休憩中にできるセルフケア
・改善しない場合に見直したいポイント
についてご紹介いたします。
坐骨神経痛そのものの原因や症状について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考ください。

目次
介護職で坐骨神経痛が起こりやすい理由

介護職の方は、腰やお尻に負担がかかる動作が日常的に多いため、坐骨神経痛の症状が出やすくなることがございます。
坐骨神経痛は、お尻から太もも・ふくらはぎ・足先にかけて痛みやしびれが出る症状です。
介護現場では、移乗介助や入浴介助、体位変換などで前かがみ姿勢になることが多く、腰や骨盤周囲の筋肉が硬くなりやすい傾向がございます。
その結果、坐骨神経の周囲に負担がかかり、痛みやしびれにつながることがございます。
利用者様の移乗や抱え上げで腰に負担が集中する
介護職の方に多い負担のひとつが、利用者様の移乗や抱え上げ動作です。
ベッドから車椅子への移乗、トイレ介助、入浴介助などでは、どうしても中腰で支える場面が増えます。
このとき腰だけで支えようとすると、腰椎やお尻の筋肉に負担が集中しやすくなります。
特に、急にバランスを崩した利用者様を支えたり、無理な姿勢で介助を続けたりすると、腰からお尻、太ももにかけて痛みやしびれが出ることもございます。
中腰や立ち仕事が続くことで筋肉が硬くなる
介護の現場では、長時間立ちっぱなしになったり、中腰姿勢が続いたりすることも少なくありません。
同じ姿勢が長く続くと、腰やお尻の筋肉が緊張し、血流も悪くなりやすくなります。
筋肉が硬くなると、神経の周囲にも負担がかかりやすくなり、坐骨神経痛の症状が出やすくなることがございます。
「仕事中はなんとか動けるけれど、帰宅後に腰から足が重だるい」
「夜になるとお尻から太もも裏がしびれてくる」
このような方は、日中の負担が蓄積している可能性がございます。
疲労や緊張が抜けにくいことも影響します
介護職は身体的な負担だけでなく、精神的な緊張も大きいお仕事です。
利用者様への配慮、時間に追われる業務、人手不足による負担などが続くと、身体が常に緊張しやすくなります。
その状態が続くと、筋肉がゆるみにくくなり、疲労も回復しにくくなります。
坐骨神経痛は、筋肉や神経だけでなく、疲労や睡眠、ストレスの影響を受けることもございます。
介護職の方がまず見直したい体の使い方
介護職の方が坐骨神経痛を悪化させないためには、「腰だけで支えない」ことが大切です。
移乗介助や抱え上げの際に腰を丸めて支えると、腰に負担が集中しやすくなります。
意識したいポイントは、股関節と脚を使うことです。
・利用者様にできるだけ近づく
・腰だけを曲げず、股関節を曲げる
・足幅を少し広げて安定させる
・一人で無理をせず、補助具や周囲の協力を活用する
介護職の方におすすめのセルフケア
介護職の方は、仕事中に長い時間をかけてケアをするのは難しいかと思います。
そのため、短時間で取り入れやすい方法から始めるのがおすすめです。
腰やお尻の筋肉をほぐすストレッチ

椅子に座り、片足を反対側の太ももに乗せます。
背筋を伸ばしたまま、ゆっくり上半身を前に倒します。
お尻の奥が伸びる感覚があれば、そのまま20秒ほどキープしてください。
左右1〜2セットを目安に行いましょう。
痛みやしびれが強くなる場合は無理に行わないでください。
かかとの上げ下げ
立った状態で、かかとをゆっくり上げ下げします。
ふくらはぎを動かすことで下半身の血流を促しやすくなります。
休憩中や勤務後に取り入れやすいセルフケアです。
腰回し
立った状態で、骨盤をゆっくり円を描くように回します。
腰まわりの緊張をやわらげる目的で行います。
大きく動かしすぎず、気持ちよく動ける範囲で行ってください。
セルフケアでも改善しない場合は状態確認が大切です
セルフケアを続けても痛みやしびれが変わらない場合は、腰やお尻の深い筋肉、神経周囲の負担が残っている可能性がございます。
また、
・足のしびれが強くなっている
・歩きづらさがある
・力が入りにくい
・夜も痛みで眠れない
このような場合は、まず整形外科で状態を確認することをおすすめしております。
坐骨神経痛は症状名であり、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが背景にあることもございます。
介護職の坐骨神経痛に対する当院の考え方
当院では、介護職の方の坐骨神経痛に対して、痛みが出ている場所だけでなく、仕事中の動作や身体の使い方まで確認しながら施術を行っております。
介護職の方は、仕事を休めない・身体を使わざるを得ないという状況が多いため、施術だけでなく再発しにくい動作の工夫も大切になります。
必要に応じて、鍼灸施術・マッサージ施術・セルフケア指導を組み合わせながら、腰やお尻の負担を減らせるようサポートしております。
坐骨神経痛に対する鍼灸治療について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考ください。
所沢市・小手指周辺で坐骨神経痛にお悩みの方は、地域ページもご参考ください。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【介護職はなぜ坐骨神経痛になりやすい?原因と改善方法】についてご紹介いたしました。
介護職の方は、移乗介助・中腰姿勢・立ち仕事・精神的な緊張などによって、腰やお尻に負担がかかりやすいお仕事です。
その負担が蓄積することで、坐骨神経痛による痛みやしびれにつながることがございます。
まずは、
・腰だけで支えない
・股関節と脚を使う
・短時間のセルフケアを取り入れる
・無理を続けない
といったことを意識してみてください。
それでも症状が続く場合は、身体の状態を整理し、必要に応じて専門機関へ相談することが大切です。
介護のお仕事を続けながら、できるだけ痛みやしびれに悩まされず働ける身体を目指していきましょう。
その他に気になる点やご不明点がございます際には、どうぞお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】までお問い合わせくださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】
鍼灸マッサージ師:熊谷陸
この記事を書いた人
あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長