スマホやデスクワークによるデジタル肩こりには鍼灸治療がおすすめ

こんにちは。【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師の熊谷陸です。→熊谷陸の経歴・実績についてはこちら

こちらのブログでは近年増えているデジタル肩こりに対する鍼灸治療の効果をご紹介しております。

デジタル肩こりとはスマホやPCの長時間使用することによって起こる肩こりのことを指します。お仕事でのデスクワークやNetflixやAmazonプライム、YouTubeのコンテンツ増加によってスマホを見る時間が増えている現代では非常に増えている疾患です。

こちらのブログを参考にしていただき、デジタル肩こりを解消する治療法のご参考になりますと幸いです。

所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院ではデジタル肩こりへの鍼灸治療に力を入れております。所沢・小手指周辺でデジタル肩こりにお悩みの際にはどうぞお気軽にご相談くださいませ。

→デジタル肩こりに対する鍼灸治療のご相談はこちら

デジタル肩こりには鍼灸治療がおすすめ

当鍼灸院では、デジタル肩こりの解消には鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)治療をおすすめしております。

鍼灸は、スマホやデスクワークで疲れが溜まる肩や首の筋肉に対して、筋肉の奥深くにアプローチして根本からコリをほぐすことができます。

また、眼精疲労が原因で肩こりを引き起こすことも多い現代社会では、鍼灸によって目の疲れを軽減する効果も期待できます。

鍼灸がなぜデジタル肩こりに効果的なのか、それぞれ具体的にご紹介させていただきます。

筋肉の奥深くまで鍼で直接アプローチ

鍼灸治療の鍼(はり)を使用することで、首・肩の奥深くにある筋肉に直接刺激を加えることで肩こりの根本的な原因から改善することができます。

鍼灸がなぜ深部の筋肉に届くのか、その理由は鍼の特性にございます。

鍼は非常に細く、また柔軟性があるため身体の特定のツボや筋肉層に正確に刺し入れることができます。これにより、表層だけでなく筋肉の奥深くにまで影響を与えることが可能です。

鍼が刺さると体内では自律神経や免疫系が反応して、血流が促進されます。この血流の改善により、慢性的な肩こりや筋肉の緊張が緩和されて疲労物質の排出も促進されます。

特にデジタル肩こりのような長時間同じ姿勢で過ごすことが原因の肩こりは、筋肉が硬直して血行が悪くなることが多いので、鍼灸治療による血流改善は非常に効果的です。

マッサージや整体といった手技療法ではアプローチの難しい深い位置まで鍼灸治療ではアプローチできますので、なかなか改善しないデジタル肩こりの方はぜひ一度お試しください。

鎮静作用で神経にまでアプローチ

鍼灸は神経系にも働きかけるため、痛みを感じる神経の興奮を抑える作用がございます。

デジタル肩こりが慢性化すると筋肉の凝りだけでなく、炎症や血流の悪化によって体内の痛みを感じる神経が過剰に反応するようになり神経の興奮状態が起こります。

その結果、神経の興奮によってさらに筋肉を硬直させたり血行不良を起こさせてより強い肩こりの痛みや症状を引き起こしてしまいます。

鍼灸治療は、表面的な痛みの緩和だけでなく、神経にも作用を起こさせることで根本的な原因に働きかけてより長期的な改善を目指す治療法となります。

眼精疲労からくる肩こりにも効果的

デジタル肩こりは、肩や首の筋肉の問題だけでなく、眼精疲労が大きな原因となることがございます。

スマホやパソコンの画面を長時間見続けることで目の周りの筋肉が緊張して、その結果肩や首にまで負担がかかります。このような場合、目の疲れを軽減しない限りは肩こりも解消されにくいのです。

目の周りや首のツボを刺激することで、眼精疲労を緩和して目の周囲の血流を促進します。目がスッキリすると、自然と肩や首の筋肉の緊張も和らぎ、肩こりが改善される効果が見込めます。

眼精疲労のツボとして「攅竹（さんちく）」や「晴明（せいめい）」といった目の周りのツボに鍼を刺すことで、目の疲れが劇的に和らぐ効果が報告されています。

これにより、デジタル機器の使用による眼精疲労が軽減されて結果的に肩や首の筋肉もほぐれ、全体的な体のバランスが取れるようになります。

デジタル肩こりに悩んでいる方は、肩や首だけではなく目のケアも大切です。鍼灸治療は、目と肩の両方にアプローチできるためデジタル肩こりには非常におすすめな治療法となります。

→眼精疲労からくる肩こりの解消法について詳しくはこちら

デジタル肩こりの原因と影響

デジタル肩こりの原因は、主にスマホやパソコンなどのデジタル機器を長時間使用することにございます。

これにより、肩や首・背中の筋肉が慢性的に緊張して血流が悪化して肩こりや痛みが発生します。

また、長時間の不自然な姿勢が筋肉や神経に負担をかけるため肩こりの症状が深刻化することがございます。

さらに、眼精疲労もデジタル機器の使用により起こりやすく、それが肩や首のコリに影響を与えます。

このような複合的な要因により、デジタル肩こりは現代社会で多くの人が直面する問題となっております。

スマホやパソコン使用時の姿勢が引き起こす問題

デジタル肩こりの大きな要因の一つが、スマホやパソコンを使用する際の不自然な姿です。

特に、スマホを見る際に多くの人がやってしまう「スマホ首」と呼ばれる姿勢は、首を前に突き出して肩を内側に巻き込んでしまう形になりがちです。

この姿勢が長時間続くことで、肩や首の筋肉に負担がかかり筋肉の硬直や血流不全を引き起こします。

例えば、スマホを長時間使用する時、通常の頭の位置と比べて首が前に突き出た姿勢を取ることが多いです。

この時、頭の重さが首や肩の筋肉に直接負荷をかけます。人間の頭は約4.5kg程度あるため、首が前に傾くとその重量は倍となり首・肩へと負担をかけるため筋肉は過剰に働き続けなければなりません。

これにより、首や肩の筋肉が緊張して疲労が蓄積されていきます。この筋肉の緊張や疲労の蓄積によって神経を刺激して肩こりや頭痛、場合によっては手のしびれを引き起こすこともございます。

長時間のデスクワークが肩に与えるストレス

長時間のデスクワークは、肩や首に大きなストレスを与えます。

デスクワークの際、多くの方が一定の姿勢を長時間保つため筋肉が動かずに固まってしまうことがございます。

特に肩甲骨周辺の筋肉や僧帽筋が長時間の静止姿勢によって疲労するためこれが肩こりの原因となる傾向にございます。また、デスクワーク中に手や腕を多用することで、腕から肩にかけての筋肉も疲労が蓄積されます。

デスクワーク中に頻繁に見られるのが、無意識に肩をすくめた姿勢や肘を机に置いたまま肩に力を入れたままの状態です。

これらの姿勢が続くと、肩周りの筋肉が過剰に緊張して血流が悪化します。

血流が滞ることで、筋肉に必要な酸素や栄養が供給されにくくなり疲労物質が溜まることでさらに筋肉が硬くなるため痛みが増幅します。

また、長時間のパソコン作業やデスクワークでは姿勢が悪化することが多く、これが神経を圧迫しやすくなります。

圧迫された神経は筋肉をさらに緊張させたり、痛みを増幅させたりします。

このように、デスクワークが肩や首に与えるストレスは非常に大きく、これが慢性的な肩こりの原因となるのです。
→デスクワークでの肩こりの原因について詳細はこちら

まとめ

ここまでブログを読んでいただきありがとうございます。

今回こちらのブログでは【スマホやデスクワークによるデジタル肩こりには鍼灸治療がおすすめ】についてご紹介しております。

デジタル肩こりは、現代の生活習慣に深く結びついた問題ですが鍼灸治療を受けることで、筋肉の深部にまでアプローチし、根本的な改善ができます。

特にスマホやパソコンの使用による長時間の姿勢維持が原因となる肩こりや眼精疲労による影響も含めて、鍼灸は効果的な治療法となります。

ブログ内でご紹介した通り、鍼灸は筋肉の奥まで届き、血行促進や神経の興奮抑制といった多方面にわたるメリットを持っています。

デジタル肩こりは、単なる筋肉の緊張だけではなく、眼精疲労や神経の興奮も大きな要因となっています。

鍼灸治療は、これらすべての要素に対して同時にアプローチできるためデジタル肩こりの改善には非常に効果的です。

特に、肩や首の筋肉の深層に届くことで筋肉を柔らかくし、血流を改善します。

加えて、目の周りのツボを刺激することで、眼精疲労を緩和して肩こりの原因を根本から取り除くことができます。

また、日常生活におけるストレスは、デジタル肩こりの一因ともなります。

ストレスが溜まると知らず知らずのうちに筋肉が緊張して肩や首に痛みが出てきます。

このストレス性の肩こりに対しても鍼灸は効果を発揮します。

鍼灸は、ツボを刺激することで自律神経を整えてストレスによる身体の緊張を緩める効果が期待できます。

また、ストレスが原因で肩こりや首の痛みが悪化するとさらに集中力が低下して、仕事や日常生活のパフォーマンスが下がる悪循環に陥ることも少なくありません。

鍼灸治療を定期的に受けることで、ストレスが軽減されて肩や首のコリが和らぐと自然と気持ちもリラックスすることができるため生活習慣に良い影響を与えます。

肩こりや眼精疲労に悩まされない快適な生活を送るために、ぜひ鍼灸を検討してみてください。

その他に気になる点やご不明点がございます際にはお気軽に【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】へご相談くださいませ。

【所沢肩こり腰痛マッサージ鍼灸院】鍼灸マッサージ師：熊谷陸