手の痺れは頚椎症が原因?鍼灸治療で根本から改善

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績についてはこちら
最近、手や指先に「ピリピリ」「ジンジン」とした痺れを感じることはございませんか?
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で首や肩がこりやすい方は、そのしびれが「頚椎症(けいついしょう)」による神経の圧迫からきている可能性がございます。
こちらのブログでは、頚椎症がなぜ手のしびれを引き起こすのか、鍼灸がどのように作用して改善へ導くのかを西分かりやすく解説していきます。
所沢市・狭山市周辺で手の痺れでお悩みの方はぜひ一度、所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院までご相談くださいませ。

目次
手の痺れは頚椎症が関係している?

手や指先のしびれが長く続く場合、その原因の一つとして【頚椎症(けいついしょう)】が関係している可能性がございます。
頚椎症とは、首の骨(頚椎)や椎間板が変形し、神経の通り道が狭くなることで起こる疾患です。
「手のしびれ」と聞くと多くの方が、手首や腕の問題を思い浮かべるかもしれません。
しかし実際には、首(頚椎)で起きているトラブルが原因となっているケースが非常に多いです。
人間の体では、脳から出た神経が首を通って腕や手の指先まで伸びています。
そのため、首の骨や椎間板がすり減ったり、周囲の筋肉が硬くなったりすると神経が圧迫されて信号の伝わりが悪くなり、しびれや感覚の鈍さが出るのです。
特に、パソコンやスマートフォンの長時間使用などによって、首が前に傾いた姿勢(いわゆる“スマホ首”)を続けると、頚椎に大きな負担がかかります。
→スマホ首について詳しくはこちら
これが頚椎症を悪化させ、手のしびれが強くなる一因になることもございます。
頚椎症で手の痺れが生じる原因
頚椎症による手の痺れは、首の深部で神経が圧迫されることによって起こります。
痺れは「血行の悪さ」だけでなく、「神経の通り道の狭まり」が大きく関係しています。
首の骨のすき間には「神経根」と呼ばれる神経の出口がございます。
この部分が骨の変形や椎間板の突出、または首まわりの筋肉(斜角筋・肩甲挙筋など)の硬直によって圧迫されると神経の伝達が滞り、手指や腕に電気が走るような痺れや痛みを感じるようになります。
特に「首を後ろに反らすと腕がビリッとする」「夜、寝ているときに手がしびれて目が覚める」といった症状は、
神経圧迫が進んでいるサインといえます。
頚椎症による手の痺れには鍼灸治療がおすすめ

頚椎症による手の痺れは、首の奥にある深層筋の硬直によって神経が圧迫されることで起こります。
鍼灸は、その原因となる深い部分の筋肉に直接アプローチできるため、神経の通りを整え、根本的な改善を促す効果がございます。
また、血流や神経伝達、自律神経のバランスを整えることで、体全体の回復力(自然治癒力)を高める働きもございます。
鍼灸は深層筋の緊張をゆるめ、神経の通りを整える
頚椎症で手がしびれるのは、首の深い場所にある筋肉(特に斜角筋・肩甲挙筋・頭板状筋など)が硬くなり、
そのすぐそばを通る神経や血管を圧迫していることが多いためです。
これらの筋肉は姿勢の悪化や長時間のデスクワーク、ストレスなどによって緊張しやすく、一度こわばると自然にほぐれるまでに時間がかかります。
鍼灸は、こうした「体の深部にある筋肉」に、的確に刺激を与えることができる施術です。
鍼で直接筋肉を刺激したり、ツボにアプローチすることで筋肉の緊張をゆるめ、神経や血管の圧迫を解消し、しびれや痛みといった症状を緩やかに改善へ導きます。
鍼灸で血流と神経伝達を改善し、自然治癒力を高める
鍼灸治療は筋肉の緊張を緩めるだけでなく、血流や神経の伝達機能を整える働きもございます。
これにより、体が本来持つ「治ろうとする力(自然治癒力)」が高まり、症状の再発防止にもつながります。
筋肉が硬くなると、血管が圧迫されて酸素や栄養が十分に行き渡らなくなります。
この状態が続くと老廃物がたまり、痛みやしびれが慢性化してしまう可能性が高くなります。
鍼灸では、鍼による微細な刺激で局所の血流を促進し、細胞の修復を早めることができます。
さらに、神経の働きが正常化することで、痛みやしびれの信号が抑制され、症状がやわらぎます。
頚椎症の可能性をチェックするセルフサイン
頚椎症は、初期のうちは単なる「肩こり」や「疲れ」と見分けがつきにくく、多くの方が自覚を持たないまま悪化させてしまいます。
しかし、いくつかの特徴的なサインを知っておくだけで、早い段階で「これはただのこりではないかもしれない」と気づくことができます。
次のような症状がある場合、頚椎症による神経圧迫が起きている可能性がございます。
・夜中に手がしびれて目が覚めることがある
・首を後ろに倒したり横に向けたときに、腕や手にビリッとしびれが走る
・朝起きたときに腕が重だるく、しびれが強くなっている
・長時間のデスクワークで首・肩が固まり、手の感覚が鈍くなる
これらの症状は、首の骨の変形や深層筋の緊張によって、首から腕へ伸びる神経が圧迫されているサインです。
神経が圧迫されると血流が悪くなり、手指に十分な酸素や栄養が届かなくなることで「しびれ」や「重だるさ」が出てきます。
症状が軽いうちに鍼灸を始めることで改善が早まります
鍼灸は、症状が軽いうちに始めるほど効果が出やすい治療法です。
痛みやしびれが慢性化する前に、筋肉や神経のバランスを整えることで、炎症や血流不良を最小限に抑えることができます。
一方、長期間しびれを放置してしまうと、神経が過敏に反応し、痛みや感覚異常が長引くこともございます。
少しでも「おかしいな」と感じた時点で鍼灸を受けることが、頚椎症によるしびれを長引かせない最大のポイントです。
まとめ
ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。
今回は【手の痺れは頚椎症が原因?鍼灸治療で根本から改善】についてご紹介させていただきました。
手や指先にピリピリ・ジンジンとした痺れを感じることはございませんでしょうか?
近年、デスクワークやスマホの使いすぎによって神経の痺れを引き起こすことがございます。
手や指先の痺れが続く原因の一つとして【頚椎症(けいついしょう)】が関係している可能性がございます。
頚椎症とは、首の骨(頚椎)や椎間板が変形し、神経の通り道が狭くなることで起こる疾患です。
神経の通り道が狭くなると神経が圧迫されたり、神経が過敏に反応してしまうことで痺れや痛み、感覚の鈍さが生じてしまいます。
当鍼灸院では、頚椎症から起こる手の痺れに対して鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療をおすすめしております。
鍼灸治療をおすすめする理由として【深層筋の緊張をゆるめ、神経の通りを整える】【血流と神経伝達を改善し、自然治癒力を高める】の2つの効果が頚椎症の痺れを改善することができるためです。
詳しい効果についてはブログ内に書いておりますのでご参照いただければと思います。
また、痺れの原因が頚椎症であるかのチェック方法も最後にご紹介しております。
痺れの原因は様々ございますが、頚椎症によるものであれば早めにご相談いただくことで早期改善が望めます。
頚椎症による痺れにお悩みの際は、ぜひ一度ご相談くださいませ。
その他に気になる点やご不明点がございます際には、お気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】までお問い合わせくださいませ。
【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師:熊谷陸
この記事を書いた人

あん摩マッサージ指圧師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第146112号)
はり師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 184484号)
きゅう師免許証(国家資格 厚生労働大臣認定 第184295号)
公益社団法人 日本鍼灸師会 会員
公益社団法人 埼玉県鍼灸師会 会員
所沢市鍼灸師会 会員
サウナマイスター
習字 2段
書記 2段
空手 茶色帯
◯実績
FCバルセロナアカデミートレーナー帯同
MLBロサンゼルス・エンゼルス研修
ZUMBAカンファレンストレーナー帯同
東急スポーツサッカートレーナー帯同
おこしやす京都トレーナー帯同
社会人野球部トレーナー研修
都内鍼灸接骨院にて院長