デスクワークで右足だけ痺れるのは坐骨神経痛?

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績について
「デスクワークで長時間座っていると、右足だけジーンとしびれてくる…」
「姿勢を変えたくても仕事中だから結局座らないといけない…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
このような片側だけの痺れは、もしかすると坐骨神経痛が関係しているかもしれません。
特にデスクワーク中心の生活をされている方に多く見られる症状のひとつです。
こちらのブログをご覧いただくと、以下のようなお悩みや疑問を解決するヒントが得られます。
・なぜデスクワークで坐骨神経痛の症状が出やすいのか
・右足だけがしびれる原因はなにか
・ご自宅や職場でもできる簡単な対処法とセルフケアのポイント
・それでも改善しない場合に取るべき行動や相談先の選び方
仕事に集中したいけれど、足の痺れが気になって辛い、そんな方が少しでも安心して毎日を過ごせるようにこちらのブログがきっかけになれば幸いです。

目次
デスクワークで右足だけ痺れるのは、坐骨神経痛の可能性があります。

「座りっぱなしの時間が続くと片足が痺れる・違和感がある」という方は、坐骨神経痛を起こしている可能性がございます。
特に、デスクワークで長時間座って作業をしていると腰やお尻の筋肉が緊張し、坐骨神経に負担がかかりやすくなります。
坐骨神経に負担がかかる状態が続くと、神経の通り道である片側の足だけに痺れや痛みを感じることがございます。
坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛とは、腰からお尻、太ももの裏、ふくらはぎ、足先にかけて伸びている「坐骨神経」が、何らかの要因で刺激されたり圧迫されたりすることで、痺れや痛みなどの症状が起こる状態をいいます。
この坐骨神経は、体の中でも最も太く、長い神経のひとつで、少しの圧迫でも神経が敏感に反応しやすく、特に症状が出やすいのが片側の足になります。
よく見られる症状としては、【お尻から足先にかけてジリジリ・ピリピリとした痺れ】【太ももの裏側にズーンとした重だるさ】【足の外側やかかと、足裏の感覚異常】【長時間の座位や立ちっぱなしで悪化する傾向】などがみられます。
中でも「右足だけがしびれる」というような片側性の症状は非常に多く、日常生活の中で気づかれにくいまま進行してしまうこともあるため、早めの対処が大切です。
なぜデスクワーク中に坐骨神経痛が起こるのか?
デスクワーク中に坐骨神経痛の症状が出やすい理由は、長時間の座りっぱなしによって骨盤まわりやお尻の筋肉が硬くなり、坐骨神経が圧迫されやすくなるからです。
特に、座っているときの姿勢が前かがみや足を組む癖がある方は、骨盤が歪みやすくなり、体の片側だけに負担がかかりやすい傾向にございます。
こうした状態が続くことで、お尻の深い部分にある「梨状筋(りじょうきん)」が硬くなり、坐骨神経を直接圧迫する梨状筋症候群という状態を引き起こすこともございます。
また、運動不足やストレッチの習慣がない方は、筋肉の柔軟性が低下し、より坐骨神経への負担が大きくなります。
デスクワークという日常的な習慣の中でも、坐骨神経にストレスがかかる条件がそろってしまうことで、症状が現れやすくなります。
骨盤の歪みや姿勢のクセが片側だけに痺れを引き起こす
右足だけが痺れる。といった片側だけ症状が起こる原因は、普段の座る姿勢の癖や骨盤の歪みが深く関係しております。
例えば、足を組むクセがある方や椅子に浅く腰かけて背中を丸める姿勢が習慣になっている方は、左右の骨盤や腰の筋肉にかかる負担が偏りやすくなります。
その結果、一方の坐骨神経にだけ圧迫が集中してしまうため、片側だけに症状が出ることがございます。
日常的な動作に目を向けるとバッグをいつも同じ肩にかけていたり、デスクで体を少し横に捻った状態で作業しているなど、体のバランスを崩す原因は様々ございます。
このように、骨盤の歪みや偏った姿勢によって、神経の圧迫が片側だけに起こることがあり、それが右足だけの痺れにつながっている可能性も考えられます。
デスクワークによる坐骨神経痛の対処法と予防法
デスクワーク中の坐骨神経痛に悩んでいる方は少なくないかと思いますが、日々の習慣や環境を少し見直すだけで、症状の緩和や予防に繋がることがございます。
ここでは、自宅や職場で無理なく取り入れられるセルフケアや当鍼灸院での鍼灸治療についてご紹介させていただきます。
自宅でもできる簡単なストレッチ・体操
坐骨神経痛の症状を和らげるためには、硬くなった筋肉を優しくほぐすストレッチがとても有効です。
長時間座りっぱなしの状態では、お尻の奥にある梨状筋や太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)が緊張し、坐骨神経を圧迫しやすくなります。
ストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性が高まり、神経への負担を軽減することができます。
お尻のストレッチ

お尻のストレッチでは、座った状態で足を組みます。
足を組んだ状態をキープできるように手で足を押さえて、そのまま上体を前に倒していきます。
上体を前に倒していくと、足を組んだ側のお尻が伸びるのを感じると思いますので、そのまま10秒ほどキープしていきましょう。
坐骨神経のストレッチ

お尻のストレッチした後、坐骨神経のストレッチを行います。
まずは、足がしっかりつく椅子に座ります。
次に坐骨神経痛を感じている足を膝を伸ばすように足を前に出します。
このときに首も一緒に少し下を向くように動かしましょう。
そうすると太もも裏のあたりがピーンと伸びるのを感じるかと思います。太もも裏が伸びるのを感じましたら、3秒ほどキープして足を下ろしていきます。
これを10回行いましょう。
坐骨神経痛が辛い方はぜひ当鍼灸院へご相談くださいませ。
セルフケアを試しても症状が改善しない、もしくは再発を繰り返してしまう場合は、身体の深部に直接アプローチできる鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療がおすすめです。
当鍼灸院でも鍼灸治療を行なっており、鍼灸治療では硬くなった筋肉をピンポイントで緩めることで、坐骨神経への圧迫を根本から緩和することができます。
特に、お尻の深層にある梨状筋や腰椎まわりの筋肉に対しては、指や手では届きにくいため、鍼による刺激が非常に効果的です。
当鍼灸院では、問診と触診を行い、症状の出ている部位だけでなく、関連する筋肉や姿勢のクセも含めて、総合的に判断しながら施術を行っております。
必要に応じて、低周波電気(パルス治療)やマッサージを組み合わせて、リラックスしながら効果を高めるよう努めております。
また、鍼灸は薬に頼らず自然な回復力を引き出す施術であるため、薬が合わない方や妊娠中の方からもご相談いただくことが増えております。
「整形外科では異常なし」と言われたけれどつらい痺れが続く。という方も、ぜひ一度当鍼灸院へご相談くださいませ。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【デスクワークで右足だけ痺れるのは坐骨神経痛?】についてご紹介させていただきました。
デスクワークで仕事中に右足だけ痺れが起こるのは、坐骨神経痛の可能性がございます。
坐骨神経痛とは、腰から足先にかけて伸びる神経が何らかの要因で刺激されたり圧迫されたりすることで、痺れや痛みなどの症状が起こる状態を指します。
症状としては、お尻・太もも裏・ふくらはぎ・足先でジリジリ・ピリピリとした痺れを引き起こしたり、感覚異常・重だるさといった症状が起こります。
中でも、片足だけ痺れるといった症状が非常に多い傾向にございます。
デスクワーク中に坐骨神経痛を引き起こしやすい原因として、長時間座った姿勢でいることでお尻の筋肉が硬くなったり骨盤周りが歪んで坐骨神経を圧迫してしまうからです。
座り方の姿勢や癖によって骨盤が歪み片側に痺れをきたす恐れがございます。
デスクワークでの坐骨神経を感じた際には、2つのストレッチをおすすめしております。
詳しいストレッチ方法はブログ内でご紹介しておりますのでぜひご覧いただければと思います。
最後に、セルフケアや整形外科に行っても改善しない坐骨神経痛は当鍼灸院へご相談くださいませ。
当鍼灸院では、坐骨神経痛に対する治療方法として鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療をおすすめしております。
鍼灸治療をおすすめする理由として、坐骨神経痛の多くはお尻の深層部にある梨状筋が硬くなっていることが原因となるためです。
お尻の深層部となると、マッサージや整体といった手技療法ではアプローチすることが難しいですが、鍼治療であれば梨状筋に直接刺激を与えることができます。
そのため、筋肉の緊張を緩めて硬さがほぐれますので、坐骨神経の圧迫を和らげることができます。
その結果、辛い坐骨神経痛の症状の改善を図ることができますので、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
その他に気になる点やご不明点がございます際には、どうぞお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】までお問い合わせくださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸
この記事を書いた人

あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長