サンダルが腰痛の原因に?治療法について
こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績について
夏の暑い日やちょっと近くのコンビニまでという時にサンダルを履いていませんか?
サンダルは軽くて涼しいので、暑い季節には欠かせないアイテムですが長時間の使用や毎日サンダルでの生活を続けると腰痛の原因になることがございます。
こちらの記事ではサンダルが原因の腰痛についてご紹介いたしております。ご参考になりますと幸いです。
目次
サンダルを履くことで腰痛になる?
サンダルを履くことで腰への負荷がかかり腰痛を引き起こす可能性がございます。
サンダルは簡易的に脱ぎ履きがしやすく涼しいので夏にはとても便利ですが、歩行時は脱ぎ履きのしやすさがデメリットとなります。
歩行時に脱げないように無意識に足に力が入ったり、歩き方に変化が起こるなど気づかないうちに体に過剰な力みやバランスの乱れが生じてしまいます。
そのため足以外の箇所にも代償が及び、特に体のバランスや体幹を安定させる腰に負荷がかかるため腰痛を引き起こすと言われております。
サンダルが腰痛に繋がる原因とは
サンダルを履くことで腰痛に繋がる原因として、【浮き指による足の筋緊張】【足裏のアーチサポートの不足】【歩行時の不安定性】の3つが考えられます。
浮き指(うきゆび)による足の筋緊張
サンダルを履くと脱げないようにと浮き指になる傾向にあるため足に無駄な力が入り筋緊張が起こります。
足の緊張が起こると筋肉・筋膜で繋がりがある腰へと影響が及び、腰痛を引き起こすことに繋がります。
また、浮き指になることで足のアーチの形状が崩れるため、足のバンラスが崩れて別の筋肉が過剰に働き筋肉の緊張を生み出します。
浮き指とは、歩いている時や立つ時に足の指が地面から離れて上に上がってしまっている状態のことを言います。
人間は本来、足の指を地面につけて踏ん張ることで体を支えて歩いたり立ったりすることができています。浮き指になると足の指で踏ん張ることができなくなるため歩行・立位時にバランスが崩れたり足に無駄な力が入ってしまいます。
足裏のアーチサポートの不足
サンダルの構造は足裏のソールが平らなものやクッション性がないものが多く、足裏のアーチサポートが不足してしまい、腰痛に繋がることがございます。
サンダルの足裏のソールが平らなことやクッション性がないものを使用すると歩行時の地面からの衝撃が吸収されずに腰に負荷がかかることや足のアーチ形状が崩れて足のねじれが加わり全身に悪影響を与える恐れがございます。
その結果、足のアーチが機能せずに地面からの衝撃が腰へと影響を与えて腰痛を引き起こします。
足のアーチは、歩行時や運動時にバネや足裏のクッションにもなる重要な部位となります。(参照:スポーツクラブ ルネサンス)
靴を履くと、足裏のアーチに加えて靴のインソールのクッションなどによって地面からの衝撃をかなり軽減することができる上に足のアーチ形状も保たせることができるため長時間の歩行や立位姿勢でいても腰痛になりにくくなります。
歩行時の不安定性
サンダルでの歩行は靴とは異なり足首周りのサポートがなくなるため歩行が不安定となり、歩行時に体のバンラスが崩れやすくなります。
サンダルの影響で体のバンラスが崩れると代償として無意識に腰の筋肉に力が入り、筋肉の緊張が強くなるため腰痛を引き起こすことがございます。
さらに、サンダルのソールによって足のアーチも崩れるため足の着地が非常に不安定となります。
少しの時間や距離であればサンダルは非常に便利ですが、長時間となると腰へのダメージが蓄積されて腰痛となりますのでご注意が必要となります。
サンダルが原因で起こる腰痛とその他の症状について
サンダルが原因で起こる腰痛とその他の症状では下記のような症状が見られます。
・腰の痛み
・腰の張り
・腰椎の不安定感(反り腰のような違和感)
・臀部(でんぶ)の疲れ
・ふくらはぎの疲れ
・前脛骨筋(スネの前の筋肉)の張り etc…
サンダルでの腰痛は腰の痛みだけでなく、足の疲れや張りも伴う傾向にございます。
腰の痛みが強く出ると腰ばかりに意識が向いてしまいますが、足の疲労にも意識を向けていただくと筋肉の緊張や張りが見られるかと思います。
あまりにも腰の痛みが辛い方は腰の疲れを取るだけでなく、足の疲労も取ることでサンダルによる腰痛が軽減・改善しますのでご自身でも足のストレッチをしてみると良いかもしれません。
サンダルでの腰痛の治療法について
当鍼灸院では、夏のサンダルで起こる腰痛の治療法として鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療をおすすめしております。
鍼灸治療をおすすめする理由として、3つございます。
・バランスを維持する腰の深層筋に直接アプローチすることができる
・ツボに対して的確にアプローチすることで足全体の血流を整えて疲労回復することができる
・足のアーチを形成する筋肉1つ1つに細かくアプローチすることができる
鍼灸治療はマッサージや整体のような手技療法とは異なり、鍼を使用するため手技では届かない深部の筋肉や細く小さい筋肉に対しても直接・的確にアプローチすることができます。
その結果、筋肉の緊張が緩和されて血液の通りも非常に良くなり、疲労物質である老廃物や疲労物質を足から除去することができますので腰だけでなく足の疲労も回復させることができます。
当鍼灸院では、マッサージと鍼灸治療を組み合わせて行うことで太く大きい筋肉に対してはマッサージなどの手技療法、深く細い筋肉に対しては鍼灸治療と分けてアプローチすることができます。
そのため治療効果も高く、少ない回数で腰痛の改善・解消が望めます。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回こちらのブログでは【サンダルが腰痛の原因になる?原因と治療法について】ご紹介させていただきました。
夏の暑い日やちょっと近くのコンビニまでという時にサンダルを履いてはいないでしょうか?
サンダルは非常に便利で楽なものですが、毎日使用し続けると腰痛の原因となることがございます。
サンダルは簡易的に脱ぎ履きがしやすく涼しいというメリットがございますが、反面歩行時には脱げやすいというデメリットがございます。
歩行時に脱げないように足に力が入ったり、歩行にブレや無駄な力みが生じて体のバランスが乱れやすくなります。
サンダルで腰痛が起こる原因は主に3つあり、【浮き指による足の筋緊張】【足裏のアーチサポートの不足】【歩行時の不安定性】がございます。
詳しい原因についてはブログ内でご紹介しておりますのでぜひご覧いただければと思います。
サンダルが原因で起こる腰痛とその他の症状として、腰の痛みや疲労・足の疲れや張りが見られます。
特徴としては腰の痛みだけでなく足の疲労も伴う点です。
腰の痛みが起こると腰に意識が向いてしまいますが、足も見ていただくと疲労感や張りがよく見られます。
サンダルで腰痛が生じている場合は足のストレッチをするだけでも腰痛の軽減になりますのでぜひお試しくださいませ。
ブログの最後には当鍼灸院がサンダルで起こる腰痛に対しておすすめする鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療についてご紹介しております。
鍼灸治療にはマッサージや整体による手技療法ではアプローチできない筋肉や組織まで施術することができますので非常におすすめとなっております。
その他にも気になる点やご不明点がございます際にはお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へご相談くださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸
この記事を書いた人
あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長